らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

今日はごちゃ混ぜの話。

2013年06月30日 23時59分55秒 | 指導
 昨日は、約6時間かけて大阪~山形~左沢と帰ってきましたので、久しぶりに涼しい空気の中散歩&ちょっとランニングに行きました。

 街灯の下にウジャウジャとクワガタがひっくり返っていました(上の写真)。写真撮って全て逃がしてやりました。両手で持てるだけ捕まえたのですが、あと数匹いましたので・・・今年は多い年かもしれませんね。

 さて、今日は、時間に流されながらも6月最後の日。何か変わったことがなかったかと??

 数年ぶりに生徒を持つことにしました。山形に来てから個人レッスンは常に数名いたのですが、4年位前にぷっつり個人レッスンをすることを止めていました。子供から学生、社会人まで何人か教えてきましたが、時間的に難しい事~これは自分が時間の使い方が下手くそで、個人レッスンをする余裕が無くなったということかも・・~自分でどう弾いて良いか?色々悩み始めた時期で、人様に教えるなんて烏滸がましいという考えからストップしていたのでした。ただ強く望まれれば、引き受ける気でいたので、結局は人気がない先生だという事かもしれませんが・汗。

 山形大学フィルのヴィオラパートを指導しに行くようになって3年目になりました。パートの指導と個人レッスンは、内容が違うので教える教えないは学生達の自由にしています。その中で、OB二年生の方がレッスン希望してきましたので、引き受けることにしたのでした。元々真面目で、社会人になってからも一生懸命やっている方なので、少しでもお役に立てればと思っている所です。自分もまた基礎を確認しながら練習できます。

 しばらく、他人様が家に来る事がなかったので、マニアックな部屋になっていましたので久しぶりに大掃除。レッスンに来る方に不快にならない程度まで頑張りましたよ。これからも定期的に月に1~2回来るそうなので、そのたびに部屋が整理されてゆくでしょう。レッスンを引き受けた事によるとんだ効用でした。

 今晩も体の疲れを癒しに夜散歩の方へ。

 今晩の成果は・・・・・。
  
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バイバイ!コンクリートジャングル

2013年06月29日 19時38分01秒 | 演奏旅行~
 ホテルで遅めの朝食をとって、ゆっくりと山形へ戻って参りました。

 大阪から東京~山形へ。約6時間の新幹線道中でしたが、某Vn奏者からうつされた風邪のため、薬を飲んでいたのでほとんど熟睡状態でしたよ。

 4泊5日の都会生活でした。生まれ育った東京より、仕事でしか行ったことのない大阪の方が、居心地が良いと昨年から思っていましたが、その疑問の一つが今回分かりました。

 例えば電車の中では、東京ではほとんどの人がスマホや携帯電話をいじくっているし、喫茶店でのカップルさえスマホをいじって会話無し・・・・・。大勢の人でごった返す地下道でも携帯をいじってるお姉ちゃんがぶつかってくるのです。

 一方、大阪だと携帯をいじっている人はいるものの、電車の中では新聞を読んだり、一緒にいる人と会話を楽しんだり、おしゃれをしたお姉ちゃん達は、颯爽と歩いているのでした。

 山形に来て約14年・・・。故郷は遠きにありて思ふもの・・・・。私が生活していた頃の東京に、今の大阪の方が似ているんですよね。時代遅れとかではなく、人が生き生きとして暮らしているように見えるのです。東京は、自分の故郷ですから厳しく言えるのですが、スマホのせいで他人とのふれあいを遮断して、一人一人が疲れちゃっている感じです。電車の「優先席の近くでは携帯電話の電源はお切り下さい」の表示も関係なく、みんなで人差し指でスマホいじくっています。少し異常な光景に見えます。心臓のペースメーカに影響があったり、スマホアレルギーというのもあるそうですから、知らず知らずに人の命を縮めているかもしれませんよ。携帯電話嫌いのおじさんの意見でした。

 家の近所の写真ですが、やはり我が家が天国です。
  
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大阪へ

2013年06月28日 23時59分12秒 | 演奏旅行~
 昨日の東京公演の余韻は引きずらすに、朝から大阪へ向かいました。(写真は関係ございません)

 昨年に引き続いての大阪公演です。昨年より多くの方が会場に足を運んで下さいました。

 ありがとうございました。美味しい物も堪能出来ました。

 明日、山形へ戻ります。バイバイ大阪!

