らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ヴィオラ Vol.35

2012年04月08日 23時58分16秒 | ヴィオラ
 昨日、ヴィオラを楽器屋さんに入院させ、全治10日間ほどの診療結果をいただきました。

 私は、以前にも記事で書いた事がありますが、楽器・弓・弦などそれほどこだわりも無く、楽器の調整などにも無頓着の方だと白状しなくてはなりません。季節ごとに楽器を調整するために関東圏などに出向いている同僚などに対して、その労力があるなら他の事に使いたいと思う自分がいました。プロ(としては至極当たり前の事です)やアマチュアのプレイヤーの中に自分の楽器をかわいがって、定期的にメインテナンスしている人とは明らかに価値観が違っているのです。少しでも良い条件で演奏したいと思っている人と楽器や周りの環境のせいにしたくない人の違いです。まぁ、私の場合はただの怠惰ですが・・・。

 長くなってきたプロの生活の中で二本のヴィオラをメインで弾き継いで来ましたが、ちゃんとした調整は以前の楽器の指板上げくらいなものでしょうか・・・・?後は、ごく小さい剥がれを直してもらった程度です。

 たいていの事は自分でしてしまうので、楽器屋さんに行く面倒を回避して来たのです。

 しかし最近、現在自分が使用しているG.B.Morassiのヴィオラの調子が著しく悪いと感じていたので、関東で演奏会があるついでに、信頼出来る楽器屋さんに持って行ったのです。

 楽器屋さん曰く「よくまぁ~ここまで・・・・・」。汗。

 結局診断の結果、指板削り、指板上げ、ペグの穴埋め調整、駒替え、強すぎて表板を突き破りそうな魂柱の調整、剥がれ等の穴埋め、クリーニングと安い楽器なら購入出来そうな金額をかけて調整と相成りました。

 実は、このG.B.Morassiは、購入した2006年から何もメンテナンスせずに放っておいたものです。山形Qでの使用デビューは2006年1月17日(火)の第18回定期演奏会からですので、楽器が悲鳴をあげていたのかもしれません。本当にスマン!

 しばらく、違う楽器とヴァイオリンを練習しておきます。無事に戻って来ておくれ。
コメント (2)
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