らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ガソリン価格上昇

2007年11月30日 00時29分02秒 | 雑記
 なぁ~んにもネタがないのですが、見切り発車で書こうと思います。
なんかまたガソリンの卸値が上がったそうで、高いガソリンスタンドでは155円超だそうです。これから寒い東北地方ですが、灯油も価格上昇!どうなってしまうのでしょうか?生活には直撃です。

 私が高校生の頃はバイクでガソリンスタンドまで行って、1リットル200円超えていた記憶があります。しかし一回でも安い価格になれてしまうと「また価格上昇?生活厳しいよ」という声が聞こえてきます。

 これを機に地球温暖化対策と財布温暖化のためにエコドライヴィングをしてみてはどうでしょうか?ジャフかなんかの冊子に書いてあったのですが、5秒以上車が停止しているときはエンジンを切った方が燃費が良くなるそうです。ここ何ヶ月か試しているのですが、うちのボロ車でも約6%燃費向上しました。アクセルワークも優しくして、タコメーターをよく見て回転数を制御する運転を心がけたら、二酸化炭素の排出を減らすことが出来るのです。

 自己満足的エコドライバー&ナチュラリストですが、それも楽しい生活習慣になるかもしれません。

 
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コンマス

2007年11月28日 23時52分08秒 | 音楽
 コンマスですよ。コンバスではありません。オーケストラの1stヴァイオリンの一番前の客席側で演奏している人のことをコンサートマスター(女性の場合コンサートミストレス)と言います。コンサートマスターというのは、(舞台上で指揮者が脚本家の役目なら)現場監督の役目です。ただのヴァイオリン弾きではありません。オーケストラのいわば「顔」です。チューニングの時、立ってオーボエからAの音をもらってみんなに提供するだけの職業ではありません!!

 良い指揮者(良い脚本)ならコンマス(現場監督)はそれを他の団員(役者)達にわかりやすく説明したり、自分の演奏でもってそれを伝えなくてはなりません。良いオーケストラなら指揮者よりコンマスの方が力を持っていることもあります。

 悪い指揮者(どうしようもない脚本)ならコンマス(現場監督)はそれをお客様に提供できる最低限の商品にするために大きい役割を担うことになります。

 時としてその脚本を書きかえるように言わなければならないでしょう。その時のコンマスの判断は重大な責任を持つし、判断を間違えれば商品は不良品になってしまいます。

 それだけの重要な立場ですからたいていの場合、他のオーケストラの団員より待遇は良いです。控え室の個室をあてがってもらえたり、給料が良かったり、拘束日数も一般団員より少ないのが普通です。

 日本でもオーケストラの数だけコンサートマスターを職業にしている人達はいます。大抵どのオーケストラも複数のコンマスを抱えているので、その数は50人以上はいるでしょう。

 彼らは、常にどんなときでも冷静な判断と技術力が必要なため、日頃の努力や本番中の全体への集中力は我々には想像もつかない事です。ヨーロッパでは、まれにヴィオラやチェロ奏者にコンサートマスター待遇が与えられている人もいます。現に私の先生がそうだったそうです。

 他のTutti(トゥッティー)奏者から突っ込まれるようでは、次年度から契約を切られるということも、どのオーケストラでもよく聞く話です。それだけ厳しい職業なのです。選ばれた人達にしか出来ないスーパープロフェッショナルと言ってもいいでしょう。技術&人柄全てを持っていないと出来ない職業なんです。コンサートマスターは。

 我々Tutti奏者の努力の成果を数倍にすることも出来るし、すべてぶち壊すことも出来る演奏会の成功は彼らにかかっている比重はそうとう大きいと言えます。

 
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音楽の力

2007年11月27日 23時59分33秒 | クァルテット
 山形響の定期演奏会の余韻も楽しむ余裕もないまま午前中に南陽市の梨郷小学校体育館での音楽教室。今日の体育館は寒かった。田舎っぺの子供達の真剣な眼差しが可愛い!!