  
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2013年06月26日 23時59分40秒 | 音楽
 本日はリハーサル後、東京オペラシティで開催されたドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行きました。

 M.ザンデルリンク指揮の同楽団の演奏については、ここには書きませんが、最上階からの席からでも舞台上の各奏者の動きはよく見えて、舞台上から見る客席よりはっきり見えるのが、演奏者として怖いと思いましたよ。近い1F席よりよく見えるのは発見でした。

 クラシック音楽ファンの中には、生の演奏は聴かないで、LP、CDだけを聴く人がいます。何回も聴く事の出来るCDが、1枚1000円だとして、聴き直しのきかない演奏会のチケット代が5000円だとすれば、5倍です。古今の名演が1000円なのに、傷がある演奏が5000円なのです。しかし、生演奏を聴かないのは、まったく損をしている事だと思いましたよ。CDをどんなに良い再生装置で再生するより、生演奏は心をふるわせてくれます。

 これは、言葉でも文章でも説明出来ないのですが、生演奏に勝るモノ無しとしか言えません。

 と言う事で、明日の東京オペラシティの山形響さくらんぼコンサートをよろしくお願いします。

 まだチケットあるそうです。

 
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東京へ

2013年06月25日 21時40分24秒 | 演奏旅行~
 毎年恒例になっている山形響のさくらんぼコンサートのため東京に来ています。

 朝早く起きて、新幹線でZZzzzzzzzz・・・・・・。

 山形人の心を忘れないように、みちのく弁当の旅です。
  

 大阪公演を含めて、4泊5日の旅です。気温はそうでもないけど、都会特有の湿気に少し参りました。

 頑張ります!
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指導に行く。

2013年06月22日 23時59分58秒 | 指導
 山形大学フィルのヴィオラパートの指導に行きました。

 サマーコンサートは、7/6(土)18時30分開演で、山形市民会館にて行われます。島森先生から竹谷先生に指揮者が交代して初めての演奏会です。曲目は、白鳥の湖・驚愕・フィンランディアと名曲揃い!!!お時間のある方は是非応援しに行って下さいね。かっこいい男の子とカワイイ女の子が頑張っている姿を見に行くだけでも、入場料分の価値は十分だと思いますよ。

 さて、演奏会前最後の指導でした。今日も基礎練習やこれからの基礎の積み上げ方などを軽く指導して、あとは、白鳥の湖などを指導しました。元気な経験者揃いの1年生4人も演奏会にいきなりデビューなので、みんな気合い充分!冬の定期演奏会がさらに楽しみになりました。真面目で明るい子が多い我がヴィオラパートは、たぶん元気いっぱいにホールに音を響かせてくれることでしょう!

 またね。
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理想的。

2013年06月21日 23時59分12秒 | お気に入りのお店
 先週・今週と山形響は、米沢市市民会館、山形市民会館で(途中、寒河江の醍醐小学校にも行きました)、子供達の音楽鑑賞教室を行いました。この暑い時期に、冷房がきくホールで演奏できるのはありがたいです。そして、会場まで大型バスで移動してくる引率の先生など関係者様に感謝申し上げます。こういうまとまった音楽鑑賞教室は、山形響といたしましても充実したプログラムで提供できる可能性が高まりますので、願ったりかなったりです。

 2週間、毎回の子供達の反応を見て楽しんでいました。若い頃(山形響に入ったばかりの頃やエキストラで参加していた頃など)は、本当はクラシック音楽というのは静寂の中で、一音も漏らさず聴いてもらいたいななど云々、自分の中でご託を並べて詰まらない発想ばかりしていましたが、ここ数年は、多少五月蠅くとも、(これが仕事だし、)子供達の嬉しそうな顔を見たり、意外な反応を見たりしているのに興味がわいてきました。それよりも与えられた環境の中で、自分はどれだけの演奏が本番中に出来るのか?という事を常に考えて、演奏してゆきたいと思い始めています。

