らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ポンコツ?

2009年08月31日 23時49分18秒 | 雑記
 最近我が家では、何故か?家電製品が続けて不調になっています。

 最初は冷房、次にFFファンヒ~タ~、そして夜間給湯器などなど・・・。

 修理しようと電気屋さんを呼ぶも、ほとんどが型が古くて修理しても直る保証がなくて、次に故障したら部品関係で直らないかもしれないとのこと。修理より新しい物を購入した方が良いとも言われました。

 これを全部新製品にするとお金がかかり、貧乏生活まっしぐらでしょう!

 優先順位を決めて、少しずつ新しくするしかないようです。トホホ・・。

 本日は、山形Qの練習日でした。

 その帰り道に今度は愛車のRAV4が交差点で、エンジンがストップしました。たしかに190000km近く走っているけどさ。さっきまで元気に走っていたじゃない?

 雨の中後続車を交通整理しながら、車屋さんを呼びながら雨に打たれ・・・・。

 約20分後に車屋さんが到着した頃には、すっかり体は冷え切っていました。

 車屋さんまで行き、代車を用意してもらって・・・・。

 RAV4ちゃんは、明日診断結果が出ますが多くのお金がかかりそうなら廃車ですかね?約10年一緒に走ってきて、それは少し悲しすぎます。突然のお別れはいつもきつい!!

 これから山形響は演奏旅行シ~ズンを控えているので、頭を抱えてます。トホホノホ・・・・。旅行中でなかったのが不幸中の幸いでしたが・・・・。

 (*〇o〇*)ゞ ガーン
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新庄市市民文化会館

2009年08月30日 23時59分54秒 | 山形交響楽団
 本日、山形響は新庄市市民文化会館で演奏会を行ってきました。

 県の企業局の主催による演奏会でしたが、選挙や地域の学校の運動会と重なりお客様の入りが・・・。

 本日のプログラムの中に、渡辺俊幸作曲の音楽物語「葉っぱのフレディ─いのちの旅─」というのが入っていて、ソリストとしてVn犬伏さん、チェロ宮城君が務めました。このコンビは3月の定期演奏会でブラ~ムスを弾いたコンビで、3月いっぱいで退団した宮城君も久しぶりに山形響に登場しました。

 やはり素晴らしいチェリストです。宮城君は元気そうでした。まる。
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巌本真理の芸術

2009年08月29日 23時06分19秒 | お気に入りのCD
 キングレコードから巌本真理(1926.1.19-1979.5.11)没後30年企画として2CDで発売されました。

 全曲初CD化ということで、興味深く聴いてみましたが1960~1977年のステレオセッション録音ということで、その録音の良さに驚きました。収録曲は、

・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調op.96『アメリカ』(録音:1969年4月)
・ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調op.76-3『皇帝』(録音:1977年9月)
・ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調op.115(録音:1968年12月)
・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(録音:1960年6月)
・ドルドラ:思い出(録音:1960年6月)
・ドリゴ:セレナーデ(録音:1960年6月)
・ヘンデル:ラルゴ(録音:1960年6月)
・シューマン:トロイメライ(録音:1970年11月)
・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667『ます』~第4楽章(録音:1970年11月)
 巌本真理(ヴァイオリン)
 巌本真理弦楽四重奏団
 中博昭(コントラバス)
 橋本正暢(ピアノ)、他

 その録音のほとんどは東芝レコードに行っていましたが、キングレコードにも「日本の弦楽四重奏曲」KICC-357/9など貴重な録音を残していています。

 山形Qの師~平尾真伸氏が言っていた「真理さんのヴィヴラ~トは特殊で、もの凄く大きくて・・・。云々」というのもこの録音で初めて確認出来ましたし、この弦楽四重奏団のアンサンブルの仕方、息づかいなどもよく伝わります。

 60年代から70年代にかけて、世界にひけをとらない団体がこの日本に存在していたことをはっきりと認識できました。その演奏は魅力に溢れています。54歳で天に召されてしまった巌本さんが、日本の平均寿命まで存命でしたらその後の日本の弦楽四重奏界は、大きく変わっていたかもしれませんね。

 このCDは本当にお勧めです!
HMVジャパン
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本日は新山形Q活動。