 お昼はお気に入りの喫茶店「田園」でカレーを食べる。

 午後は山形市まで移動後、明日の大石田で行われる音楽教室と演奏会リハーサル。
はいここまでで、へとへと~~~~~~~~~。

 今日はその後、文翔館で行われた上海クァルテットの演奏会に行って来た。
プログラムはオールモーツァルト。
・弦楽四重奏曲第22番・23番・19番だった。
この間、チャリティージョイントコンサートで演奏した第19番ももちろんだが、とにかく難しい第22番・23番をどう料理するか楽しみに聴きに行った。

 彼らの音楽は、疲れ切った心と体を元気にしてくれた。凄いね音楽の力って。
舞台の砂かぶりみたいな所で聴いていたのだが、凄い!凄い!
タイミングを合わせにかかるのではなく、やはり音楽の流れ、感じ方を合わせていくだけ。
少しぐらいずれたって、そんなの関係ねぇ~。それも音楽の幅だ。
お互いの自由を邪魔しない!とにかく一人一人が音楽を発散していく。
離れたと思ったら、また集合というのを繰り返していく。
同じ東洋人でも日本人とは違う大陸的な表現力というのを強く感じた。

 サインを演奏会後してくれるというのでベートーヴェンの第12番・14番のCDを購入。本当に気さくに4人でサインをしてくれた。寝るときでもゆっくり聴くつもりだ。

 弦楽四重奏って本当にいいものだ。
(写真は田園の店内からの眺め)
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そろそろ年末

2007年11月25日 02時07分32秒 | 山形交響楽団
 山形響第184回定期演奏会に再び新潟からわざわざ武蔵大学時代の先輩が、雪道遠路はるばる聴きに来てくれた。ありがたい。今日もマチネで同プログラムで演奏会が有るのだが、さきほどまで飲んでいた。(写真)

 さて本題。
 プロ活動をし始めてフリー時代も含めて、20年弱になる。今年の年末は実は初めて「第九」を1回も演奏しない!一番多いときでバブルの終息期に約30回演奏したことがあるが、今年はついにゼロである。山形響は、自主公演で「第九」を演奏しないからだが、それでも毎年なんらかの依頼演奏会が入っていた。なんか寂しい気持ちである。

 年末は、「胡桃割り人形」や「メサイヤ」「第九」など「あ~今年も終わりだな」なんて感じさせてくれるプログラムがあるものだ。季節物というか・・・・・・。
今年はどの曲もない。

 「第九」を年末にやるという習慣は日本発祥で、日本のオケマン達はこの「第九」というのは、やりなれていて、意外と流し仕事になりやすい。しかし楽聖ベートーヴェンが晩年人生をかけて作曲したこの第九はまさに名曲なのだ。けっして「また第九かよ~~~」と思っていてはいけない。プロなんだから!! 完璧に演奏する事なんてほぼ不可能な「第九」を手を抜くなんて、本来は出来ないはずなのだ。

 あ~あ第九やりたい!
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大ピンチ!!

2007年11月22日 22時58分58秒 | 雑記
 連日多忙をきわめる中、この雪。タイヤをはきかえる時間がない。朝から夜まで予定が入っていては・・・・・・・・。店に行けば何時間も待たされるというし。
今日はさすがに妻に朝早く起こされ、自力でタイヤ交換させられた。車のタイヤ交換は生まれて初めてだったが、最初のとまどいはあったものの、2本目から順調に終了。ただ一日中、右手に疲労感。

 午後から山形響の定期リハーサル。朝からのタイヤ交換で身体が冷えていたのか、どうもトイレ(小)に行きたくなってしまった。我慢していて、だんだん冷や汗。手の震えまで。

 指揮者のI氏に「ヴィオラここずれるのだけれど~」と指摘されても、それもそのはず私は既に限界で、集中力はないし、どうしても速くしか演奏できないのだ。まぁ落ち着きないからカウントも出来ないし。

 練習は1時間ごとに休憩が有るのだが、誰かが演奏を止めて話しても~「何も聞こえない!私は誰?ここはどこ?」の状態。誰かのせいでオーケストラがストップするとその人に殺意さえおぼえた。うううぅうう~ん

 。・°°・(≧△≦)・°°・。「誰か私を助けて~~」

 無事に1時間が過ぎ、トイレに駆け込む。

   ダダダダダダダダ≡(Ο; ̄□ ̄)Ο ぬおおお!!


・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

 ( ̄(エ) ̄”) ピクピク


・・・・・・・・・・・・・・・・・


   (o≧▽゜)oニパッ!!

