あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

その2『プロレスは死なない!?』99.2.15ブルータス レビュー

2005-05-12 | 映画・書籍・DVD
その1も書籍・雑誌カテにありますので、よかったらご参照くださいね。

威風堂々仁王立ち、鉄人招聘はヌルさなしの企画勝ち。

まずは、画像から。
時事ネタとして、前田兄ィとテーズさん。
90年代って、やけにレジェンド引っ張り出しての権威づける
ムーブが流行だったような。
今のHERO’Sもその流れなんでしょうけど。
それが前田兄ィ世代になってきたのも時代の流れでしょうか。


マガジンハウス『ブルータス』99.2.15号、特集
プロレスは死なない!?
20世紀最強の鉄人ルー・テーズが緊急来日。
激動の日本プロレス9団体を観戦する。


内容ですが、テーズさん(82歳)を招聘、当時のマット9団体を
観戦批評するのがメイン。
その1で書かなかった残り団体へのテーズさんコメントとまとめを。
メインのカード/選手など時代を感じさせますねぇ~。

○『高田VSヒクソン』
 ~力道山、ゴッチなら、ヒクソンを簡単にやっつけてくれると思うが…。~
 ⇒鉄人のコメント爆発!曰く、
  「フーリッシュ(馬鹿げている)」
  「(高田さんへ)怯えた小動物のようだ。」
  「どうして高田は裸足なんだ!?慣れないことはやるもん
   じゃない」
  「高田が上になったシーンだが、<中略>(ヒクソンを)
   ひっくり返してSTFを決めろと言っているようなもんだ」
  「私もゴッチも力道山も、ヒクソンなんか全然問題に
   しなかったぞ!」
  
ときたもんだ!
  たしかにねぇ、技術体系無視な鉄人コメントは、ある意味アツいかも?

○『バトラーツ』
 ~グレコローマンスタイルに感銘をうけたよ、大塚くん。~ 
 ⇒鉄人がアレクさんべた褒め!このときアレクさんマルコ・ファスを
  破った後くらいで、「もしかして、バトラーツ最強!?」なんて
  私も思っていたころです。
  まだトンパチパンツのヨネさん・石川社長がいたころもなつかすぃ~。

○『FMW』
 ~相手の攻撃を待ってちゃダメだよ、ハヤブサくん。~
 ⇒メインは冬木さんVSハヤブサさん、両者とも現マットにいないのは
  さびしい限り。鉄人曰く「日本の中のアメリカンプロレスだよね。」
  は、冬木さんにとって最高のほめ言葉か。

○『無我』
 ~キミが「いい人」なのは、よく分かるけど…、藤波くん。~
 ⇒日本を代表する9団体になぜ無我?というのはOTT、
  団体スタイルより、ドラゴンの「人のよさ」を語りだした
  鉄人は、団体として継続しないだろぉ を読み取っていたのか?
  メインは「ドラゴン&中野信市VS西村修&石川雄規」。
  西村さんが、プロレス界アーミッシュとして、今みたいな
  ポジションになるとは思ってもいなかった!

○『K-1』
 ~ハイキックで来るのは、分かっていたハズだ、安生くん。~
 ⇒説明するとメインの「佐竹○VS安生戦●」へのコメント。
  ここで鉄人のボクサー対策を紹介、曰く「パンチを一発もらう
  と多分終わり。だから私は、四つんばいでマットを速く走る
  練習を積んだね。」とのこと。
  永田さんも、前田兄ィ刺客のキックボクサーにはコレで対策を?

こんな感じです。90年代って今に考えると、
団体乱立・いろいろとプロレスの未来に夢がもてた
時代だったんでしょうかねぇ、自分なりに。


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