らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形Q 第34回定期演奏会終了。

2010年01月31日 23時59分53秒 | 山形弦楽四重奏団
 山形Qの冬の定期演奏会には珍しく、雪も降らない意外と暖かい一日でした。

 昨日の山形響の「運命」の余韻を引きずりながら会場の文翔館にお昼に集合しました。

 ハ~ドな演奏会の後に休み無く、いきなり会場設営はきつかったですが、ありがたいことに山形響FCのTIMEさんのお手伝いにより迅速に出来ました。この場を借りてTIMEさんにはお礼を言います。ありがとうございました。

 ゲネプロでは、昨日までに精魂使い切っていたので、どうしてもエンジンがかからない状態でしたが、今まで練習をみっちりやっていたので、そのまま本番にかけることに!!!

 プレコンサートに出演する家の奥さんに、我々のゲネプロ時間の間に私の忘れ物をとりに家まで往復してもらいました。村川先生の演奏会が終わった後に家で、練習した本日のプログラムのうち1曲の譜面を忘れてしまったのは私の失態でした。

 ブゥ~ブゥ~言われながらも本日は奥さんに頭が上がりません。苦笑。

 プレトークは今回約1年半ぶりに私の順番でしたので、何を話そうか色々悩んだのですが、曲目解説はプログラムに書いているし、無計画で始めたのですが、演奏会後にある女性の方が「私はクラシック音楽に詳しくないのだけれど、あなたの解説はとてもわかりやすかったわ」と言って下さり、少々自信回復!!2/4に大江町で行う予定の講演(1時間半話だけです)に向かって良い機会になりました。

 演奏自体の感想はお客様一人一人がそれぞれ感じていただいて良いと思います。素晴らしい!という感想だけではなくて、こりゃ駄目だ!でも結構です。音楽とはそういうものですから。今回は村川先生に刺激を受けたのか、体裁を整える事よりも譜面に書いてある音楽を自分の思いを込めて、演奏したつもりです。

 この少々マニアックなプログラムに関わらず、89名ものお客様に囲まれて演奏できて幸せでした。

 今後も我々の活動は続きますので、また御来場下さい。

 本当にありがとうございました。
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いよいよ明日!

2010年01月30日 23時52分41秒 | 山形弦楽四重奏団
 先ほど山形響の特別演奏会「村川千秋の世界」が終了し、帰宅しました。

 千尋ちゃんのVnも素晴らしかったですし、最後のJ,Sibeliusも気持ちよかったです。よく「お客様のために演奏します」とか「音楽家はサービス業だ」とか軽々しくリップサービスのように言う演奏家がいますが、私の考えは違います。(失礼!)メインの「運命」を作曲したL.v.Beethovenは、日記でこう書いています。「汝みずからのためにではなく、ただ他人のためにあるというなら、汝はもはや人たることをやめよ。汝のなか、汝の芸術の中をおいてほかに、もはや汝に幸福はない」(1813年頃の日記)。

 本日の村川親子の演奏は、今までにお世話になった方への感謝の気持ちを込めさえすれ、そのやり方は自分の芸術に対する揺らぎ無い思いを演奏に込めていたと思います。思いつきではない、長い間に積み重ねてきた経験と知識を駆使して、全力でタクトを振られていたのだと思います。1音たりともいい加減な拍が生まれないように魂を込めて振っていたのが印象的でした。結果として、お客様の感動に繋がったのではないでしょうか?

 御来場のみなさま本日はありがとうございました。

 良い演奏会の後の余韻に浸りたいところですが、運命の洪水は本日で終了して、また新しい活動に邁進しなくてはいけません。

 と言うことで、明日は山形弦楽四重奏団第34回定期演奏会が、あります。

 2010年1月31日(日)  山形弦楽四重奏団第34回定期演奏会
 文翔館議場ホール
開場/17:45 開演/18:30
・プレ・コンサート◆
18:00~Ensemble Tomo's(茂木 智子(Vn.)・田中 知子(Vla.))

