もう10年ちかく愛用の45Lコンテナはキャンプの時に大活躍してたけれど、調子に乗ってあれこれ
詰め込むと重心が高くなってバイクが不安定になる。
YBR125の場合、車体自体が軽量なので積み過ぎると駐輪時に傾いて転倒する可能性があり、
少し積載量に制限をもたせようかと思ってた。
隙間があればついつい詰め込めるだけ積むという経験はみなさんにもあるだろうw
長旅でも無いかぎり、この手の箱の中には絶対に濡れてほしくないシュラフ、着替え程度が入れば
十分だと思う。
都合よく[アイリスオーヤマ 密閉RVBOX カギ付 460 容量:30L]と呼ばれる商品が発売されて
いて、前から気になってたから入手する事にしたけど・・・以前はホムセンに立ち寄るとけっこう見かけたの
に、最近うちの近所じゃなくなっててちょっと焦ったよ。
探した結果、ユニディに在庫があり通販よりも安くなるので即購入。
もともとRVBOXにはラッシングベルトを通す穴が開いてるので、バイクに積む人達はこれを利用する例が
多いが、俺的には普通の伸縮コードで固定する方が好き。
あまりガチガチに固定すると転倒時に力が逃げずに箱が壊れる可能性があるのと、車体側にベルトを引っ
掛ける都合の良い場所が意外と見つからないからだ。
また、縦横どちらにも対応しやすい自由度も欲しい。
今回も45Lコンテナで採用してた「バラ回転コード掛 BH-618」をRVBOXにも取り付けて固定する方法
を採用する。
いきなり完成した姿がこれ。横置き積載。
蓋も自由に開け閉め出来る。
縦置き積載も簡単にできる。
中華フラットキャリヤとの相性も抜群だ。
改造に使った部品構成は以下の通り。
2mm厚のアルミ平棒を切って4mmの穴を開ける。
防水用にゴム板も用意して4mmのポンチで丸穴を開ける。(実はこのゴム、使わなくなったタイヤの
リムバンドなんだ)
M4のビス・ナット・スプリングワッシャで固定する。
コード掛の穴は3.5mmなのでドリルで4mmに広げておく必要あり。
コード掛の位置。
あれこれ考えて決定した位置は底から80mmの場所だった。
ビスの頭が内側になるように組み立てると、荷物に引っかかる事が無くて具合が良い。
防水用のゴム板のおかげで雨天時でも水の侵入は無い。
また、アルミの押さえ板のおかげでたわんだ時の力が分散して穴付近が割れるのを防いでくれる。
加工の手間は有るが1回作れば例え箱が変わっても流用可能なので苦労の甲斐はあると思うよ。
積載時に箱底の縁が食い込んでシートに負担がかかったり破らないように下に敷く保護マットも用意した。
ハメ込みマットと呼ばれる高密度のスポンジでホムセンの風呂用品売り場で見つけた物を使い、ハメ込み
用の耳をハサミで切り落とした。
横置きの様子。
うまい具合に滑り止めの役目もする。
縦置きの様子。
ダイソーでも同じ機能の物が2枚105円で売られて居たのでちょっとガッカリしたけど、これでも147円。
このマットはキャンプ地に着いたら別の使い方ができて、例えばちょっとした物置に使ったり地面に置いて
あぐらをかいて座ったり、折りたたみ椅子のクッションにも使える。
せっかく更新した箱なので早く実戦投入してみたいものだ。