先日の山形Q 第83回定期演奏会の折に配布したプログラムの中で、次回の演奏会のお知らせがあります。
第84回定期演奏会の予定曲の中に、L.vBeethoven Op.9-3とありましたが、実際演奏した時期が近いので、これで良いのかという悩みもありました。まだチラシも出来ていないので、演奏会が終わった時点で、もう一度熟慮しようかと思っていましたが・・・・・・。
自分のCD棚の中にこのCDを見つけたのと、本棚で楽譜も見つけてしまったので、F. Schubertの弦楽三重奏曲第2番に変更することにしたのです。
F.シューベルトの弦楽三重奏曲は、彼の室内楽作品の中でもあまり演奏されないマニアックな方向ですが、学生の頃から存在は知っていて、LPなどで何度か聴いて参りました。
勉強中の若造には、キャッチーではない大人の音楽で、印象に残らないイメージですが、すっかり中年の私には、素晴らしい作品に日に日に思えてきてしまいました。
今回紹介のCDは、シューベルトの弦楽三重奏曲の第1番(単一楽章・未完成)と第2番の二つのEditionが収録されています。おまけの弦楽五重奏曲 D.8も。
実演では、あまり演奏されないので、貴重な機会になるかもしれません。