<プログラム>
・F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.50-5「夢」
・林  光/LAMENT(悲の曲)
・H.ヴォルフ/イタリアのセレナード ト長調(1886)~生誕150年記念
・S.プロコフィエフ/弦楽四重奏曲第1番 ロ短調 Op.50

<入場料>
前売り:1500円
当日券:2000円 (全席自由)

 山形弦楽四重奏団の今年度最後の定期演奏会です。私が担当の定期演奏会なのですが、本日まではいっぱいいっぱいでしたので、何を話せばいいのか・・・?まだ決めていません。またいつもの行き当たりばったり作戦で乗りきる所存です。

 明日会場で、沢山の人の前で自分達の信じる音楽を演奏出来るように祈っています。

 
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村山市民会館~村川千秋の世界

2010年01月29日 23時41分34秒 | 山形交響楽団
 例年より暖かいものの、本日も寒かったですね。

 村山市民会館での山形交響楽団第36回村山定期演奏会が終了しました。御来場の皆様ありがとうございました。村山定期演奏会でこんなに多くのお客さんが入場したのは久しぶりではないでしょうか?創立名誉指揮者の村川千秋先生は、練習中でも本番中でも体からにじみ出る「音楽をする喜び」を山形響団員にたくさん分けてくれました。

 本当に楽しそうに(もちろん真剣にです)指揮をする姿を見ると、各団員も自分の若かった昔を思い出し、楽しかったことも苦しかったこともさぁ~っと頭の中を何回も駆け巡らせながら演奏した事でしょう!!

 千尋ちゃんも(さんもですな)情熱的なVnで、音響の必ずしも良いとは言えない会場で魅力的な演奏をしていました。

 外は寒いのに、久しぶりに汗をかきかき熱い演奏をしました。それも村川先生のお力でしょう!

 ゲネプロと本番の間に村山市の街の中を少しだけ散策しました。古い町並みがとても良いですね。色々興味深いお店も沢山あります。ケ~キ屋さんなんて本当に美味しそうです。もう少しで誘惑に負けそうでした。その中のお蕎麦屋さんに入って食事をとりました。私が入店するお店がたまたまなのかもしれませんが、村山市の食事処は量が多いですね。サ~ビス精神満点です!!美味しかったです。

 演奏会終了後に「らびおがゆく Vol.3」にコメントしてくれるともちゃん一家から、また「朝日鷹」のお酒をいただいてしまいました。この場を借りて、もう一度お礼を言います。ありがとうございました。

 明日は同じプログラムで山形テルサにて本番があります。
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山形Q練習34-vol.13

2010年01月28日 23時32分51秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 山形Qの第34回定期演奏会にむけた練習も本日が最終日でございます。

 という事は私の練習日誌もこれにて最後です。また来年度に担当になる時がくるまで、しばし解放されます。(つまらないと思っています。)練習日誌は舞台裏をブログ訪問者に見せてしまうという~ある意味かっこ悪い感じもしますが、自分達の備忘録だと思ってください。ご静聴ありがとうございました。

 さて、本日は明日明後日の山形響のリハーサル最終日でしたが、予想より幾分早く終了したために、予定の18時からより前に始まりました。隣の部屋では、プレコンサートに出演するEnsmble Tomo'sが、一生懸命練習をしていました。

 プログラムをドォ~っと演奏して、最終確認した後に体力的に余っていたので、2/20の庄内公演のための練習を。そして休み時間には、次回の演奏会に向けての練習日を決めて、おひらきとなりました。

 後は、当日のゲネプロと本番だけです。今回の演目は大変勉強になりましたし、とても興味深い内容でした。最初から最後まで楽しかったのは久しぶりかもしれません。また演奏する機会もあるかもしれませんが、何年後でしょう?

 再会の日まで各々成長して、より良い演奏がしたいですな。

 本番の日まであと3日あるので、不安定な所は各々片付けてくるでしょう・・・。

 演奏会をお楽しみに・・・・・。
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隠し砦の三悪人

2010年01月27日 23時41分03秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 毎日忙しくて、ネタらしいネタが無いので今日も最近見た映画のことを書きます。

