久々に感動的な名曲に出会った!A.リードの新曲で「アーデンの森のロザリンド」という作品。4分半あまりの小品だが、何とも美しく切なく物悲しいメロディーに引き込まれてしまう。作曲された経緯などの情報は全くないが、アメリカが誇る吹奏楽界の巨匠、A.リード氏の音楽観と暖かい人柄が全てこの音楽に集約されているような作品に思える。
私自身、今までに感銘を受けた作品は数多くあるが、そのほとんどがクラシックの作品で吹奏楽のオリジナルではごくまれである。正直なところ残念であるが、オリジナル作品はやや音楽的な深さに欠けてしまうものが多く、後世に残っている大作曲家の作品に比べるとかなり聞き劣りがしてしまう。しかしこの作品、うわべだけのインパクトや色彩感の派手さのみで表現の追求をするのではなく、音楽の持つ素朴さ、純粋さを深い内面から湧き出る音楽として見事に表現されている。クラシックの名曲にも勝るとも劣らない魅力があり、今後是非レパートリーの一つにしたい作品である。
私自身、今までに感銘を受けた作品は数多くあるが、そのほとんどがクラシックの作品で吹奏楽のオリジナルではごくまれである。正直なところ残念であるが、オリジナル作品はやや音楽的な深さに欠けてしまうものが多く、後世に残っている大作曲家の作品に比べるとかなり聞き劣りがしてしまう。しかしこの作品、うわべだけのインパクトや色彩感の派手さのみで表現の追求をするのではなく、音楽の持つ素朴さ、純粋さを深い内面から湧き出る音楽として見事に表現されている。クラシックの名曲にも勝るとも劣らない魅力があり、今後是非レパートリーの一つにしたい作品である。
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あまり吹奏楽曲は好きでは無いのですが、これは是非聴いてみたいと思います。
カラビニエリとフォンティーニの組み合わせが素晴らしいのです。LPは何枚か持っていますよ。
エッセイで取り上げられているカラビニエーリは吹奏楽の金字塔ともいえる素晴らしい楽団ですね。私も学生時代に亡き恩師に同楽団の「ジョコンダ」を聴かせて頂いて、あのサウンドに衝撃を受けた思い出があります。
LPが廃盤になってから数十年が経ち「幻の名盤」とされていましたが、今はCD化されて手軽に聴けるのが嬉しいです。n響のメンバーにも是非聴いて欲しいと思います。