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アップル、ジョブズ氏の残した多彩な作品「iMac、iPod、iPhone、トイストーリー」

2011年11月01日 | IT

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 iPhone4を手にして
 私がスティーブ・ジョブズ氏を知ったのは、確かApple社のCEOとしてiPhone4の商品紹介のプレゼンをしているのを、テレビ番組で見たときからだったと思う。面白そうだとは思ったが、なかなか手に入れることはできずにいた。そして、最近になってようやく、念願のiPhone4を手に入れた。あっという間に引き込まれていた。

 スティーブ・ジョブズ氏はすごい人だ。そう思っていたところで、弔報を聞くことになった。Macintosh、iMac、iPod、iPhone、iPad、どれもこれもセンスがよく、エンターテイメント性を備えている。このセンスの良さは、あの「トイストーリー」や「ファインディングニモ」を制作した、ピクサー・アニメーション・スタジオの会長時代に身につけていたことも後で知ることになった。

 もっと早く出会いたかった。しかし、知らないうちに彼の作品とはと出会っていた。死去前日(10月4日)の午前中にiPhone 4Sの正式発表が行われていて、かろうじてその発表を見届けてからの死去となった。ご冥福をお祈りする。

 前アップルCEO、スティーブ・ジョブズ氏死去
 米電子機器大手アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳。ジョブズ氏は体調不良を原因に8月に米アップルの最高経営責任者(CEO)職を辞任していた。

 ジョブズ氏は1976年にアップルを共同創業し、パーソナルコンピュータ「Apple」や「マッキントッシュ」などを発表、同社を世界的な企業に押し上げたが、社内的な対立で1985年に退社。1986年に設立したピクサー・アニメーション・スタジオは、多くのヒット作を出して、世界屈指の映像制作会社となった。

 1997年、経営悪化で苦しむアップルの経営トップに復帰し、2000年には最高経営責任者(CEO)に就任した。復帰後は斬新なデザインのパソコン「iMac」を大ヒットさせ、携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」で音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱に育てるなど、業績を急回復させた。

 その後も、2007年に発売したスマートフォン(多機能携帯)「iPhone」、10年のタブレット型情報端末「iPad」と、革新的な製品を次々と世界に送り出し、同社をパソコン大手から、デジタル家電やメディア配信事業を含むIT企業の雄へと変貌させた。2011年4~6月期決算では売上高と最終利益で過去最高を更新、アップルは株式時価総額で世界最大のIT企業となった。

 一方で、2004年に膵臓がんが発覚。半年程度の療養後、仕事に復帰したものの、2011年1月から再び病気療養で休職し、8月にはCEOを辞していた。スティーブン・ポール・ジョブズ(Steven Paul Jobs、1955年2月24日 - 2011年10月5日)は、アメリカ合衆国の実業家。スティーブ・ウォズニアック、ロン・ウェイン、マイク・マークラらと共に、商用パーソナルコンピュータで世界初の成功を収めたアップル社の共同設立者の一人。また、そのカリスマ性の高さから、発言や行動が常に注目を集め続けた。(msn 2011.10.6)

 ITの革命児、波乱の道のり
 56歳の若さで死去した米電子機器大手アップルの創業者で現会長、スティーブ・ジョブズ氏。一時代を築いた「ITの革命児」の道のりは、決して平坦(へいたん)ではなかった。

 米サンフランシスコに生まれ、すぐ養子に出される。大学を中退後、1976年に友人とアップルを創業。パーソナルコンピューター「マッキントッシュ」がヒットし、一躍若手起業家の仲間入りを果たした。

 しかし、経営対立から会社を追われる。再びコンピューター会社を立ち上げるが成功しなかった。この会社をアップルが買収、1997年に古巣に戻った。

 経営トップに立つと製品の種類を絞り込み、「21世紀のウォークマン」とする「iPod(アイポッド)」を発売。さらに高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」、タブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」とヒット商品を連発。直感的な操作と美しいデザインにこだわり、若年層を中心に爆発的な人気を博した。

 今年3月には、病気療養中ながら新製品iPad2の発表会に登場。成功の秘密について「技術が教養や人間性と結びついてこそ、人の心を動かすことができる」と強調していた。

 また、IT機器とコンテンツ供給サービス一体の「統合モデルは大きな強み」と話し、ネット検索最大手グーグルなどとのデジタル時代の覇権争いを見据えていたが、志半ばでの死去となった。(msn 2011.10.6)

 スティーブン・ポール・ジョブズ 
 スティーブ・ウォズニアックと共に、ワンボードマイコン「Apple I」を開発・販売し、アップル社設立後には、パーソナルコンピュータ「Apple II」を発表。株式公開後には2億ドルもの巨額を手中にし、20代でフォーブスの長者番付に載り、世間の注目を集めた。