 私にとって、なかなか充実した2週間でした。

 午前午後の移動がないホールでの演奏の楽しみに、何を食べるか?というのもあります。私は所謂グルメではございません。その日に食べたいモノを選択します。基本的には胃袋が貧しくできているので、安いことに越したことはありません。惨めだとかそういう気持ちは、一切無くむしろそれが美味しく感じるし、楽しいし・・・・・。

 ということで、今日は初めてのお店へ。

 山形市の街中を彷徨っていましたら、立ち食い蕎麦のお店を発見しました。都会にいた頃はよくお世話になっていましたが、山形に来てからはさっぱりご無沙汰です。入ってみて吃驚!これは、意外と美味しいです!舌が肥えた山形は、凄いですね。安かろうまずかろうではなく、安くても丁寧なつくり。天ぷらも揚げたてです。久しぶりに天ぷらうどんを外で、立って食べました。また行こうっと。旨し!

  
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ヴィオラ Vol.43

2013年06月18日 23時59分25秒 | ヴィオラ
関連記事
ヴィオラ Vol.42

 前回は「音程」について書きました。続きです。しつこいようですが、私の経験から来る話なので、嘘半分の気持ちでお読み下さい。

 先月~5月は、風邪で明け暮れました。まだ後遺症的な腸の不調が続くのですが、現在体は軽い感じです。風邪の時に耳が聞こえづらくなる時があります。耳が聞こえづらいと、自分の声も大きくなります。楽器演奏というのは、常に倍音が豊かな音を出そうと努力しているのですが、この耳が聞こえづらい時は、その倍音が聞こえないんですよね。なので、音色的にも堅くシンがある(響きの少ない)ただ大きい音を出さないと、音程が分かりづらくなります。しかし、このような時は、体調不良もあり、意外と自分ではあっているつもりでも、周りには迷惑な音色で演奏している事が多いです。何しろ堅くて周りと響き合う事は二の次の音色で弾くのですから。

 もう一つ、音は耳だけで聞いているのでは無いのです。先月の風邪の時は、耳は聞こえているのですが、鼻が詰まったり、鼻水に苦しんだりしていました。そういう時は、やはり音程が分かりづらいんですよ。人間は鼻の穴から入る音も頭蓋骨に響いて聞いているのでは?と仮説が浮かびます。その他、楽器を構えている鎖骨からも骨伝導で何かしら聞いているとも思えるし。蓄膿症や慢性鼻炎の人は、音程があまいという事を知っておくのが大切かもしれません。何しろ倍音が聞こえづらいのですから。鼻の健康も大切です。

 さらに続きます。近いうちに・・・。
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世界の弦楽四重奏団とそのレコード完結編!

2013年06月16日 23時59分08秒 | クァルテット
 遂に出ました!

 幸松肇氏による世界の弦楽四重奏団とそのレコード第5巻~英加北欧諸国編と第6巻~日本編。

関連記事
世界の弦楽四重奏団とそのレコード第1・2巻/幸松肇
続編出ました。

 関連記事でも書いていますが、幸松肇氏が膨大な資料に基づき、SP・LP・CDなどを出している古今の弦楽四重奏団を紹介している本です。全6巻で世界中の団体を紹介したことになります。完結編の日本編ですが、CD等を発売した弦楽四重奏団では、(たぶん)エントリーが少ないので、日本編だけCD等を出していない団体も紹介されています。

 我が山形弦楽四重奏団もありがたい事に、紹介されています。

 古今の名演奏家の人達と一緒に本になっているのは、少しこそばい気持ちです。
HMVジャパン
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ヴィオラ Vol.42

2013年06月15日 23時59分54秒 | ヴィオラ
 「音程」について書いてみようと思っています。

 周波数や度などの難しい話ではなくて、演奏者がよく日常的に使う「音程」についてです。なお、これから書くことは、音響学などの専門的に正しい話ではなくて、私の経験値に基づくモノで、理論の正しさを保証はしません。半分嘘くらいの気分で、読んで下さい。

 まず、ピッチ計などで針がピタッと合っている音程は、絶対に正しいという考えには私は同意できません。無伴奏曲で無い限り、音楽は最低2人以上の合奏で成り立っています。自分が正しい音程を出しているかどうか?は、全て「場面で決めねぇ~~(古い)」の場合がほとんどです。