 「隠し砦の三悪人」は1958年に公開された黒澤明監督の映画です。

 出演者は以下のとおりです。
三船敏郎(真壁六郎太)、千秋実(太平)、藤原釜足(又七)、藤田進(田所兵衛)、志村喬(老将長倉和泉)、上原美佐(雪姫)、三好栄子(老女)、樋口年子(娘)、藤木悠(峠の関所番卒)、土屋嘉男(早川の騎馬武士)、高堂国典(立札の男)、加藤武(落武者)、三井弘次(山名の番卒)、小川虎之助(橋の関所奉行)、上田吉二郎(人買いの親父)、富田仲次郎(火祭りの男)、田島義文(火祭りの男)、沢村いき雄(バクチ打ち)、大村千吉(秋月の雑兵)、堺左千夫(六郎太に捕らえられる足軽)、佐藤允(山名の足軽)、小杉義男(秋月の雑兵)、谷晃(六郎太に捕らえられる足軽)、佐田豊(橋の関所番卒)、笈川武夫(峠の関所番卒)、中丸忠雄(屈強な若者)、熊谷二良(山名の足軽)、広瀬正一(山名の雑兵)、西条悦郎・長島正芳(山名の落武者)、大橋史典(馬を買う侍)、大友伸(伝令の騎馬武士)、伊藤実・鈴木治夫・金沢重勝(火祭りの見張りの武士)、日方一夫(対岸の山名の足軽)、中島春雄(秋月の雑兵)、久世竜(山名の雑兵)、千葉一郎・砂川繁視(山名の足軽)、緒方燐作(屈強な若者)、山口博義・坂本春哉(荷車を追う騎馬武者)、日劇ダンシングチーム(火祭りの女達)

 50年代・60年代の日本の映画は面白いです。白黒は気にならず、かえって想像力豊になる気がします。三船俊郎演じる真壁六郎太と一緒に敵の追っ手から逃げる雪姫を演じた上原美佐の昭和ぽくない現代に通じる美しさには目を奪われます。上原美佐(1937~2003)は、この映画以降2年間にわたり女優を続けましたが、「自分には俳優の才能がない」と引退したそうです。せっかくスターの座を得たのに、自己分析の結果辞めるというのは、よほど謙虚な方なのでしょう。普通の人では出来る事ではありません。

     

 映画はもの凄い速さで話が展開してゆき、見る者の興味をそぎません。最後までどんでん返しばかりで・・・。

 特に印象の残ったシ~ンは火祭りの場面で、敵の目から逃れるために三船俊郎他は村人達の火祭りに参加して、踊り狂います。笑顔一つ見せないク~ルな印象の上原美佐も村人の中に入り、満面の笑顔で踊りに参加します。その笑顔を見た時に、緊張の続くストーリーの流れの中で、ホッと一息つくことが出来ます。本当にきれいな場面でした。

 良い映画ですね。
HMVジャパン
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村川千秋の世界

2010年01月26日 23時31分40秒 | 山形交響楽団
 練習始まり開口一番「今回で私は指揮をするのは最後にしたいと思っています。こんな素晴らしい演奏会の機会を与えて下さって感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう」。

 山形交響楽団創立名誉指揮者村川千秋指揮による「村川千秋の世界」のリハーサルが本日から始まりました。1/29(金)村山市民会館(第36回山形交響楽団村山定期演奏会)・1/30(土)山形テルサにて演奏会が行われます。

 プログラムは以下のとおりです。
・Jシベリウス フィンランディア 作品26
・J.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
(日本・フィンランド修交90周年記念)

・L.v.ベートーヴェン 交響曲 第5番 「運命」 ハ短調 作品67

 村川先生の出身地~村山市民会館のチケットはさすがに売れているそうですが、山形テルサの方のチケットは残券があるそうです。もしかしたら本当に最後になるかもしれない演奏会ですので(本人の気持ち次第ですが・・・)、満員のお客様にきていただけると良いなぁ~と思っています。

 後2日間のリハーサルでどこまで村川千秋の世界に近づくことが出来るか?山形響も頑張っています。

 そして、1/31(日)は山形Qの第34回定期演奏会です。

 (写真)2005/8/15に山形テルサアプローズで行われたKiraKiraチェンバーストリングスの演奏会にて。左から私、村川先生、後援会長。
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山形響ユニオン第32回定期総会

2010年01月25日 23時36分14秒 | 山形交響楽団
 本日は山形響ユニオン第32回定期総会がありました。

 労働組合の総会です。ハチマキをして、組合長の挨拶に始まり、みんなで拳をあげながら、労働条件改善を勝ち取ろうではありませんか!!赤い組合旗を大きく振りまくり、それから協会まで総会で決定した決議を申し入れをしに組合員で行進してゆくなど、の姿は今の組合活動にはいっさいありません。

 粛々と配られていた議案書を読みあげ、説明して、意見を交換して、会計関係の了承を受けた後に新役員と会計監査役の選挙をするのが、総会の姿になりつつあります。

 世間では評判が高くなりつつある山形響ですが、労働環境などの待遇面や、将来に対しての見えないヴィジョンなど解決しきれないくらいの多くの問題が山積みになっています。少しでも改善されるように労働組合が必要なわけです。

