ハーベスト映画(ちょっと古いヤツ)を書き続けてますが、皆様からメールをいただいたり、コメントしてもらってやっぱりGH世代の方、そうでない方、皆さん嘉禾のこと大好きなんだなぁと感じております。せっかくなのでしばらく続けてみようと思います。(mixiでもゴールデンハーベスト・コミュニティの管理人やってますのでよろしかったら覗いてみてね!)
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Golden Harvest社
今回は、ブルース・リー主演の『唐山大兄』。言わずと知れた記念すべきリーのハーベスト第一回出演作品(ロケ地:タイ)。
香港とか台湾ロケではなかったので雰囲気はいつもと違いますが、どうしてこっちのロケになったんでしょうね。
ブルースの一番好きな作品は実は『ドラゴンへの道』なんですけど、最近見てなかったのもありますし、ここのところハーベストにハマってしまった事もありまして久々にまずはこの『唐山大兄』からスタートという具合になりました。
ブルースもやっぱり偉大だけど、ここは他の俳優さんにも注目してみたいと思います。
テレビで放送したときなどは正月なんかに放送されることが多くてそれだけでも大作なんだなぁと思ってしまいますよね。
オープニングマニアの私としては(笑)、この「ドラ危機」のオープニングは大好きですね。(いや「ドラ道」の方が好きなんだけど、ってしつこい!)
これは中文クレジットのヤツ。バーンと出てカッコいい!!
これを大観衆にみてもらうなんて映画のスタッフやキャストの人たちがその横にいたら、いい気分なんだろうなぁと改めて思います!(本編はじまっても音楽が流れつづけるのだぁ~。)
ものの本によると、監督は当初、『北少林』でマリア・イーの父親を演じた呉家驤がやっていたが、アクションシーンはローウェイでなければという首脳陣の考えがあったとかで、途中からローウェイをタイへ行かせたということです。
ところで、このひとリー・クン。
李昆さん
この映画では結構大きな役で、いつも『天龍八将』みたいにお笑い担当だけどセリフも強くていつもそんなんばかりじゃないだぞと言わんばかりの、その存在をアピールした演技をしてましたよね。(声は洋画だと「スーパーマン」のオーティス役とかアニメならケンケンとか狼男とかの役だった神山卓三さん。映画がさらに楽しくなるような声の持ち主でとても楽しませてくれました。)
ちょいワルで、ぴったりですね!
もう一人、気になる人。ジェームス・ティエン。
(なんとこの時はジェームスではなかった!当時の名前はポール。不思議なことに パンフにはしっかりジェームスと記載されている。)初公開時はポール。日本の74年にはジェームスになっていた??
クレジットが"PAUL TIEN"
まぁそんな話は置いといて、しっかりブルースを受け入れて演技してたり、彼独特のスタイルで戦って劉永にはやられてしまいますけど、当初主役を予定してたそうですから、やっぱりしっかり者ですね。善人の役だといつも一緒の見せ方する人だなぁと思います。この人がハーベストから一時いなくなる時を考えると、どうしてそういう行動になったのかとかいろいろなことで心境の変化があったりとかスターの座を保っていくのは難しかったのでしょうか。
そして社長のハン・インチェ。 (大塚周夫さん。リー・クンと揃えばチキチキマシーンだね(笑。)
ビッグボスの悪役全開モードで桃屋のCMに出てきそうな中国人のおじさんって感じで(笑)、頑張ってましたねー。この「ドラ危機」での演技はなかなかのものだったと思いますケド。
えっ、サモ・ハンは無関係なの??
やはりブルース・リーに尽きますかね。
お待たせしました。次回は、田俊&金剛が登場!『四大門派』についての記事を書いてみます。
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