 クラシック音楽は、基本的に和音進行で成り立っているので、自分が出している単音は、和音の一部なのです。和音がド~~ンとなった時に、各音程がピッチ計で近似値だとしても(完璧にあっていても)濁る場合がよくあります。各奏者が、自分の出している音の役割をよく分かった上で、バランス・音色、なるべき和音の響きを考えながら演奏しなければ、所謂ハモる事は難しいのです。

 この話から結論を導き出すのはとても難しいのですが、あえて仮説を立てるならば、気のあう仲間と微調整しながら出す音程が正しさに近づくと言うことです。一緒に演奏している他の奏者に少しの優しさを持ち、響き合う余地のある音色で演奏する事が大切です。自分は絶対に正しい!という態度はこの話から一番遠ざかります。

 色々大家の演奏(アンサンブル)を聴くと、音色・バランスは、音程をカバーしてくれる事もだんだん分かってきます。

 この話の続きは近いうちに。
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洋食居酒屋 ウッドハウス

2013年06月14日 23時59分31秒 | お気に入りのお店
 今週の山形響は、米沢市市民文化会館で米沢市の小学生を対象に音楽鑑賞教室でした。全7公演。

 6年に1度開催らしく、小学生の間に1回は音楽鑑賞教室を聴けるという企画です。市内全小学生を会館に集めるので大型バスも必要で、学校行事としては大規模な事業ですが、6年とは言わず3年ごとくらいに開催してくれると良いなぁ。低学年と高学年では感じ方がだいぶ違うような気がしますので、せめて小学生の間に2回位は聴いて欲しいです。毎年聴いている小学生もいるのですから(学校公演)。予算の関係もあるのかな・・・・。

 さて、米沢市市民文化会館は近くに伝国の杜というホールが出来てから、使用する機会が減りました。昔は、今問題になっているビルの1FにあったMドーナツや近くのワンタンメンをよく食べに行った記憶があります。

 今週の昼ご飯は、3日間同じ所に行きました。

 ウッドハウスという居酒屋さんですが、昼間にバイキング形式のランチをやっているのです。たまたま見つけたのですが、たぶん全て手作り料理で、味も濃くなく、野菜料理中心ですのでなかなかご機嫌でした。3日間通ってもかぶる料理はほとんど無く、毎日美味しくいただきましたよ。メインに選ぶ料理で料金が違うのですが、だいたい500~800円で食べ放題です。

 写真は初日に選んだ牡蠣フライ!旨し!
  

 メイン以外のお総菜、ご飯、お味噌汁などが食べ放題なのです。お店の店員さんも愛想が良く、良い店です。すっかりお気に入りになりました。

  
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重要文化的景観

2013年06月12日 23時59分00秒 | 大江町
 私が住んでいる大江町の中心地~左沢の町場が、平成25年3月27日に「最上川の流通・往来及び左沢町場の景観」として国の重要文化的景観に選定されました。

 関係者の努力のたまものですね。

 後世に良い街並みを残していくのでしょう。祝!!
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武田知弘「大日本帝国の真実」

2013年06月09日 23時59分59秒 | 読書
 ~アジアに突如現れた謎の大国、大日本帝国、その真実に迫る!~

 小~高校と日本史を学校で勉強したが、明治維新以降は教科書の内容も薄く、よく分からない内容のモノだった記憶があります。テストや受験でもほとんど出題されなかったので、当時は最低限の知識で乗り切ったのでしょう。第二次世界大戦の敗戦のせいで??明治維新~敗戦までの大日本帝国が、隣国の顔色を伺いながら全否定されている現実を見ると、少し違うのではないかと中年なりの疑問がありました。

 手を出すのが怖いような、もしかして「右的思考」を押しつけられるのかな?などと疑問を持ちながら、手にした本書。結論から言えば、そんなことはありません。

 歴史的事実をデーターに基づきながら、記述しています。恐れおののけば、00のようにうけとれる文章もありますが、今まで空白の時間だった歴史の知識の線が繋がりました。

 寝る前に布団に入りながら読んでいたのですが、なかなか寝付けなくなりました。面白い本でした。
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金ちゃんラーメン 白鷹町店

2013年06月07日 23時59分07秒 | ラーメン(置賜)
 今週は2日間、白鷹町の小中学校を2校ずつ音楽鑑賞教室でまわりました。子供達本当にかわいいですね!

