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森永氏は、テレビで流されるとおりのユーモアセンスと小気味良い論調で聴衆を引きつけ、新自由主義に伴う格差社会の課題について論を張っておられました。
謎の手提げ袋を持参され、中から、イタリア製の玩具などを取り出し 商品に付加価値を付けることの面白さなどについて語られ、高校生たちを退屈させることなく話しを進められます。
講話のオチは、イタリア人に倣って、明るくユーモアに富んだ人生を送りなさい というような趣旨で、40周年を寿(ことほ)ぐにふさわしい数十分だったのでした。
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講演の後は、にぎにぎしく記念式典が行われ、それぞれの立場で 節目の年に祝意が送られていました。
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私は 「記念品贈呈」 の目録の朗読を仰せつかり、祝意を込めながら記念品を紹介させていただきました。
40周年の記念品として、教室の冷暖房機・楽器のティンパニー・マイクロバス(野球部との共同購入)が寄贈され、校長先生から、末永く大切に使う旨の謝辞が述べられ、贈呈者の冥利に尽きたところです。
節目の年を皆で寿(ことほ)ぐ、厳粛かつおめでたい時間が流れていきました。
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さて この日は、去る10/13に、台風の影響で延期となった、長野中央ライオンズクラブ主催の 「フード ドライブ」 の贈呈式が、クラブメンバーの菩提寺である、市内田子の 「地蔵院」 の庫裡(くり)をお借りして行われ、記念式典の合間をぬって参加しました。
市民の善意により集められた保存食を、予め決められた寄付先の施設ごとに等分に分けられ、贈呈式が行われました。
施設の方からは 異口同音に感謝のことばが寄せられ、汗を流して保存食をまとめたライオン諸氏も、冥利に尽きた表情をたたえていました。
継続事業として行われている この 「フード ドライブ」 について、今後も真に市民生活に定着されるよう、地道に取り組んでいくべき、という思いを、一同は起用有していたのでした。
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フード ドライブに参加した後、大急ぎで 東高40周年の祝賀会々場に駆け付け、なつかしいメンバーと再会し、旧交を温めました。
当時の担任の先生、先輩・また後輩と 「同じ釜の飯」 を食った者同士の懐古の時間が流れ、一同は 「あの頃」 に戻った感でした。
時間は確実に過ぎていきますが、共に学んだ空間は、いつまでも変わらないことを 互いに再確認し合ったところです。
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☆オマケネタ・・・40thの素敵なロゴ
式典を迎えた学校敷地には、まっさらなマイクロバスが留(とま)っていました。
同窓会から贈呈された、遠征ようのマイクロバスです(野球部と共同購入)
このマイクロバス、リヤゲートに 瀟洒なロゴが入っています。
と いうのも、資料に入っていた40thのロゴのデザインが あまりにすばらしかったので、私の方(ほう)で 「こんないいデザインロゴがあるのなら、せっかくのマイクロバスのボディーにも載せるべき。」 と進言し、実現したものです。
訊けば、東京で活躍する7期生の現役デザイナーの作だそうで、東高のテーマである 「東雲(しののめ)」 をイメージし、朝陽が上るをデザイン化したそうです。
一芸に秀でたOBのセンスが光っていたのでした。
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