 ゼロックス社パロアルト研究所を見学した際、Altoで動作していた暫定Dynabook環境のグラフィカルユーザインターフェースにインスピレーションを受け、パーソナルコンピュータ「Lisa」を開発。続いて、ジェフ・ラスキンらのMacintoshプロジェクトの主導権を握り、新たなコンピュータ像を創造した。発表された「Macintosh」は、当時存在したあらゆるパソコンを凌駕する洗練されたものであり、再び時の人となった。しかし、本人の立ち居振舞いのために社内を混乱させたとされ、アップルの役員達から社内でのすべての職を剥奪された。

 アップル退職後、ルーカスフィルムのコンピュータ・アニメーション部門を買収して、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立。また、自ら創立したNeXT Computerで、ワークステーション「NeXTcube」と先進的オペレーティングシステム (OS) NEXTSTEPを開発した。1996年、業績不振に陥っていたアップル社にNeXTを売却することで復帰、1997年には、暫定CEOとなる。その後、ライバルとされていたマイクロソフトとの資本連携に踏み切り、Macintosh互換機へのライセンスを停止、社内のリストラを進めてアップル社の業績を回復させた。

 2000年、正式にCEOに就任。2001年から2003年にかけてMacintoshのOSをNeXTの技術を基盤としたMac OS Xへと切り替える。その後はiPod・iPhone・iPadといった一連の製品群を軸に、アップル社の業務範囲を従来のパソコンからデジタル家電とメディア配信事業へと拡大させた。

 暫定CEOに就任して以来、基本給与として、年1ドルしか受け取っていなかったことで有名であり(実質的には無給与であるが、この1ドルという額は居住地の州法により、社会保障を受けるために給与証明が必要なことによる)、このため「世界で最も給与の安いCEO」とも呼ばれた。2006年に、ピクサーをディズニーが買収したことにより、ディズニーの個人筆頭株主となり、同社の役員に就任したが、ディズニーからの役員報酬は辞退していた。

 2011年10月5日、アップルはジョブズが死去したと発表した。別の報道では死因は膵癌に伴う呼吸停止と報道している。56歳没。(Wikipedia)

 ジョブズに対する評価 
 長年ライバル関係であったが30年来の良き友人でもあったビル・ゲイツを始めとする世界中の業界関係者からその死を惜しむ声が相次ぎ、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領も弔意を表明した。

 スティーブのように深い影響力を与えられる人間は、めったにいない。その影響はこれからの多くの世代にも受け継がれるだろう。—ビル・ゲイツ, The Gates Notes, 2011年10月5日

 スティーブは米国のイノベーターの中で最も偉大な一人でした。違う考えを持つことに勇敢で、世界を変えられるという信念に大胆で、そしてそれを成し遂げることに十分優秀でした。この星で最も成功した会社の1つをガレージから作り上げることで、彼は米国の独創性の精神を実証した。スティーブは毎日が最後の日であるかのように生き、私たちの生活を変え、全産業を再定義し、私たち一人一人が世界を見る方法を変えました。—バラク・オバマ, The White House Blog, 2011年10月5日

 ジョブズには1000マイル先の水平線が見えていた。しかし彼にはそこに到達するまでに通らなければならない道の詳細は見えていなかった。それが彼の天才性であり落ち度でもあった。—ジェイ・エリオット

 他人の脳みそを盗むのはジョブズにとって普通のやり方さ。まず人のアイデアを鼻であしらっておいて、その1週間後には、素晴らしいアイデアを思いついたなんていいながら戻ってくる。そのアイデアというのは、もちろん1週間前に誰かがジョブズに話したアイデアなんだ。我々はジョブズのことを現実歪曲空間と呼んでいたのさ。—ジェフ・ラスキン

 スティーブはまさに刺激的な存在だ。放漫で、暴虐で、激しく、無い物ねだりの完全主義者だ。彼はまた、未成熟で、かよわく、感じやすく、傷つきやすくもある。そして精力的で、構想力があり、カリスマ的で、さらにおおむねは強情で、譲らず、まったく我慢のならない男だ。—ジョン・スカリー

 人は私がクソ野郎についての本を書いていると聞きつけるや否やスティーブ・ジョブズについての話を話し始めただろう。シリコンバレーでいかにジョブズが恐れられているか、そのレベルには驚嘆するものがある。彼は人を震え上がらせ、悲嘆にくれさせる。だが、彼はほとんどいつも正しく、たとえ間違えている時でも、その創造性の豊かさには目を見張るものがある。—ロバート・サットン(スタンフォード大教授)

 民主主義に沿ってたんじゃ、素晴らしい商品なんて創れっこない。闘争本能の固まりのような独裁者が必要なんだよ。—ジャン・ルイ・ガセー(Be社創業者、元アップル社員) 

スティーブ・ジョブズ I
クリエーター情報なし
講談社
スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)
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