 その瞬間に人生はバラ色に・・・・・。


(写真は、宮城県民会館の舞台上から見た客席。あまり見たことないでしょ?)
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公開講座

2007年11月21日 23時35分24秒 | 音楽
 今日から山形響第184回定期演奏会のリハーサルが始まった。
 リハーサルの前に私が非常勤講師を務める高校で、午前中に公開講座が行われたので聴講をしに行った。公開講座の講師は、私の音楽大学時代の恩師U.Koch先生の奥さんであるKoch中村幸子先生である。学生時代にはKoch先生共々大変お世話になった方だ。

 高校の方で今年度の公開講座の先生を捜しているということだったので、私が中村先生を推薦したのだ。久しぶりに会う先生はおかわりなく、いくつになっても学生時代を思い出し恐縮してしまう。

 講座内容は「伴奏法」で、内容は多岐にわたるため今日は短い時間ということもあり、「アンサンブル法」ということで講義が始まった。生徒達の演奏を聴いた後、ピアニストとしてアンサンブル、伴奏するやりかたなど、全てをわかりやすい言葉で説明していき、生徒達の演奏はみるみるうちに良い演奏にかえていく。細かいことまで妥協せず、情熱を持って時間が許す限り生徒を導いていく。

 中で一番印象に残ったのは、
「タイミングなどを合わせず、音楽があっていれば良い!」という話。

 講義は約2時間行われたが、学生時代の懐かしさがこみ上げてきた。初心を忘れず精進していきたい。学生時代のあの一音一音に込めた何かを忘れ、日々流されていた自分を恥じた。

 私も生徒を数人持つ身であるので、今後の糧にしていきたいと思い直す日であった。
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チャリティージョイントコンサート

2007年11月21日 00時27分44秒 | 山形弦楽四重奏団
 山形市本町の喫茶「嵯蔵」でのコンサート終了。
ロケーションがレトロで良かったです。妻が風邪のため打ち上げはキャンセルして帰宅しました。

お客様は20名弱と少なかったのですが想定内で、アットホームな良い雰囲気のコンサートが出来たと思っています。最初から限定50名としていたのですが、50名来ていたらコンサートは不可能でした。笑。20~30名くらいの秘密の隠れ家コンサートという感じだったらいい感じですね。何年かに1回の割合で、またチャリティーコンサートがやれたらと思っています。

 演奏会に来て下さった方々本当にありがとうございました。
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明日はチャリティージョイントコンサート

2007年11月19日 20時32分38秒 | 山形弦楽四重奏団
 明日11/20(火)は、山形弦楽四重奏団&Ensemble Pino(アンサンブル ぴの)のチャリティージョイントコンサートです。夜19時から山形市本町の喫茶「嵯蔵」です。開場は18時半。

 山形弦楽四重奏団結成の7年前からやろうと思っていた企画です。今回は、Ensemble Pinoさんの協力もありいっしょにやろうということになりました。収益金は山形市福祉協議会を通じて、来年2008年3月に山形市で開催される知的発達障がいのある人々のスポーツと交流のステージ「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本・冬季ナショナルゲーム・山形大会」の運営費として活用されます。

----プログラム---------

・J.G.アルブレヒツベルガー ディヴェルティメント
・J.S.バッハ G線上のアリア
・J.S.バッハ 主よ人の望みよ喜びよ etc(以上Pino演奏)

・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」etc(以上山形Q演奏)

入場料は2000円(小学生以下1000円)

お誘い合わせの上、ご来場下さい。当日券はまだまだあります。苦笑。
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Eschenbach

2007年11月18日 16時48分53秒 | お気に入りのCD
 今月24日(土)・25日(日)に山形交響楽団第184回定期演奏会が、山形テルサにて行われる。
 プログラムのメインはシューマン 交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」である。私がアマチュアの時、プロの人はどんなレコードを聴いて勉強しているのだろうと興味を持ったことがあった。プロになったらたいしたことない、アマチュアの人達よりCD等は聴かない人が多いようだ。もちろん好きでよく聴いてくる団員もいるのだが、その演奏を参考にすることはあまりない。指揮者も違うし、山形響は山形響だからね。

 もし、シューマンの曲に色眼鏡なく演奏会に望みたいという人がいたらごめんなさい。
この文章は読まないでほしい。

 シューマンの交響曲は、ピアニスト出身の作曲家らしくオーケストレーションが悪いと酷評される事が多い。しかし私はそんな言葉には耳をかしたくない。そこには良い音楽しかないからだ。オーケストレーションの問題を問題視する人は、きっと良い演奏に巡り会ったことがない人だろう。良い指揮者で良いオーケストラが演奏するシューマンを聴いたら、虜になるしかない!

 山形響も「YSO Live」という自主レーベルで交響曲第4番をCDで出したが、概ね評判は良いようだ。頑張ったからね・・・・・。ちなみにそのSACDはこれ。HMVだと1割引き!。第一プレスはありがたいことに完売だそうだ。再プレスもするらしいのでまだの人は、どうぞ。一家に1枚!!
     