2009年08月28日 23時59分13秒 | クァルテット
 山形Qメンバ~のだちゅ嬢のスケジュ~ルが、山形響の団員~男3人と合わない時の苦肉の策として始まった「新山形Qプロジェクト」も段々とその存在が普通になってきた今日この頃・・・。

 弦楽四重奏というジャンルは寄せ集めではなくて、常に同じメンバ~で演奏できるのが理想だと思っているので、本来はメンバ~交代なども団体にとってはもの凄いエネルギ~を必要とするのです。新しいメンバ~が入ってきた時に「新しい風」と「今までのやり方」という激突があるのは普通のことです。

 本日は仙台の施設での演奏でした。わずか30分位の(実際は40分以上!)演奏でしたが、車いすのご年配の方々が楽しんで聴いてくれました。

 プログラムは、W.A.モ~ツァルトのデヴェルティメント第3番 ヘ長調 K.138と弦楽四重奏曲第10番 ハ長調 K.170でした。

 娯楽の少ない施設内での演奏は、特に喜ばれるような気がします。クラシック音楽に興味が無い方々(だろうな?)なのに本当にうれしそうな顔をして、聴いてくれています。我々演奏家にとってスポットライトを浴びる活動も大切だけれども、こうした活動はそれ以上に大切な活動だとしみじみ思いました。

 人生の先輩達である車いすの方々の笑顔は、逆に我々に元気をくれるような気がします。

 この「新山形Qプロジェクト」もかなり定番活動になってきましたので、私も真剣にヴァイオリンの購入を考え始めました。今所有しているヴァイオリンはドイツ製のオ~ルドで、ちゃんとした名前もあり良いヴァイオリンではあるのですが、ヴィオラ奏者である私にとっては少しパワ~が足りない気がするからです。お金もあまりないので、新作の中から考えようかと・・。

 しかし、どこからそのお金が出るかは?不明です・・・・・・・。笑。
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進路指導

2009年08月27日 23時59分50秒 | 指導
 今日は、非常勤をしている高校へヴィオラのレッスンのために行きました。

 明日から文化祭らしく校内は飾り付けの真っ最中でした。多くの生徒達が明日からの用意のために走り回っています。この高校は音楽科以外は女子校ですので、文化祭の華やかさも私には目新しいものです。

 私は男子高校に通っていましたので、この高校とは全く違う校風でした。それもかなりの受験がちがちの進学校でしたので、文化祭の期間と言えば、勉強から離れられる唯一のオアシスだったのです。校外から女子が来たりすれば、今何階のどこどこクラスに可愛い子が来ているとか、誰々の彼女が来てるので見に行こうとか、今から考えると笑っちゃうような時間だったと思います。

 進学校でしたので、三者面談とか、先生との進学面談というのが頻繁にあって、「成績が落ちている」だの「今のままででは第1志望が難しい」だの言われていましたっけ。ある時、担任の先生にヴァイオリンで音楽大学に進学したいと申し出たところ、「じゃ~なんでうちの高校へ来たんだ?音楽ではご飯が食べることは難しいから止めなさい」と言われ、当時は音大受験を諦めた経緯があります。結局遠回りして、この道に来てしまったけれど・・・・・・。

 ということで、私が担当している3年生の生徒達もそろそろ進学するのか?就職するのか?専門学校に行くのか?自分の進路の最終判断の時が迫ってきています。

 自分の担当の生徒を始め、とにかく今年の3年生達には自分の選んだ道に行けることを願っています。各高校生は、例えば大学進学にしたって、短大行くのか4年生大学に行くのか?A音大に行くのかB音大にいくのか?と真剣に悩んでいます。自分は実はその頃にひねくれていて全然悩まないで進路を決めてしまったのですが・・・・。高校生にとっては将来への重要な悩みなんですよね。

 ただ一つだけ全員に共通したアドバイスが出来るとしたら・・・・。

 「悩むより考えろ!」ですかね。

 クヨクヨ悩んであ~でもこ~でもないではなくて、自分が本当にしたい事やそうなりたい事を定めて、そうなるにはどうすれば良いか??の方法を考えた方が良いのです。

 青春時代はどうしても悩む事が習慣化されて、クヨクヨしがちです。若いうちはそれも大切かもしれませんが、時間が無いことですし、考えるように発想を転換するように先生としてアドバイスしています。