 毎月給料が遅配されないで出ている事など基本的な労働者の権利は労働組合がなければ、「明日から君は首です」「今月は赤字なので給料カットです」と協会側から言われても誰も文句が言えません。

 社会人としての~労働者として、労働組合は基本の「き」ですね。

 自分の意見がとおらないなどの小さい考えで、組合に参加しないことは認識不足からくると言わざるをえません。自分だけが良いのだ!という考えでは、結局その人に降りかかるかもしれない事に対応できないこともあるでしょう。

 労働組合ありきの自己犠牲は私も嫌いですが、自分達のための労働組合という考え方なら必要な組織でしょう?

 なんて事を思いながら今年の活発な意見交換を聞いていて思いました。

 今年のさらなる飛躍を期待しながら・・・・・・・。

 
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山形Q練習34-vol.12

2010年01月24日 23時31分14秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 泣いても笑っても練習は、本日を含めて後2回。明後日から山形響特別演奏会のリハーサルが始まりますので、実質ちゃんとした練習日は今日で最後です。アンサンブル・ぴのの第2回定期演奏会が瑳蔵であったものの、聴くに行く余裕もありません。

 前回の練習日に録音したものを各々が聴いてきて、本日はほぼ駄目出しDayでした。

 曖昧になっていた部分を整える作業ですので、かなりシビアです。本番は水物ですが、練習では水のままではいけないので、半ば強引に統一した結論を導き出します。おじさんプレイヤーは最近あまり口を出さない事に決めていたのですが、最後はしょがなく口を何回か出しました。

 本番で楽しく演奏するためには、個人的には後一歩です。

 もう少し余裕が無いと、何回地雷を踏むか分かりません。越えなくちゃいけないハードルが多すぎて、気が抜けませんね。あと1週間弱あるので、お客様の前で演奏するために最後のカンナがけをしたいと思います。

 困難が多くても、今回のプログラムは本当に楽しいです。
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一番美しく

2010年01月23日 23時41分36秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 「一番美しく」は、1944年東宝の日本映画。黒澤明監督作品。

 出演者は、
志村喬(石田五郎)、清川荘司(吉川荘一)、菅井一郎(真田健)、入江たか子(水島徳子)、矢口陽子(渡辺ツル)、谷間小百合(谷村百合子)、尾崎幸子(山崎幸子)、西垣シヅ子(西岡房枝)、鈴木あさ子(鈴村あさ子)、登山晴子(小山正子)、広町とき子(広田とき子)、人見和子(二見和子)、山田シズ子(山口久江)、河野糸子(岡部スエ)、羽島敏子(服部敏子)、河野秋武(鼓笛隊の先生)、萬代峰子(阪東峰子)、横山運平(寮の小使)、真木順(鈴村の父)

 黒澤明監督の初期の作品で、1944年という年からも分かるとおり敗戦濃厚な時期に制作された映画です。戦争高揚などのプロパガンダ的な役割が、映画の中から感じられて、この映画自体を否定したい方々も多くいる事でしょう。我々戦争体験をしていない人が無責任に戦争を語る事は、生意気な行為です。ただこの映画を否定する事は、あまりにも簡単ですので、あえて天の邪鬼的に映画の感想を書いてみたいと思います。
     

 軍需工場で働く若い女の子達が、生産力1/2アップを要求された事に(男子の半分のアップ率という事に)プライドを傷つけられて、みんなで苦しいながら2/3の生産力アップにむかって頑張る映画です。もの凄く荒いあらすじの書き方で、すみません。汗。

 自分の楽しみよりお国のためという精神で、苦しい規律正しい共同生活の中でも、毎日笑顔を絶やさず明るく生活しているのには、ホッとさせられます。鼓笛隊を組織して、通勤時に演奏しながら行進をして、休み時間に9人制バレーボールに楽しむ彼女達の笑顔は輝きを放っていました。
 
 生産力向上が上手くいかずに喧嘩になった時も相手に対して、最後は謙譲の気持ちが起こり、自らあやまる姿勢を見せます。また時には、病気になった子は、周りの頑張っている子達に対して悪いからといって無理をします。お国のため~仲間のためとはいえ、今私達が失いつつある謙譲美~相手を思いやる心が映画各所に表現されています。

