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わすかなCO2増加でも海洋は酸性化、炭酸イオンの減少で貝やサンゴが消える?海の酸性化の仕組み

2017年10月01日 | サイエンスジャーナル

 海洋の酸性化とは?

 地球温暖化に関係のあることとして海洋の酸性化がある。人間活動によって排出される二酸化炭素は、地球温暖化を引き起こす主要な温室効果ガス。地球温暖化は、海水温の上昇や海面水位の上昇を引き起こし、海洋環境にも影響を及ぼすとされる。

 さらに近年、大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されている。海水中のpHは一般的に弱アルカリ性を示し、表面海水中での約8.1から深くなるにつれてpHは下がり、北西太平洋亜熱帯域では水深1000m付近で約7.4と最も低くなりる(北西太平洋亜熱帯域でのpHの平均的な鉛直分布)。

 これは、深くなるにつれて有機物の分解により海水中の酸素が消費され、全炭酸濃度が増加することによる。二酸化炭素が多く溶け込むとpHが下がり、海水のアルカリ性が弱まる。海洋酸性化の指標として用いられるpHは、水素イオン濃度の逆数の対数で定義される値であり、水素イオン濃度が増えるとpHは下がる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル:http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/09/20170901_01.html

海から見た地球温暖化
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海洋と生物 207 Vol.35-No.4 2013
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