 自分の高校時代は棚上げして指導している自分に少し笑っちゃいます・・・。

 (写真)春の高校内
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昔話。

2009年08月26日 23時45分17秒 | 雑記
 先日久しぶりに某ハンバ~ガ~ショップに行きました。年とってからはあまり行かなくなってしまったファ~ストフ~ド系のお店です。久しぶりに食べたハンバ~ガ~&シェイクの味が、昔の事を思い出させました。

 学生時代にこのハンバ~ガ~ショップ系列店でアルバイトしていた事がありました。アルバイト代が欲しいというより実は、このアルバイトには別の目的が私にはあったのです。(時給380円でしたから・・)店長が変わった方で、店の商品をアルバイトが終わった後なんでも食べ放題という契約にしてくれたのです。お仕事の方は、今より商品の種類が少なくて楽でしたよ。たぶん。

 今のように機械が発達していなかったので、一日中タマネギやジャガイモをむきむきしていたり、レタスを洗ったりしていました。(遠い目)しかし、ひとたびお店がはけるとテリOキバ~ガ~とかチ~Oバ~ガ~とかモOバ~ガ~とかシェイクとかとにかくたくさん作って、店の奥でたらふく食べていました。テリOキバ~ガ~を10個食いとか(もちろんレタス多め!!やマヨネ~ズ多めとか。)していましたっけ。

 その頃はいくら食べても食べてもお腹がグ~グ~なっていました。そんなに食べても全然太らなかったし・・・。毎回時給が安い分食べて取り返してやるという意欲がありました。笑。

 そのアルバイトを続けてゆくうちにだんだんハンバ~ガ~に飽きてしまって、自分達だけのレシピで作ったハンバ~ガ~を食べていました。それが何と今では当たり前のようにメガOOとかキングOOとか色々出てきましたので、ビックリしています。あれはきっと腹ぺこ若手アルバイトの発想だと思います。今は、お金の代わりに食べ放題にしてくれるお店は無いと思いますが。

 もうハンバ~ガ~やポテトは2度と見たくないほどになってしまいましたので、そのアルバイトは辞めました。それからもう20年以上経っているので、最近ようやくハンバ~ガ~ショップも食事の選択肢になりましたとさ。

 私にとって美味しいと言うより懐かしい味と言った方が良いかもしれません。

 
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やはり秋の気配!?

2009年08月25日 23時49分12秒 | 大江町
 本日は早くも!山形響の今年度後半の音楽鑑賞教室シ~ズンが開幕しました。

 数年前でしたら7月の後半から8月いっぱいまでと11月の後半から3月いっぱいまでは、体育館での鑑賞教室が行われなかったのですが、文化庁等の音楽鑑賞教室演奏旅行などがまとまって年間業務に入ってくるようになって、スケジュ~ル的にシ~ズンオフをつくることが難しくなってきたのかな?と思われます。現場では実際年々きつい業務になっているのですが、頑張るしかありませんね。苦笑。今日は暑くならなくて助かりました。

 山形中央自動車道が北にどんどん延びていて、それとほぼ平行して走っている国道13号沿いは、高速道路の延伸にともない開発が進んでいるように思います。以前は一面田んぼや畑が見えた景色も大型店や住宅街が多くなってきました。

 しかし、国道から一本中に入ればまだまだ自然はたくさん残されています。

 本日訪問した村山市立大倉小学校の近くもそうした自然いっぱいの風景がひろがります。蛍もたくさん見ることが出来るのでしょう。アピ~ルしている看板もありました。こんな自然に囲まれた所で育つ子供達は本当に幸せだろうなと思います。

 音楽鑑賞教室中も子供達が、真剣に集中して聴いているのがよく分かります。かといって先生に強制的に(無理矢理?)静かにさせられて聴いているのとは違って、一人一人が興味を持ってこちらに注目してくれているのです。

 良い環境と良い学校~良い先生に良い仲間達・・・。全てがそろっているのですから・・。

 村山市は良いところです。

 (写真)村山市立大倉小学校前の田んぼ。稲穂が出てきていました。
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山形響第199回定期演奏会終了。

