Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

不確定性原理の破った!“小澤の不等式”は量子ゆらぎと測定誤差を区別

2012年01月21日 | 物理

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 物理の根幹、新たな数式 
 科学技術の根幹にある量子力学の「不確定性原理」を示す数式を書き換える、名古屋大の小澤正直教授の予測が、ウィーン工科大の長谷川祐司博士らの実験で確認された。1月15日付で科学誌ネイチャー・フィジックス電子版に報告する。絶対に破られない量子暗号などの技術開発に役立ちそうだ。

 「不確定性原理」は、ドイツのノーベル物理学賞受賞者ハイゼンベルクによって1927年に提唱された。位置と速度のように組み合わせ関係にある2つの物理量を正確に測定することは原理的に不可能である、とする。小澤教授は、「ハイゼンベルクの不等式」に代わる「小澤の不等式」を2003年に発表し、測定前の状態によっては2つの物理量の同時測定が可能な場合があることを示していた。

 小澤理論を実験的に実証することは、これまで困難とされていたが、今回、長谷川准教授らが開発した最先端の中性子光学実験装置により、「ハイゼンベルクの不等式」の破れを実験的に観測することに世界で初めて成功した、という。名古屋大学は今回の成果について、基礎科学の発展にとどまらず、ナノサイエンスの新たな測定技術、重力波の検出、量子暗号の開発への応用が期待できる、と言っている。



続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia  不確定性原理 日経サイエンス ハイゼンベルグの不確定性原理を破った!小澤の不等式 

新装版 不確定性原理 (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社
ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか
クリエーター情報なし
日経BP社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。