 スピ~ドが命の今の映画とは違い、長々と無音で動きの少ない映像が流れたりするのは、時代を感じさせますが、私は結構楽しく鑑賞できました。女子組長の渡辺ツル役の矢口陽子さんは、後に黒澤明監督の奥さんになります。

 映画の中に映る街並や着物・布団・家のドアなど我々昭和の40年代に生まれたものにとっても懐かしい感じがします。今じゃ見ない着物に割烹着を着た女の人や、もんぺ?、窓枠、裸電球など東京の古い家にはありましたから、昔のことを思い出したりしていました。
HMVジャパン
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山形Q練習34-vol.11

2010年01月22日 23時31分40秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 真冬の時期には珍しい山形響の体育館音楽鑑賞教室・・・・。風邪ひかないようにしなくては。

 私が、練習日誌を書くのもあとわずかです。音楽鑑賞教室の後に15時から21時まで練習。

 本番も近くのなっているので、録音をとりながらプログラム順に練習をしました。

 ここにくると精神的にも体力的にもきつくなってきますが、それはお互いさま。

 文句を言っている暇があれば、とにかくやるしかありません。

 乗り越えた暁には、美味しいお酒が待っているのですから。美味しいお酒を飲むためにも踏ん張りましょうか!
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用心棒

2010年01月21日 23時39分49秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 昨日の記事の内容はふりだったのか?やらなくてはならない事に行き詰まると、逃避行為をするのが昔からの癖です。部屋の掃除をしたり、本棚の整理をしたり、風呂場を洗ったり・・・。今やらなくちゃいけない事じゃないでしょう?そんなことは!

 黒沢明監督の映画が、ブルーレイディスクになって登場し始めました。DVDではなくて、ブルーレイになって、お小遣いが貯まったら買ってゆこうと思っていましたが、「コレクション2」というブルーレイを購入しました。7枚組で、どれも昭和の名作です。

 昨晩は、その中から「用心棒」を見ました。

 出演者は、
三船敏郎(桑畑三十郎)、仲代達矢(新田の卯之助)、司葉子(小平の女房ぬい)、山田五十鈴(清兵衛の女房おりん)、加東大介(新田の亥之吉)、河津清三郎(馬目の清兵衛)、志村喬(造酒屋徳右衛門)、太刀川寛(清兵衛の倅与一郎)、夏木陽介(百姓の小倅)、東野英治郎(居酒屋の権爺)、藤原釜足(名主多左衛門)、沢村いき雄(番太の半助)、渡辺篤(棺桶屋)、藤田進(用心棒本間先生)、山茶花究(新田の丑寅)、西村晃(無宿者の熊)、加藤武(無宿者の瘤八)、中谷一郎(斬られる凶状持A)、堺左千夫(八州廻りの足軽A)、谷晃(丑寅の子分亀)、羅生門綱五郎(丑寅の用心棒かんぬき)、土屋嘉男(百姓小平)、清水元(清兵衛の子分孫太郎)、ジェリー藤尾(賽の目の六)、佐田豊(清兵衛の子分孫吉)、大友伸(馬の雲助)、広瀬正一(丑寅の子分)、天本英世(清兵衛の子分弥八)、大木正司(清兵衛の子分助十)、大橋史典(斬られる凶状持B)、寄山弘(百姓の親爺)、大村千吉(八州廻りの小者)、本間文子(百姓の古女房)、西条竜介(丑寅の子分)、桐野洋雄(清兵衛の子分)、草川直也(清兵衛の子分)、津田光男(清兵衛の子分)、千葉一郎(八州廻りの足軽B)

 1961年に東宝が配給したシロクロ映画です。昭和の映画界が元気な頃の作品ですので、とても活力のある魅力的な映画になっています。チャンバラ時代劇映画ですが、昭和の香りを感じてしまうのは私だけではないでしょう。佐藤 勝(1928~1999)の映画音楽は迫力があって、私はこの昭和の音がつぶれそうな映画の音に癒しを感じます。米国アカデミー賞作曲賞にノミネートされたのも頷けます。

 最初から最後まで現在でも引きつけられる映画です。だんだん映画鑑賞が好きになってきました。
HMVジャパン
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忘却の彼方

2010年01月20日 23時52分31秒 | 山形弦楽四重奏団
 山形Qの第34回定期演奏会まで、あと10日ほどになりました。

 自分自身で嫌になるくらい直前まで何もしない性格なので、今現在!!物事をためまくってパニックになりそうです。何で、もう少し時間があるときに処理しておかないのだろうと、毎回ながら思います。

 後、10日の間に山形響のスケジュールもありますし、生徒へのレッスン、そして、来月頭の講演依頼の内容を考えつつも、定期演奏会に向けて練習もしなくちゃいけないし、そんなことよりプログラムをつくるの忘れていました。

 さあて、どうするべぇ~~!?