 荒砥地区と鮎貝地区の学校を午前午後で行うのですが、お昼ご飯はどうしよう?と思っていたら目の前にラーメン屋さんが!

 山形県内に何店舗も見る金ちゃんラーメン!

 実は、山形で最初に食べたラーメンでした。若い頃は、都会の舌で、脂っこくて味が濃くてというものを無意識に食べてましたので、最初食べた金ちゃんラーメンは物足りなく感じました。数年ごとに再チャレンジしていましたが毎回少しずつ美味しく感じるように。山形に住んで十数年!肉食から草食系に食べ物は変化し、山菜やキノコの味も分かってきた今の舌には、今日のラーメンはとても美味しく感じました。

 年とったと言うことなのか、山形人になったと言うことなのか?分かりませんが、とにかく美味しい!

 シンプルな鶏ガラスープも体に染み渡ります。
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オーケストラの成長。

2013年06月06日 23時59分47秒 | 山形交響楽団
 オーケストラのレベルアップをするためには、経営陣がどこからかお金を引っ張ってきて、良い指揮者を招聘して、レベルの低いと思われる楽団員の首を切り、レベルの高い楽団員に入れ替えるというのが、もっとも分かりやすいやり方なのかもしれない。歴史的には、例えばG.セルが行ったクリーヴランド管の改革などが、その顕著な例かもしれない。(このご時世にこんなに儲からない団体に喜んでお金を援助する会社や自治体があるとも思えないが)。

 そういう強引なやり方ではなく、その他のやり方はどういう方法があるのか?色々な方法があると思うのですが、今日は一つだけ。

 オーケストラのイメージアップ戦略を行い、色んな指揮者やソリストを招聘すること。なんだ今、我が会社でやっている事か?と思う人がいるかもしれないが、実は我が会社はそんなことをしたことがない。昨年までの現状は(私がエキストラに来始めてから20数年の間)、表向きの音楽監督・常任指揮者などがいるものの、日常業務の主である子供達への音楽鑑賞教室では、ほとんど同じ指揮者でまわっていて、新鮮さ、厳しさ、などはなくやってきたように思える。別にその指揮者に対する不満や批判ではないのであしからず。

 例えば、カラヤン時代のベルリンフィルは、カラヤンだけが素晴らしくてベルリンフィルのレベルが上がって維持できたと思う人がいたら、それは違うと言いたい。カラヤンという核になる指揮者がいて、世界中から超一流の指揮者から生きの良い若い指揮者、そして、世界的ソリスト、若手のソリストなどで演奏会を行っていたからだ。

 何が言いたいかというと、オーケストラのプレイヤーというのは、色んな作品、色んな指揮者(感じ方が自分と全く違う指揮者も含む)、色んなソリスト、そして自然に入れ替わる同僚の楽団員、色んな人に刺激を受けて、日々変化するからだ。そういうたくさんお刺激を受け、色んな引き出しを所有して楽団員一人一人の成長につながり、個から全体への成長(変化)につながると思うのだ。

 色んな人から影響を受けて、色んな事を言い出すたくさんの種類の指揮者やホールに対応できる味のあるオーケストラになってゆくのだと思う。

 新鮮さ無くして、成長はない!

 今年度、山形響は子供達の音楽鑑賞教室の指揮者やプログラムを少しずつではあるが、一新した。勿論少しずつ問題が明らかになるのは普通のこと。しかし、初めて根本から見直すプロジェクトが動き出したのは、個人的に歓迎したい。何回も一緒に演奏している指揮者がやりやすいのは当たり前で、それが手抜きやルーティンワークに繋がるよりも、新鮮な驚きの方が私の好み。幸い若手指揮者の方々は頑張っているし、常に驚かされたい。

 戯れ言に付き合っていただいたついでに宣伝。

 A.ブルックナーの交響曲第7番のCDが出る。
   

 無理かもと思っていた後期のブルックナー。ヴィオラパートは、通常6人から7人へ。微増してほぼ普段通りの編成で対応。小編成のブルックナー!家庭に1枚どうですか??
HMVジャパン
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