倉野立人のブログです。

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〈 便利な一方で 〉

2013-01-30 | インポート
1/29 Tue.  [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
実家のオフクロに買い物を乞われ、市内のスーパーに立ち寄りました。
自動ドアをくぐって店内に入り、目的の商品を探すべく歩を進めると、店内の正面中央にあるエスカレーターの前に、おじいちゃんが佇んでいます。
見るともなしに見ていると、何だか前に進もうにも進めず、足踏みをしているよう・・・さらに見ると、どうやらエスカレーターの回転ペースに歩みが間に合わず、ステップに乗りあぐねているようなのです。
何というか、初めて幅飛びを経験するとき、踏み切りで飛ぶに飛べないで〝あぐねている〟ようです。
そのまま無理して乗れば、拍子によっては後に転倒してしまう、と、ワタクシにわかに心配になり、声をかけようと近寄ると、くだんのおじいちゃん、意を決したようにピョイと乗り、2階へと進んでいきました。
その後、降りるときも心配と、おじいちゃんの後をエスカレーターに乗り、距離をおいてついていきましたが〝降車〟は順調、やや安心して階段で下に降りたものでした。
社会インフラは、あらゆる面で利便性が進み、自動ドア・エスカレーター・エレベーター・自動洗浄・自動△△・・・便利が常識になっている 現世 です。
その一方で、そのペースについていけない市民もおられ、社会インフラのせいで場合によっては危険に遭遇する場面も散見されます。
あまねく市民の利便性と安全性を担保する、総合的な見地での整備が肝要、と実感した、おじいちゃんに教えてもらった感でした。
議会

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