 広告を入れて下さる企業との連絡やら、プログラムノートを書き上げて、校正などなど・・・。

 やらなくちゃいけない事、たくさんたくさん腐敗しそうなほど溜まっていますよぉ。

 こういう時は、まず目先のことから片付けてゆく作戦ですな。

 今晩中にプログラムノートだ・・・・・・。
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雪下ろし

2010年01月19日 23時53分12秒 | 大江町
 やっと晴れてくれました。

 我が家の物置小屋と駐車場の屋根は、どのくらい雪が積もったら駄目なのか?わかりませんが、毎年1~2回は雪下ろしをします。平成18年の大雪では、4回か5回位降ろしましたけど。ここ数年は1回で足りています。

 ちなみに平成18年の大雪の時の写真を掲載します。この頃は物置小屋は無かったのですが、今日の写真の雪の量と比較すると吃驚させられます。本当に毎日朝晩何回も雪かきしていた記憶があります。
     

 今年は2回目の雪下ろしです。本日、山形響のリハーサル前に雪下ろししました。

 まず屋根に上るのが、大変です。縁まで積もった雪が屋根に上るのを阻害します。(上の写真)

 そして上がふわふわ、中が重々、下がガリガリの雪を下ろしてゆきます。
     

 だいたい物置小屋だけで約1時間かかります。ここまででかなり汗だくの状態です。

 本日は気温も上昇して暖かかったので、駐車場の屋根の雪下ろしも続けて作業しました。

 汗だくで、乳酸が溜まってしまったので、半分くらい降ろして今日は止めました。
     

 まったくメタボ対策には、過ぎたる作業です。笑。

 今日はおまけがあります。
もきち大江町をゆく
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山形Q練習34-vol.10

2010年01月18日 23時52分20秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 本番までそろそろカウントダウン開始ですな。

 今回のプログラムは我々演奏奏者からすれば、大変ですがとても楽しい曲ばかりです。楽しいと仕上がりの良さが比例しないのが難しい所です。汗。

 ProkofievとWolfを集中的に練習しました。そろそろ本気出してゆかないと、本番だけテンションあげてもねぇ。

 練習時間の約4時間ず~とテンションあげて集中力を全力にして演奏するのはかなりしんどい事です。しかし、本番は魔物が住んでいるのだから、そろそろ自分でエンジンをかけないと・・・。あいだみつをみたいな事を言ってしまいましたが、今が正念場なので、エンジン全開で頑張りましょうぞ。

 帰宅したら、家の前を排雪してくれたみたいで、だいぶ道が広くなっていました。助かりました。明日は朝から物置小屋と駐車場の屋根の雪下ろしでもしてから、山形響のリハーサルにむかいます。
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卒業まであと少し・・・。

2010年01月17日 23時58分40秒 | 指導
 昨日、定期演奏会のゲネプロ前~午前中に非常勤講師をしている高校へ、生徒のレッスンのために行きました。敷地内で、雪の積もった造形美を見ることが出来ました。

 3年生の卒業と一緒に私も非常勤講師の職を卒業する予定なので、卒業までのカウントダウンに少々感慨深くなりました。この年になって高校を卒業する気分を生徒と一緒に味わっています。

 昨日からセンター試験が始まっていて、受験する生徒達は顔色が悪かったのですが応援してきました。みんなが希望をかなえられる事を祈っています。

 私の生徒は早々と県内の学校に推薦が決まってしまっていたのでかなりお気楽ですが、卒業まではちゃんと楽器のレッスンは続けられます。楽器の練習をして、良い形で卒業できたら良いですね。

 女子校という私にとっては、特殊な環境も体験できましたし、この3年間は良い体験をさせてもらいました。中学・高校位まで教師を将来の夢としていた時期もあったので、思いがけなく経験できたのは、神様のご褒美かもしれません。

 先生・生徒・学校関係者様達に多大な感謝をしたいと思います。

 レッスンもあと数えるほどしか残っていないので、一つ一つ大切にしてゆきたいと思っています。

 おわり。
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