18種の毒ヘビに有効、画期的な血清製造法を開発
熊本ではまだまだ余震が続いているようだ。日本は地震の多い国であるが、日本に生まれて幸運に思うことの方が多い。それは、今はまだ平和なこと、経済がゆたかであること、おいしい水が豊富にあること、風光明媚なこと、そして毒蛇が少ないことかもしれない。
世界では、毎年9万4000人もの人々が毒ヘビに咬まれて命を落としている。死者数が特に多い地域は、南アジアとサハラ以南のアフリカだ。
彼らの命を救えないのは、抗ヘビ毒の血清が手に入りにくいからだ。ヘビ毒は複数の種類のタンパク質からなり、ヘビの種類によって成分や構成が異なる。そのためかなり最近まで、毒ヘビに咬まれたら、その種類のヘビの毒にだけ効く専用の抗毒血清で治療するのが最善とされてきた。
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参考 National Geographic news: 18種類の毒ヘビに有効、画期的な血清製造法を開発
毒物雑学事典―ヘビ毒から発ガン物質まで (ブルーバックス) | |
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毒ヘビのやさしいサイエンス:咬まれるとアブナイ話 | |
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化学同人 |