 さて本題。
 シューマンの交響曲は色々な盤が古今東西存在する。
所有しているだけでもバーンスタイン&ウィーンフィル、チェリビダッケ&ミュンヘンフィル、カラヤンやセルなどの盤も持っていたかな??

 私はその中でも、このエッシェンバッハ&北ドイツ放送交響楽団のシューマン:交響曲全集(CD2枚組)をよく聴く。音楽の運びがとにかくもたつかないで、かっこいいのだ。エッシェンバッハは名ピアニストでありながら、最近はフィラデルフィア管やパリ管との名演を聴かせてくれる。同じピアニスト出身のシューマンに共感することも多いのだろう。このつるっぱげの頭も巨匠の風格をかもしだしている。つるっぱげがかっこよく見えるのもクラシック音楽の良さだ。安心して髪の毛が薄くなれる。笑。ロックやポップスなど他のジャンルだとそうも言ってられないものね。笑。

 北ドイツ放送交響楽団のレベルの高さにも驚愕してしまう。当時ヴァントが振っていたNDR交響楽団とこの北ドイツ放送交響楽団って同じオーケストラなのだろうか?知識がなくてごめんなさい。
両方ともNDR-Sinfonieocrchesterになっているので、知っている人がいたら教えてください。

 気の利いたCD評ではないのだが、苦情は受け付けないのであしからず。m(_ _)m
気になったらどうぞ。だいたい2000円前後で手に入れられる。
HMVジャパン
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山形Q 練習26-vol.4

2007年11月17日 20時50分56秒 | 山形弦楽四重奏団
 11/20に行われるアンサンブルぴのとのチェリティコンサートの練習が行われた。
本番はもう目前!メンバーの一人が秋田に逃亡する中、3人での厳しい練習が行われた。
今週は、山形響のスケジュールが多忙を極めたため最初3人は

  ⊂(_(工)_)⊃.。o○ネ・・ネムイ

 チューニングを済ませて、第1楽章から・・・・・・。
「音の流れが悪いよ!!」

 (ノ#-◇-)ノ ~~┻━┻デェ~イ!!

 「貴方の音程が悪い!!」

 (ノToT)ノ ☆コノヤロ~!

 「ここのさぁ~ P がでかすぎる!!」

 (ノ>▽<。)ノ)) イヤァァァァ

 -----------------------休憩 ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜--------------


 第2楽章に入っても仲間の容赦ない批判はつきない!!

 「最初から安定したテンポで!!」

 アタヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/フタ
 
 「ここがどうしてもずれるのだけれど、誰のせい???」

 オリャー!! (ノ`A´)ノ ⌒┫ ┻ ┣ ┳

 第3楽章

 ヽ(≧(≧(≧(≧(≧(≧▽≦)≦)≦)≦)≦)≦)/ きゃー

 第4楽章
 「ここのアップアップの弓の所、音の運びが悪いよ!!」

 (∇°;;;;) ゲゲのゲ!

 「本番近いんだから、もっと自分の出す音に責任を持ちなさい!!」

 鉄拳制裁!!o(メ`□´)○()o×)/あべしっ!!

 ---------------------------休憩 ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜----------------

 アンコールで演奏する予定の曲

 「おいおい何とかしろよ!!」

 T○T)//†アーメン~(泣)

 ---------------------休憩 ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜---------------

 第26回定期演奏会にやる予定のHaydnのBowingつけ終了。

 今日は、一人メンバー抜きで3重奏ならかろうじて聴き合い修正出来るが、一人増えた四重奏では難しさも何倍になることを再認識する。(今日休んだメンバーが悪いとはいうわけではなくて。)つきることない仲間の容赦ない批判に耐えうる忍耐も必要だ。他人を批判すればするだけ、自分の演奏にもその何倍ものプレッシャーが襲いかかるのだけれど。

 他人の批判も痛いところをついてくるわけで、「わかっちゃいるけど」では成長も出来ない。乗り切れるかどうかは、自分にかかっている。
本番まであと2日!!ラストスパートだ。

 ⊂(* ̄(工) ̄*)⊃ノ□ をーい、オヤジッ!もう一杯!!