2009年08月23日 23時50分16秒 | 山形交響楽団
 定期演奏会終わりました。

 田部京子さんのピアノは3日間安定した素晴らしい演奏でした。

 今回で首席客演指揮者の阪哲朗氏は退任するそうです。ゲネプロの時に彼の挨拶で初めて知りました。知らなかったのは私だけではなくて、団員のほとんどが知らなかったことです。彼とはもう少し共に活動することが今後増えると良いのにと思っていた矢先でしたので、残念でなりません。

 09/10年度からドイツで新しい歌劇場の総監督(GMD)の仕事が忙しくなるとのこと・・・。

 さらなる活躍をお祈りしています。
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山形響 庄内定期第13回鶴岡公演終了。

2009年08月22日 23時35分31秒 | 山形交響楽団
 本日は鶴岡市文化会館で、山形響の定期演奏会が行われました。

 鶴岡市文化会館での定期演奏会は13回目を迎えました。毎回演奏会に駆けつけていただいているお客様には感謝の心でいっぱいです。ありがとうございました。ただせっかくの文化会館での公演ですので、もう少し席が埋まったらと思わずにはいられません。

 こちらの事務局を含めた広報の問題もあると思うし、我々の演奏の魅力をさらに磨いてゆき、お客様の増員をはかれたらと思うところです。定期演奏会と銘打っているのにも関わらず、演奏会後の交流会が行われていないのも集客出来ない要因かもしれません。これは団員側サイドが考える余地のある所かもしれません。

 今後も鶴岡公演が継続して行われるという事を考えると、何か対策を考える時期に来ているのかなぁ?と個人的には思っています。

 ~~~~~~~~~~~

 本日はゲネプロ終了後に、ピアニストの田部京子さんにサインをもらい少しだけ話す機会がありました。先日、当ブログで紹介したカルミナQとの共演盤にサインをいただいたのですが、田部さんはクァルテット音楽が大変お好きとのこと。室内楽をクァルテットと共演するのが好きなのだそうです。ポロっともらした話では、またカルミナQとの共演・レコ~ディングをするとの事でした。新譜が楽しみになりました。

 明日は、山形県県民会館で第199回定期演奏会が夕方16時から行われます。田部さんの素晴らしいピアノを聴きに御来場下さい。

 
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山形響 米沢演奏会終了

2009年08月21日 23時58分48秒 | 山形交響楽団
 米沢演奏会終了しました。

 たくさんのお客様に御来場いただきました。ありがとうございました。

 同プログラムであと2日間本番があります。

 明日は鶴岡市です。
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ヴィオラ Vol.20

2009年08月20日 23時59分12秒 | ヴィオラ
 映画「おくりびと」の中で主人公のチェロ奏者が、数千万円もするチェロを所有しているという場面があったそうです。(まだ映画見ていないので不確かな情報です)。

 山形Qで依頼演奏会をした後の打ち上げの席とか、聴衆の方々との交流の機会にたまに「皆さんが使用されている楽器も数千万円するのですか??」という質問を受ける事があります。そういうお金のことに興味を持たれるのは理解出来ますけど、私達にとっては難しい質問かもしれません。

 この質問の本当の意味は
1.あなたが使用している楽器はいくらなのですか??
2.あなたがたのようなプロの奏者になるためには、いくらぐらいの楽器を所有してるべきなのでしょう??
3.あなたの所属しているオケのメンバ~はいくらくらいの楽器を所有しているのですか??
4.映画の中で言っていたことは本当ですか??
5.その他

どれだと思いますか??笑。

 大げさな気もしますが、映画の中で言っていたことは間違いではありませんよ。実際それくらいの楽器を所有している人もいますし、それ以上の楽器の方もそれ以下の楽器の方もいます(価格的に)。と答えます。

 そもそも楽器の値段なんて無いようなものですし、本物の楽器だとしても(証明書がついた楽器)値段には大きい開きがあるものです。

 ~~~~~~~~~~~~~

 本日書こうと思った話からだいぶ遠ざかりましたので、強引に・・。
 と思いましたが、定期演奏会のリハ~サル疲れのために早く眠りたいので、又の機会ということで・・・。

 本当はヴィオラの弓のことについて書こうと思っていました。
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田部京子&カルミナQ

