ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 犬と仲好く~金曜日・・・

2011年07月29日 | トリプルスターの日常

   そして
台風が通過した後の愚図ついた天候は、やはり戻り梅雨であるそうな。
そんなせいか、もう何日も忘れていた膝の痛みが、数日前から確実に増幅されています。
今朝は明らかに「ベーカー嚢」が腫れていて、足首からのむくみと共に膝の裏に動かしがたい鈍痛がしています。
何はともあれ運動場の作業(6時~9時)を終わらせ帰宅。シャワーを浴びてからアイシングを行い、ロキソニンテープを貼りました。
いつも感心するのは、ポンコツ爺がこう云う(バッド)コンディションの時の犬達の反応なのですが。
普段は騒がしくする問題児達も、様子をうかがう様な顔付きをしていてキャンとも哭かずに静寂を保っているのですから。
犬達は、全てお見通しなんだなと思ってしまいます。
      
      犬が人間の事を全てお見通しなのですから、人間が犬の事を見通せなくては、、、、結果はおのずと知れてまいりますね。
      この辺(犬をどうやって理解するか?)が、犬の飼育にあたっては非常に大事な要素になってくると思います。
      特に多頭数を安定管理するのには、少しも疎かにできない部分であると言って良いでしょう。
      ◇今日ポイントとして行った事。
      一番目は、マリア(ルーシーの姉妹)のトレーニングでした。
      
      彼女は(繁殖計画の中で、結果として)要望に近い体型と気質を持って成長して来ました。
      今後更に完成度を高めて、ゆくゆくはドッグショーにチャレンジさせたいと思っています。
      
      来年に向けて少しづつでも良いトレーニングを重ねていきたいものですが、膝を庇いながらのトレーニングは何となく気合の
      入りづらいスタートになってしまいました。ま、ボツボツやっていけば何とかなるでしょうなどと、今は楽観的に考えています。
      
      二番目のポイントは、ボーディングの犬達(お預かりのWan)のトレーニングです。
      
      先ず、リボンちゃんのトレーニングは、引っ張り癖下向き癖を直すこと。
      人が変われば出来るのではなく、誰と歩いても引っ張ったり下を向くことの無くなるように、自己流ですが工夫したトレーニン
      グを行ってみました。今日の出来具合は、大甘にみて70点でした。年齢的にも我を張らなくなる年頃ですから、早く飼主さん
      を(飼主さんの散歩を)楽にしてあげたいと思っています。
      
      次にハグちゃんとカヤちゃんのトレーニング。
      要求哭きの多いハグちゃんは別メニューとして、カヤちゃんの困った行動「飛びつき」の矯正を始めています。
      
      たぶん飼主さんの飼育姿勢の問題だと思うのですが、カヤちゃんは物事を理解する能力のとても高い子に育てられています。
      数回の指導で、飛びついてはイケナイと言う事を、ほんの少しですが判ったようです。
      明らかに目の色が変わって来ましたから、、、。      
      
      夕方になって更に二頭のWanが泊まりにやって来ました。
      相模原から、シュワンツとルーカスが来たのです。
      この二頭は週明けの月曜日までのお預かり。食べて、遊んで、寝て、帰るだけです。すなわちトレーニングのメニューは、
      残念な事に無いのです。
      犬舎の作業を終える頃(19時)になって、雷雨が激しさを増してきました。
      新潟県のある地域では、全ての民家に避難勧告が出されたそうです。
      知人も多くいて心配なのですが、無事に天候が回復して欲しいと願っています、、、。

      ◇昨日参考に取り上げた本は、この本を改訂して出版された本です。
      先ず本だけを読んで愛犬のトレーニングにチャレンジしてみたいと思っている方には、初版本の購入をお勧めします。
     まるでデパートの様に多岐に亘る内容の教本スタイルですが、肝心な処だけ集中的に読んで、実践してみては如何でしょうか?
      
      ◇トレーニング好きな、中級以上を目指す方にお勧めの本です。
      実践(実戦)訓練とは、、、、何か?  訓練犬を育てるにあたっての気構えなどが良く理解できると思います。
      1996年に購入した記録が残っていました。 時あるごとに読み返している本ですが、非常に良く書かれています。
      
      どこまで、どんな風に愛犬をトレーニングするのかは飼主さん個々の自由ですが、トレーニングをある程度に仕上げるには
      是非「専門家の目」で見て戴くことをお勧めいたします。
      本だけを読んでやってきたことが、更に意味のある中身の濃いものに変化するのは必定です。 
      専門家の目で自分の中の潜在的な能力を探し出して貰い、更に楽しい愛犬とのトレーニングの日々を送るのも、刺激的な
      良い人生になることかも知れませんからね。


 お疲れさまでした一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。

そして此方にもにほんブログ村ポチッと一押し願います。


≪大震災関係参考サイト≫

 東日本大震災によって被災した方の犬や猫の救援情報特設掲示板です。


Google 震災情報特設サイト   Yahoo 復興支援サイト   

今すぐ必要な「義援金」の送り先は「日本赤十字社」
ボランティア・NPO 活動支援の為の募金「中央共同募金会」

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp            


Websiteへは此方から

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆☆☆ 健康維持、訓練、慌ただ... | トップ | ☆☆☆ お犬の親子はなかよしこ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます! (LOUISTOMO)
2011-07-30 08:47:02
ブログを拝見しておりますと我が家のルイも含め沢山のワンちゃん達が様々な問題行動を抱えている事がわかります。
飼い主の数だけ、いや犬の数だけ問題行動があるのかもしれません。
飼ってみてわかる事ですが問題として認識されることに犬の責任はほとんどありませんものね。ほとんどが飼い主の対応、飼い方の責任です。
犬と向き合っておりますと自分が恥ずかしくなるくらい至らない部分が浮き彫りにされ丸裸にされます。まさしく人間修養です。その自分と勇気を持って向き合い飼い主が少しでも変わろうとすると、犬もそれに感応する。奥が深いですね。
 昨日ご紹介頂きました「ドッグトレーニングマニュアル」は早速購入させていただきました。楽しみです。
「猟犬訓練法」は何とアマゾンにて古本
¥16、000の値段が付いておりました。良書が絶版になるのは寂しいですね。ご親切にご案内頂き感謝申し上げます。長々失礼いたしました。
お天気、変わりやすい日々です。
お身体どうぞ御自愛くださいませ。
返信する
こんにちは (Ponkotsu)
2011-07-31 01:26:01
いつもコメント有難うございます。
正しい飼育の方法を理解していない結果として、愛犬に問題行動を抱えてしまう
飼主さんが多いと言うことですね。
飼われている犬には、大なり小なり問題な点がありますが、ゆくゆく深刻な問題
点として発展するようなものは、早期に対策・解消させておきたいものです。
余り難しく考える必要は有りませんが、犬を飼う以上は地道にコツコツと日々の
「躾け」に取り組むだけで、結果素晴らしいドッグライフが約束されるでしょう。
愛犬家と言われる方々には、心から、飼い犬の「躾け」「トレーニング」などに、
真剣な目を向けて戴きたいと思っています。
「犬種別・猟犬訓練法」の値段は5,665円だったと思いますが、三倍近い値段に
なっていましたね。
しかし内容から、それ位の値段に等しい本であると考えます。
手元に揃えることが出来て良かったのではないでしょうか。
特殊な本ですが、広く深い目で読むことが大切です。そうすると全ての内容が、
愛犬の飼育に十分に活かされると思います。
毎日、少しづづ、楽しく、トレーニングに立ち向かって下さい。
応援しています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トリプルスターの日常」カテゴリの最新記事