まだまだ修行が足りない！！！

甲府に向かう特急あずさの車内です。
いつもより２本遅いのになってしまい、おまけに運行も遅れています。何とか練習には間に合いますが、移動には交通機関の遅れはつきものなのでかなり慣れっこにはなっていますが、ギリギリの乗り継ぎの時は結構辛い思いをしたことも度々。でも懲りずにまたギリギリで予定を組んでしまう。
昨日も本番前、朝から上野あたりで練習だったので、朝早い新幹線で仙台より直接向かう予定を、何故かその日に限って名取の練習が早めに終われる日で、最終の新幹線に何とか間に合いました。これが誠にラッキー！昨日は朝から東北新幹線が止まっており、練習おろか本番にも間に合わなかったかもしれません。ゆとりあるスケジューリング、心掛けないとですね。
ところで昨日の本番、満員に近い沢山のお客様、素晴らしいバンドが勢揃いし、素敵な文京シビックと演奏者にとっては有り難すぎる状況でしたが、今回はあまり満足のいく出来ではありませんでした。長い間には、上手く行くとき、不調なとき、様々ですね。だから、生は面白いのかもしれませんが、不調にしてもその不調度を最低限に抑える、あるいはどこかでそれを取り戻す気持ちも持ち合わせていないとダメですね。アマチュアだからという甘えの気持ちは、聴衆を前にして演奏をする以上許されないですね。そういう意味ではアマチュアもプロも関係ありません。
日本の吹奏楽の世界では１２分という時間での集中の訓練は当然の事ながらなされている。しかし、それ以上となると、なかなか難しいように思えることがあります。今回のコンサートも受け持ちの時間は２５分ほど。キャンディード組曲は２０分。今回上手く行かなかった原因の一つは明らかに集中力だと思います。そのあたりまで、練習で培われるよう考えないと駄目なのですね。
同じプログラムを、来月の鳴門での国民文化祭でも演奏させていただきます。今回の事を肝に銘じて納得出来る演奏がいつでも出来るようメンタル面も鍛えないとですね。
まだまだ私も修行が足らない事を痛感した演奏会でした。