山形響第216回定期演奏会で、C.ニールセン 交響曲第2番 ロ短調「四つの気質」を取り上げます。
C.ニールセンは、北欧デンマークの作曲家で、交響曲や弦楽四重奏曲など多数の作品を残しています。一時期、C.ニールセンにどっぷりとはまった時期があって、毎日のように弦楽四重奏曲集を聴いていました。
J.シベリウスと並ぶ北欧二大作曲家として評価されていますが、J.シベリウスに比べて、日本では演奏される機会はそう多くはありません。私も演奏した経験があるのは、今度山形響で演奏する予定の「四つの気質」くらいなものです。
貴重な機会ですので、大切にしましょう。
ブロムシュテットやベルグルンドなどの指揮者の名盤があるのですが、聴き慣れない耳にはとにかく渋い音楽です。どこかで聴いたような音楽の集合みたいな作風なので、気に入らない人もいるかも知れません。
しかし、この作曲家は(どの作曲家の作品もそうですが)、才能のある演奏家と出会うことによって、その魅力が聴き手側で拡がったように感じる事があります。
私は、エサ=ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団によるCDに出会う事で、この作曲家を好きになりました。
サロネンの若い頃の演奏ですが、スマートな時に淡泊なほどの響きがこの曲の魅力を伝えています。熱く情熱的に全奏したところで、良い曲には仕上がりません。バランスが難しそうです。
このCDは交響曲全集で、他にVn協奏曲や珍しい管弦楽曲なども収録されていて、かなりお得なBOXになっています。
この作曲家の作品は内声パートがかなり面倒くさく、難しいのですが、CDを通すとほとんど聞こえませんね。はい本番は音は聞こえなくても、ゴソゴソやっているヴィオラの頑張りにも注目です。笑。
C.ニールセンは、北欧デンマークの作曲家で、交響曲や弦楽四重奏曲など多数の作品を残しています。一時期、C.ニールセンにどっぷりとはまった時期があって、毎日のように弦楽四重奏曲集を聴いていました。
J.シベリウスと並ぶ北欧二大作曲家として評価されていますが、J.シベリウスに比べて、日本では演奏される機会はそう多くはありません。私も演奏した経験があるのは、今度山形響で演奏する予定の「四つの気質」くらいなものです。
貴重な機会ですので、大切にしましょう。
ブロムシュテットやベルグルンドなどの指揮者の名盤があるのですが、聴き慣れない耳にはとにかく渋い音楽です。どこかで聴いたような音楽の集合みたいな作風なので、気に入らない人もいるかも知れません。
しかし、この作曲家は(どの作曲家の作品もそうですが)、才能のある演奏家と出会うことによって、その魅力が聴き手側で拡がったように感じる事があります。
私は、エサ=ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団によるCDに出会う事で、この作曲家を好きになりました。
サロネンの若い頃の演奏ですが、スマートな時に淡泊なほどの響きがこの曲の魅力を伝えています。熱く情熱的に全奏したところで、良い曲には仕上がりません。バランスが難しそうです。
このCDは交響曲全集で、他にVn協奏曲や珍しい管弦楽曲なども収録されていて、かなりお得なBOXになっています。
この作曲家の作品は内声パートがかなり面倒くさく、難しいのですが、CDを通すとほとんど聞こえませんね。はい本番は音は聞こえなくても、ゴソゴソやっているヴィオラの頑張りにも注目です。笑。