報道写真家から

我々が信じてきた世界の姿は、本当の世界の実像なのか

【 戦争犯罪博物館 】

2005年02月20日 19時07分14秒 | 写真:ベトナム
サイゴン・ベトナム

「戦争犯罪博物館」のアメリカ製戦車の上で記念撮影をするベトナム兵。
もともとは「アメリカ戦争犯罪博物館」という名称だったが、
名称から「アメリカ」が消え失せ、展示内容もかなりトーンダウンした。

1986年、IMFと世界銀行がベトナムに乗り込んできた。
結果、多くの国営企業が破綻し、かわりに外国企業が進出した。
農業も衰退し、アジアの米どころメコンデルタでさえ飢餓が発生した。
農地を失う農民が急増し、共産主義国家で小作農が復活した。
教育、医療、福祉サービスも崩壊した。
ベトナム経済は、IMFと世界銀行の手腕でみごとに崩壊し、
かつてベトナムを侵略した国家、
フランス、日本、アメリカによって再侵略されている。

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1 コメント

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komao_imo@yahoo.co.jp (imo)
2005-02-20 21:07:35
中司様、コメントありがとうございました。

ふたつブログをお持ちなのですね。タイトルは「地平線の彼方から」の方が好きですが最近老眼が進んで(笑)黒地が見にくくなったのとこちらのデザインの方が気に入りましたので、こちらをリンクさせていただきました。不都合でしたらお知らせください。
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