YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

確認必須な箇所

2022年05月07日 | バイク一般

 GWも終わりかけて事故や故障、立ち往生など色々なトラブ
ル話が舞い込んできた。
とにかく大型連休には魔物が待ち構えているね。w
さて、これから説明する箇所はバイクの機能のうち、旅行
先で故障したら帰宅困難になる箇所の代表例だ。
出発する前には必ず点検し、整備や部品交換が必要なら完了
してから出かけた方が良い例なのだ。

 ブレーキパッドの残量を確認する。

減っているなら迷わず交換する。
出先で異音が起きて限界を通り過ぎて立ち往生している
人たちに助言した事がある。
一番ちかいバイク屋や用品店を紹介し、電話で車種名を
伝えて在庫確認後に向かう事になった。

 ドラムブレーキの摩耗限界を確認。

ブレーキペダルをいっぱいまで手で押さえてインジケー
ターを見ればよい。
ブレーキシューの摩耗限界まで来ていたらブレーキシュー
を交換したほうが良い。
これも都合よく店に在庫があれば良いんだが・・・

 クラッチワイヤーの目視確認。

クラッチレバーにカバーが有ればめくる。

 ワイヤーをのぞき込んで状態を目視する。

ほつれや大きな傷、数本切れていないか確認し、そんな
事が起きていれば迷わずクラッチワイヤーを交換する。

 クラッチレバーを引いて、隠れていたワイヤーも確認。

特にレバーの角の部分に擦れる箇所は切れやすいのだ。

 ドライブチェーンの振れ幅(あそび幅)を確認。
(分かりやすいように合成写真にしてみた)

適正範囲から外れてたら引き調整をすること。
極端に狭いとチェーンが切れる場合があり、広いとチェ
ーンが外れる場合があるのだ。
実際に起きているのを見た事がある。

アクスルシャフトを緩めた状態で調整し、締め込むと距離
が縮まる場合があるので、最後まで距離を確認する事をお
勧めする。

以上の箇所は不具合が発覚する前に整備したほうが大型連休
中のツーリングが安心だよ。
連休中は個人店とメーカーも休むため、出先で故障しても
直しようがない。
よって、これらの確認と整備は連休が始まる前の3~4週間前
に行い、交換部品の入手は早めに注文したほうが良い。
1週間くらい前に注文しても間に合わない事が多いのだ。

過去にこんな記事も書いたから一読すると良いだろう。
リンク→GW これだけは持ってゆけ