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シューベルトのSQ

2007年11月17日 00時20分15秒 | お気に入りのCD
 所有のCDも2000枚をはるかに越え、置き場所にも困っている。何時聴きたくなるかわからないので(好みも年とともに変わる)、好きではない演奏のCDも所有し続けているからだ。よくこんなにも集めたもんだと、自分の金銭感覚にも冷や汗がでる。

 以前のブログにシューベルトが好きだと書いたことがある。

 山形Qの活動するだけあって、当然!シューベルトの弦楽四重奏曲のCDも多く所有している。ウィーンコンツェルトハウスQ、メロスQ、ウィーンQなどの全集。カルミナQ、アルバンベルクQ、モザイクQ、フェスティチヒQなどの曲集など。自分でも自分の所有するCDを把握しているわけではない!!!!!汗。

 ~―γ⊂( ̄(エ) ̄)⊃oΟ◯

 最近の一番のお気に入りはこのCD。


 スイスのローザンヌを本拠地に世界的な活動を展開する弦楽四重奏団、“シネ・ノミネ四重奏団(Quatuor Sine Nomine)”によるシューベルト弦楽四重奏曲全集である。

 「シネ・ノミネ」とは“名も無き”四重奏団という意味で、1975年にローザンヌで設立。1985年、エヴィアン国際コンクールで優勝し、1987年にはパオロ・ボルチャーニ・コンクールでも優勝。以後、ヨーロッパ、アメリカを中心に世界的な演奏活動を展開し、名声を高めているらしいが、日本ではほとんど無名に近い。

 このシューベルト全集を気に入って聴いているのは、他の全集ではほとんど聴かない初期の作品の名演による。シューベルトが家族と合奏するために作曲したとされる初期の弦楽四重奏曲は、正直稚拙な作品と思ってしまう事が多いが、彼らの演奏では「おぉ~こんな良い曲あったっけ??」になるのだ。楽譜は全て所有しているので、その楽譜を眺めると「うぅ~ん~~」とうなってしまう。彼らが曲を隅から隅まで研究して、自分たちの音楽として演奏しているのだ。とても真似できない。稚拙な曲を魅力的に聴かせるという演奏家としての役割を果たしているのだ。私達もいつかこんな団体の足下におよびたい。

          f( ̄ー ̄;)ポリポリ

 HMV等のネットショップでは3000円以下でこの全集が手に入る。シューベルトが好きならどうぞ。
HMVジャパン
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八戸

2007年11月14日 13時41分59秒 | 歴史探訪
今日は、八戸市公会堂にて山形響の演奏会。
八戸市庁と八戸市公会堂が並ぶ近くに八戸城跡がある。

 八戸城は、馬渕・新井田両川の形成した沖積平野に突き出た洪積台地の先端を利用して築城されている。
 建武元年(1334)陸奥国司北畠顕家の国代南部師行が糠部郡(ぬかのぶのこおり)八戸に根城を築いたが、その後間もないころに、その孫信助が築いた中館がこれであろうという。この一族は根城・中館および新田館に居住し、八戸地方を鎮めてきた。
 
 戦国時代の末に、三戸の南部信直が豊臣秀吉から朱印を受け、南部内七郡を支配するようになった。その子利直は、寛永四年(1627)に根城南部氏を遠野に移して、八戸を直支配とし、みずから縄張りをして当城および城下町の作事・普請をしたと伝える。城下の西側には根城町の商家を移して三日町・十三日町・二十三日町を、また東側には新田町の商家を移して八日町・十八日町・二十八日町をつくり、現在の市街のもとを作ったという。

 しかし、当城および城下町の本格的な整備は、盛岡城に移った重直が、寛文四年(1664)世継ぎを定めないまま没したため、幕府が新たに弟重信に盛岡八万石を、同じく弟南部直房に八戸二万石をあたえたことにより、八戸藩が誕生した後のことである。
     

 その他、東北各地には源義経と弁慶の伝説が残されていて、この八戸周辺にも数々の伝説があるらしい。その一つにこの弁慶石。身体の大きい弁慶の力強い足跡が残ったと言われる石である。
     

 八戸はお酒も魚も美味しいし行くたびに良い街だなぁと思う。しかし今回は用事(山形Qの練習&犬の世話)のため、往復約800Km日帰り!!八戸のネオンと別れ惜しむ。今回は一滴もお酒はなし!


