昨日は大仕事だったステムベアリングのメンテナンスを
やり切って満足したけど、そろそろフォークオイル交換の
タイミングなので今日の暇つぶしに実行したよ。
数年前に3年間熟成させたフォークオイルが凄く汚れてい
たから、前回よりも早めの交換時期にしたのだ。
交換方法は過去のYBRやYBの記事に何回か掲載している
ので「フォークオイル」でブログ内検索をすれば少しは
参考になるだろう。
動画などの解説も出回ってるから細かい作業工程は割愛
する。
フロントフォークを外して古いオイルを排出。
逆さまにするのに丁度良いエンジンガード。w
廃油の状態。
今回は新油の色が残ってる。
廃油と新油を比較してみた。
写真では目視しにくいけれど、廃油には細かい金属の微
粒子が混ざっていて、揺らすと木星の表面みたいな渦が
見られる。
今回もフラッシング作業を行った。
・中のカラーやスプリングを取り出す。
・古いオイルを排出。
・灯油を100cc入れてインナーチューブをしゅこしゅこと
往復させて排出を2回。
・逆さまにして往復させてから30分ほど放置。
・新油を計測して投入。
・インナーチューブをゆっくり往復させてから下まで下げ
て、しばらくフォークを立てて泡が消えるのを待つ。
・油面距離の調整はスポイトに印を書いて抜く。
めんどくさがりなので、分解せずにこの方法でやった。
町内を一周して動きに問題無し。
前回から約1年9か月振りのフォークオイルの廃油の色か
ら判断して、約2年毎に交換すると良いだろうな。
参考油面距離(使用フォークオイル粘度はG10)
・YB/YBR/YX/YS系
YBRのサービスマニュアルの油面指定は166mm(156cc)。
俺の場合は145mmに上げていたが150mmで問題ないと思う。
・YBR125G(上記機種よりフォーク長が30mm長い)
俺のタオバオ産G型フォークは200mm(165cc)で決定して
いる。
いよいよYB号でやる事が無くなりつつあるけれど、探せ
ば色々整備は思いつく。
こんなご時世だから、やり尽くすくらいやっても時間は余る。
GWはYB号の外装を外してフレーム掃除とサビ補修でもするか、
軽四号の室内掃除や点検・整備でもやろうかな・・・
以前新車のYBR125(2015)で油面が低すぎる感触があり、雷太様のブログを参考に油面150mmにしてみたところ大変レスポンスよく曲がる具合の良い足周りとなりました。
その後新車のYX125DXに乗り替えましたがYX125はノーマル状態でも「油面150mmのYBR125」の感触に近いもので満足していました。ところがフォークオイル交換時に何も考えなしに油面150mmにしたところ、やわらかく沈み込みの大きい「油面の低過ぎる感触」になってしまいました。「これはまずい」と思い足していったところ、油面50~40mm位でようやく元の感触に近いものに戻ったように感じます。
油面50mmは高すぎる気がしますが、交換後7000キロ程度の走行で漏れ等の問題は起きていないのでそのまま乗っております。しかしフォークオイルを抜く前に油面を測ったり、抜いたオイル量を計測しなかったのは痛恨のミスだと思っております。
もし雷太様がYB125SPのノーマルフォークをまだノーマル状態でお持ちであるなら、機会があれば油面・油量等計測していただけると幸いです。
YX125DXのフォーク内部品構成が変わったのか、あるいはスプリングレートが変わったのか不明ですが、足し算式調整法で満足ゆく結果になったなら、それで良いと思います。
幸いYB125SPの純正状態を保存していますので、一度簡易的に油面を測ってみたいと思います。
油量となると各部品に付着した分まで回収するのは不可能ですから、油面を巻き尺で測っておくくらいですかね。
その後の微調整は追加式と単気筒のWeb計算式で決定すれば良いでしょう。
ありがとうございました。