YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

チューブ外してチューブレス!

2016年12月24日 | YB125SP改造

パンクっていやだねぇ。(-_-)
修理が面倒・・・・・・

朝一番で原因の金属片を抜いてみた。

長い! これってハンドリベッターの捨てシャフトじゃない?

とにかくリアタイヤを外す。

今回は携行しているパンク修理セットの道具でタイヤをホイール
から外せるか試してみたよ。
自作KAWASAKIスパナーレバーと工具屋オリジナルの自転車用
強化タイヤレバー。

ちょっと手こずったけれど無事に外せたので、フロントなら楽勝だな。

さてと、チューブの穴を修理・・・・・・しないのだ。( ̄ー ̄)ニヤリ


以前から構想を練って居た細工をホイールにする。

用意していたのは太平洋工業(パシフィック)のクランプインバルブ
JS430。(リアはL字型のバルブの方が使いやすい)
本来は高圧・高速条件のタイヤ用のネジ止め式チューブレスバルブだけど、
これを利用してYB125SPのタイヤをチューブレス化したいのだ。

指定トルクは2.0±0.5N・m。

トルク値が低いトルクレンチを持っていないので、こんな感じに
シールゴムが少し膨らむ程度に締めれば良い。
締めすぎると変形したり耐用年数が短くなるから、ナットは
1~1・1/4回転程度の締めこみと思えばよいだろう。

問題はYBのホイールがチューブレス用じゃない事。

チューブレス用には穴周辺にスナップインバルブ用の座グリが
あるけど、これには無くて湾曲している。
クランプインバルブを仮に付けると隙間ができてしまうのだ。

これを無理やり締めこむと異常変形して具合が悪い。
どうしよう?

無い頭を絞って考えたら、こんなもんになりました。

バルブのシールをニッパーやカッターナイフ、紙やすりを使って
加工し、斜面を作ってあげる。

仮組すると無加工にくらべてマシになったよ。
そのまま締めこむ。

良い具合のふくらみと密着具合になった。

全周にわたって密着してるので大丈夫でしょう。

本決まりになったから、ロックナットを締める。

回り止めなので、きつく締めこむ必要は無い。

タイヤをホイールに組み込んで、パンクの修理をした。

チューブレス式修理法は栓をするだけだから簡単だ。

ビードは簡単に上がり、空気を規定圧まで入れてもシューシュー
漏れる事も無かったよ。

クランプインバルブを使って、チューブ式タイヤとチューブ式ホイールを
チューブレス化する、とっても普通じゃない状態。
タイヤ空気圧管理と自己責任を伴うので、タイヤ交換作業に慣れて
いない
方は真似しない方が良いでしょう。

さて、試走も兼ねて出かけてきた。

先日はソバだったけれど、今日はウドン。
懐かしの麺類自動販売機で少し遅い昼食になった。

午後1時で空き器はこの高さ。
けっこう人が訪れているようだ。

予想外のパンクだったけれど、おかげでチューブレス化するきっかけ
になったので、金属片に感謝!するわけない。
まったく迷惑な話なのであった。

試走した結果、空気漏れも起きず、いつものようにショートカット
林道や山坂道を走り回って帰宅できた。

もうパンクは怖くないぞ。(嘘

一晩経って空気圧を確認したけど、抜けていないからチューブレス化
は成功したと思う。