 残念~~~~~。
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運転中の携帯電話

2007年11月10日 01時45分07秒 | 雑記
 正直に申しますと私、電話が好きではありません。
メールの方が、考えたことをまとめて用件を伝えられるから。

 ここ15年くらいで急速にみんなが持つようになった携帯電話。私の大学時代などは携帯電話は高くて、もちろんメールなどもメジャーではなくて、インターネットなんて言葉もほとんど聞かれなくて、パソコン通信やハムはマニアのもので・・・・。家の電話やFAXそして留守番電話機能がついた電話なんてものがはやり始めてました。

 彼女の家に電話するのに親がでないかドキドキしながらかけたり、運悪く親父が出てきて「娘との関係は?」なんて聞かれてあわてたり、帰宅して、彼女からの留守番電話入ってないかなぁ~?なんてワクワクしてましたっけ。
(遠い目・・・・。)

 本題です。
運転しながらの携帯電話が、注意力散漫になり危険な行為なのはみんなが周知の事と思います。交通法もかわり罰金も重くなりました。運転しながらの携帯電話をする人が減ったのは良いことなのですが、携帯電話がかかってきた時、その場で路駐して電話している人よくみません?細い道で後ろの車が渋滞を起こしているのもお構いなしに電話しているアホを見ていると「そんなに急ぎの重要な話があるのかい!!?」と怒りたくなります。運転中はドライヴモードにして、電話がかかってきたらその場ではとらない!!コンビニ等の駐車場に入るなり、目的地に着いてからかけなおすというのが普通の常識をもったドライバーなんじゃないだろうか?ねぇみなさんどう思います?

 路肩(路肩ならまだ良い方です)駐車電話は「交通妨げ罪」とか「交通大迷惑罪」とかで、懲役とかどうだろう?

最近携帯電話やめるか迷っている人の苦言でした。
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フォークソング

2007年11月06日 00時43分09秒 | 音楽
 山形弦楽四重奏団の掲示板に最近よく書き込みをしてくださっているトレニアさんが、フォークソングについて書いていたので私も少し・・・・・・・。

 今はクラシック音楽以外ほとんど聴かなくなりましたが、小中高大と熱心なフォークソングファンでした。ニューミュージックと言われた人達もよく聴きましたが、特に反戦フォーク中心に聴いていました。小学校の時、お小遣いで初めて買ったレコードが岡林信康の「わたしを断罪せよ」だったような記憶があります。しぶいでしょう?笑。(キャンディーズやピンクレディの全盛の時ですよ!!)彼の甘い歌声で子供の私にもわかりやすいメロディー、悲しさ寂しさ、切なさを歌った彼の歌は今でも歌える曲があります。先日、日比谷野音で久しぶりにライブをしたそうです。まだまだ現役で頑張って欲しいです。

 他にも高石友也、加川良、ジローズ(杉田次郎)、遠藤賢司、高田渡などを好んで聴いていた覚えがあります。反戦フォーク以外でも吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、風、小室等&六文銭、ソルティーシュガー(山本コウタロー)、泉谷しげる、五つの赤い風船、ふきのとうや若いところで松山千春、長渕剛、山崎ハコ、中島みゆき、森田童子などよく聴いてました。

 フォークソング以外でも頭脳警察などの和製ロックも聴いてましたっけ。

 当然、同世代でその手の話題をする友達は少なかったので、自然と上の世代の人達と付き合うようになっていきました。大学時代などは誘われて、歌声喫茶でギターを片手にフォーク専門の流しっぽいアルバイトもしていたことがあります。笑。

 いまじゃすっかりギターも弾けません。ヴァイオリン族とギターは相性が悪いらしく、フォームが崩れてしまうので、弾かなくなったのが原因です。もう10年以上ギターは弾いていません。

 久しぶりに何か聴いてみようかなぁ~??
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巨海院

2007年11月04日 17時20分03秒 | 歴史探訪(山形県内)
 山形響のスケジュールが変更になり、今日は休みになったのでゆっくり休日を楽しむことにした。近所の巨海院に行ってきた。歩いて3分位の所にあるのだが、一度も行ったことがなかったので訪ねてみた。

 左沢藩主酒井直次の菩提所である巨海院の表門をくぐると両側に笑った石像が何体も並んでいる。表情は大笑いをしているのが多く、見ていると面白い。
     

 その石像の間を抜けると右手に鐘突。この地区の除夜の鐘は、ここから聞こえてくるのか。
     

 そして山門。
 江戸時代初頭に築城された左沢小漆川城の大手門で、慶安元年(1648)頃に、巨海院へ移築されたと伝えられているそうで、直次と夫人の墓、山門は、町の文化財に指定されている。両側の金剛力士像も覗くと見ることが出来る。
     

 地元に歴史あり。まだまだ訪ねたりない。
休日の〆は、舟唄温泉しかないでしょう!
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