ベトナムでは、どこでもおいしいコーヒーが気軽に飲める。
個人的意見としては、現地の街角で飲むコーヒーの中では、
コロンビアについで二番目においしいと思っている。
ベトナムはコーヒー豆の大生産国で、
輸出高はブラジルについで世界第二位である。
ただ、酸味や渋みが強いロブスタ種であるため、
ブレンドコーヒーやインスタントの原料として使用されている。
残念ながら、「ベトナム・コーヒー」としては売られていない。
アラビカ種も生産されているが、生産量は少ない。
コーヒー栽培は、主にベトナムの中部高原地帯で行われている。
1980年代、外貨獲得の換金作物のひとつとして、
政府の勧告により、いわば強制的にはじまった。
しかし、ベトナムのコーヒー輸出高の急増とともに、
国際的なコーヒー豆の価格が暴落。
コーヒー栽培農家はわずかな収入しか期待できなくなった。
しかも、主穀の栽培ができなくなったため、
こうした地域で、たびたび飢餓が発生する事態もまねいた。
世界銀行とFAO(国連食料農業機関)の勧告に、
ベトナム政府が無思慮に従い、
食料自給自足政策を廃止した結果である。
おそらく、コーヒー輸入業者だけは暴利を得ているに違いない。
確認は取っていませんが、最近では、タイのイサーン(東北部)のコラート周辺でも栽培しているようです。(間違っていたら、誰かコメントください) ここ数年、タイの東北部をドライブしているとレギュラーコーヒーとタイ語で書かれた看板が頻繁に見受けられるようになりました。コーヒー屋に言わせるとアラビカはタイで作っていると言っていました。
ちなみに、わたしが初めてタイでのコーヒー栽培を実際に見たのは1980年代後半です。当時、タイ北部のラフ族の村で阿片栽培に代わる物として実験的に生産していました。
いつも読ませて頂いております。地球環境保全を仕事にしている者です。
遠くの国の争いや貧困と、自分の生活がここまで深く関わっているのだということを実感しました。ダイヤモンドを贈る相手は、それが理解できる人であって欲しいと思っています。今のところ予定はありませんが・・・
事後報告になってしまい恐縮なのですが、自分に縁のあった人にも中司さんのブログを読んでもらいたいと思っていますので、私のブログにリンクを貼らせて頂いております。
どうか健康、安全にお気をつけて。
いつも応援しております。
タイでコーヒーが栽培されているのは知りませんでした。案外、アジアの他の地域でも栽培されているのかも知れませんね。機会があれば、調べてみたいと思います。
やすさん、リンクありがとうございます。
こちらもリンクさせていただきます。
贈られたダイヤモンドが、世界を理解する一助になれば、ダイヤも本望だと思います。輝くダイヤに罪はありませんからね。
僕は海外で、安いガーネットやムーンストーン、トパーズをたまに買いますが、それらは小学生の姪っ子のコレクションになっています。いずれダイヤやルビーをせがまれるようになったらどうしよう、といまから慄いております。
中司さんが発信している内容は、特に今の時代だからこそ多くの人に知ってもらいたいと思っています。
また私自身、世界は実際にどのように動いているのかを知りたいと強く思うようになりました。世界経済などは興味の対象外だったのですが、知る必要性を感じました。
ところで私も1歳になる姪がいますが、かなりの伯父ばか!?になっています。この先何かをせがまれたらうんうんと聞いてしまいそうで・・・おっと、母親(妹)が知ったら大変なんでここらへんで^^;
では、また来ます!
お土産にいただいたコーヒーは独特の酸味の強い匂いがして普段モカが大好きな私もおいしいと感じなかったのですが、その後ベトナムに旅行して現地で飲んだベトナムコーヒーがとってもおいしくて、コーヒー豆と独特のアルミのコーヒー抽出器を買ってきてそれからはベトナムコーヒー大好きになりました。味覚って脳と心に影響されるんですね。
現地の気候なども関係するんでしょう、現地の飲食物は現地で飲食するからおいしいのだと改めて思いました。
昨年、東ティモールで買ってきたコーヒーが、まだ1キロばかりあるのですが、これは現地の強烈な太陽に負けないくらい、強烈なコーヒーです。かの地では、暑さを吹き飛ばしてくれるありがたい飲み物なのですが、どうも、日本のやさしい太陽の下では、個性が強すぎる感があります。
やはり、現地で育ったものは、現地で食べ、飲むのが一番おいしいですね。