2009年08月19日 23時59分45秒 | お気に入りのCD
 連日のようにCD紹介で申し訳ないです。暑さと共にネタが頭から吹っ飛んでいます。

 カルミナQのDENON復帰のCDです。実際にはSACDです。ちょうど今、山形響の定期演奏会のために田部京子さんが来県されているので、このCDを選びました。スメタナQが引退し、カルミナQが後継者として(DENONへの録音が)軌道に乗ってきた時にカザルスホ~ルの身売り問題が出て、(まったく来日しなくなってしまった)カルミナQはDENONとの録音もストップしていたのです。(どういう録音契約だったのかは知りませんが)2008年に久しぶりにDENONから出た一枚です。もしかしたら田部京子さんがカルミナQとの共演を望んだのかもしれません。どういう理由でもカルミナQファンとしてはうれしい事です。

 その後、カルミナQは来日をして田部さんとの共演をしたし、今年も6月に来日して演奏会を開いたそうです。DENONとの録音も再開してBartokが出たばかりです。

 このSACDは、シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D 667, Op.114『ます』と、シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44が入っています。この録音では、ライヴのような迫ってくるような迫力が何とも言えません。おすすめです。

 本日の山形響リハ~サルはL.v.Beethovenのピアノ協奏曲第3番でしたが、田部京子さんのピアノは繊細で一音一音にもの凄い神経が行き届いていて素晴らしいです。本番3日間がとても楽しみになりました。
HMVジャパン
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ドヴォルジャーク 交響曲 第8番 ト長調 Op.88

2009年08月18日 23時59分00秒 | お気に入りのCD
 今日から山形響は第199回定期演奏会のリハ~サルに入り、夏休みがあけました。

 首席客演指揮者の阪哲朗氏の登場です。

 8/21(金)は米沢の伝国の杜・8/22(土)は庄内定期~第13回鶴岡定期(鶴岡市文化会館)・8/23(日)山形県県民会館で行われる予定です。今回は首席がお休みで、私が首席代行としてヴィオラパ~トの頭に座ることになりました。頑張らねばなりませぬ!!

 さて、今回のプログラムの中でC.M.F.ウェ~バ~の「オベロン」序曲は私が初めて大学オケに参加した時に2ndVnで演奏した曲だし、A.ドヴォルジャ~クの交響曲第8番はヴィオラに転向して初めての演奏会で演奏した曲で私のオケ人生の始まりの曲達と言ってもいいです。当時は厳しい先輩達にパ~ト練習等で毎日のようにしごかれていました。懐かしい思い出です。この頃はまさか自分が演奏でご飯を食べる人になるとは思ってもいませんでした。

 A.ドヴォルジャークは、日本ではドボルザークと長く表記されてきましたけど、最近はドヴォルザーク・ドヴォルジャークと表記される方が多くなってきました。私のプラハにいる弟子に質問したところドヴォルジャークという表記がチェコの発音に近いと返信されてきました。

 A.ドヴォルジャ~クの交響曲第8番のCDといえば、ク~ベリック・ノイマンなどの本場物の指揮者による名盤がありますが、私は何と言ってもこのG.セル指揮のクリーヴランド管弦楽団による演奏が一番好きです。

 学生オケで演目に上がったときに買ったCDがこの演奏で、何度も何度も聴いてすり込まれてしまった気がします。ロマンティックや民族性に流されることなく、(冷たいと感じる方もいるかもしれませんが、)もともとクサイ??(失礼)音楽を禁欲的かもしれませんが堅固な構成力で演奏していて、とても好感がもてます。

 何回聴いても口飽きしません。甘ったるい味が残らないのです。こういう演奏は現在に通じる演奏で、これからも長く名盤として残るでしょう。さて山形響の演奏はどうなるでしょうか??楽しみです。
HMVジャパン
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ヴィオラ Vol.19

2009年08月17日 23時59分20秒 | ヴィオラ
 ヴィオラを本格的に学んでいる方や数少ない?ヴィオラファンが寂しい思いをしている事と言えば、CD等が新しく発売されても、生産枚数が限定数なのか?どうなのか詳しい話は分からないが、短期間ですぐに廃盤になってしまう事である。

 レコ~ド雑誌の広告やWeb上で存在を認知してからすぐに手に入れないと、ほんの数ヶ月で廃盤になり手に入れられなくなってしまう。見つけた時に躊躇している暇はないのだ。

 T.ツィンマ~マンやW.クリストなど名手によるCDでもすぐに聴く機会が失われてしまう。確かにCD会社とすればたくさん販売出来るとは言えないヴィオラのCDを常時販売していることは難しいのだろうが、ファンとしては寂しいことだ。

 何年か経ってまた再発売という事になれば良いのだが、VnやVcのCDに比べれば悲しいほどに無視されている気がする。

 今回はヒンデミットの「白鳥を焼く男」~所謂ヴィオラ協奏曲なのだが(学生時代に学ぶ学生は多い)、現在廃盤になっていてもったいなぁ~と思うCDをあげてみる。

 上のCDはミュンヘンの名手~ゲオルグ・シュミット氏が演奏した盤である。ミュンヘン弦楽四重奏団のメンバ~でもあり、ブラ~ムスのクラリネット五重奏曲をランスロ(Cl)と共演した盤もある名ヴィオリストだが、惜しいことに現在は廃盤である。彼の奏でるヴィオラの音色は深く、聴く者の心に突き刺さる。昔ビクタ~かコロンビア??から数々のLPが出ていたが(ブラ~ムスのソナタやヒンデミットのソナタ、テレマンの協奏曲など)CD化はおそらくされていないと思う。忘れ去られるには本当に惜しい名手であると思う。

 次の廃盤はこれ!
     

 ジュリア~ド弦楽四重奏団の創立メンバ~のラファエル・ヒリヤー氏のCDである。バックはなんと!渡邊暁雄指揮、日本フィルである。カップリングはバルト~クのヴィオラ協奏曲で、これも名盤だが残念ながら現在は廃盤である。日本のどこかが版権を買い取って再発売してくれないだろうか?歴史的に価値ある録音だと思うが・・・・。

 このように聴いてみたくても廃盤の憂き目にあっているヴィオラの名盤は何十枚とあるのだろう。もし再発売などの情報があったら是非ともすぐに購入してもらいたい。次に手に入れられるのは無期限の未定になってしまうのだろうから。
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キラキラ チェンバー ストリングス第5回演奏会終了。

2009年08月15日 23時55分41秒 | 音楽
 終わりました。写真は打ち上げのテ~ブルの上です。

 お盆にも関わらず、山形テルサアプロ~ズにたくさんのお客様が来て下さいました。大感謝!!

 演奏会も終了間際にマイクを持たされて、話す機会がありました。(その時に話した内容とかぶりますが、)この合奏団も創立10年を迎えて、第1回の時に参加していた人の中に子持ちになった方が何人かいました。その当時の演奏を思い出してみると(もちろん良い演奏だった記憶がありますが)若い演奏~悪く言うと一生懸命みんなで演奏しました~という演奏が第5回を迎えた本日はどうでしょう?素晴らしい音楽になっていたじゃないですか!!

 キラキラ会という会は親御さん達の援助があってこその会で、例えば練習会場までの送り迎えや、演奏会ごとの裏方の仕事、もちろん演奏会場までの送り迎え・・・資金的な援助(楽器購入やレッスン代等の負担)など色々大変な面もあるかと思います。しかし、それ以上に子供達が仲間達といきいきと過ごして、一生の友となる音楽を学ぶことが出来るのです。

 キラキラ チェンバ~ストリングスのメンバ~の中には人の親になってみて、自分が子供の頃から親に受けてきた愛情に感謝出来た方々がメンバ~に多くいたために本日の演奏会は音楽をする喜びや感謝が形になっていたような気がします。

 子供の頃から弦楽器を学ぶというのは、一人ではほぼ無理ですので、親御さん達の意欲が大切なのです。

 打ち上げでもたくさんの人達と話す機会がありました。特に事務局を担当して下さったIさん、Kさんにはメンバ~一同大感謝です。面倒くさいことが多い演奏会の準備を一手に引き受けて成功させてしまうパワ~はどこからくるのでしょう??

 次回はまた再来年?という話でしたので、第6回はまた新しいメンバ~にも参加していただいて楽しむことが出来たらと願っています。
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