あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

ハセツネ後半部の試走、2011年UTMB日本人完走率。

2011-08-29 | 2012_UTMB


日曜日にハセツネ後半部(33.1K/都民の森から三頭山下~ゴール)を試走しました。

ハセツネの鬼門は、コース半分の累積高低差のウェイトがおかれるている第1関門
だと思いますが、過去の3回のハセツネ経験から後半のダレを回避するために、
心折れない組み立てができるようにコースのトレース中心に走りました。

いや、ホント↓は毎年ダレます(汗)
それに加えて、去年は睡魔。一番タイムが良かった一昨年は空腹感・・・となると、
月夜見で大休憩=固形物を補給しないで、大ダワまで進む手もあるな。

ダレる部分は、

①御前山手前の滑落現場前の平らな走りやすい部分。夜見からの下りで跳ばしてしまい、
 御前山前のだだ広い登りを想定して足を休めてしまう区間、去年は寝た

②御前山~大ダワ間
 御前山の下りの丸太まわりの土がやせてる箇所はかなり修理されていますが、
 転倒を避けて失速、そのまま大ダワまで走れる箇所も歩き、大ダワ手前の
 2個のピークでさらに毎度心折れ。去年はさらに寝落ちした

③大ダワ~大岳山
 大岳山は、大ダワから取り付く箇所と直前の登り以外は走りやすい区間。
 去年は途中で仮眠したし、十分走れるのに登りを恐れて失速すること毎度

です。

一応ロジ作成用のタイム。フレッシュな状態ですが、軽い下りを走るが、
下りは無理しないジョグペースでです

月夜見第2駐車場10:45~御前山11:54 69分
御前山11:54~大ダワ12:43 49分
大ダワ12:43~大岳山13:40 63分


大岳山山頂。山ガールが多いですが、彼氏はたいがい家にある服やザックでなんとか
してきた感の方が多かったような。それと、Wストック率増えたな。



ゴールの五日市会館。当日は暗いうちにゴールしたいです。

ハセツネはここまでで、今年のUTMB。
スタート前に、天候不順のためスタート時間が5時間延期、距離も147?Kに短縮と
聞いてたのですが、スタート後に落雷のために再変更。170K、延長2時間となりました。  

参加された方々&完走した皆さま、過酷な条件の中で、本当にお疲れ様でした。
そして、完走された方、本当におめでとうございます!スゴイ!すごい!凄い!

目指せ!ツール・ド・モンブラン。のsuuさんが今年の日本人参加者の完走率を
早々にまとめています。

UTMB 完走率約50%
CCC  完走率約69%
TDS  完走率約56%
※詳細は目指せ!ツール・ド・モンブラン。を参照ください

UTMBは世界一過酷な条件といわれていて、日本から参加する方々も「日本で一番厳しい」
といわれているレースを完走した猛者が集まっています。

日本国内のレースは、おんたけウルトラの100マイルのような参加制限がつく
トレイルレースもない(少ない?)ため、初心者を含めてではなく、コース変更などの条件を
加味しても、経験高いトレイルランナーでこの完走率という・・・これが現実だ!※真壁の形相で

足でもっていけるの一部のランナーだと思うし、生まれ育って自分が身につけている
運動神経では、鏑木さんや一般でも上位に入るような走力は望めない。

自分でUTMBを攻略するならば、スピードじゃないと思う。
アクシデントやダメージを如何に回避し、行動し続ける筋力を作る・残すことがカギを
握る「持久戦」になると予感している。

心折れ部、信越五岳合宿とUTMB

2011-08-26 | 2012_UTMB


先週の土・日に心折れ部の信越五岳参加者を中心に合宿をはりました。
参加メンバーは、エディさん、最上さん、金光さん、女王さん、前田マンさんと、
文系ランナーのひつじさんとあたし。

初日  3A~5A(宿から+4K)33.7Km
2日目 スタート~3A(宿へ+4K)45.6Km



ひつじさんから、心折れ部Tver.G2も納品され、心折れることなく十分と言いたいとこですが、
いやはや皆さまレベル高すぎ(苦笑)
初日はついていくのがやっと、2日目は下り&のぼりで足を引っ張る始末。
今年初めての信越五岳ですが、目標の完走には黄色信号だな、ヤバイ。

だけど試走により、前半部のコースの索敵ができたのと、昨年出場して完走した
最上さんからいろいろとアドバイスをもらえたのが収穫でした。

「走れるコース」と聞いていたけど、これがヤバい。

なだらかな登り・下り、ガレ場もほとんどない、山の土質も粘土でもなく岩でもなく、
フカフカのトレイルで、走力を持って走ることができるランナーには、
最適かつ挑戦しがいのあるコースだと思います。


こんな橋(2名以上は乗るの禁止)があったり


水力発電のパイプの横を登ったりしますが、キタタンの姫次の登りのような急斜面はなく、
登りの感じとしては、ハセツネの三頭山以降の登り下りの感覚程度で、
トレイルは荒れたり痩せたりしておらず「よし!」という感じでした。

だが・・・あたしの場合、適度に歩きを強制される登り、ダメージ軽減のため歩きを
余儀なくされる長い下りなどを適度に差し込んだレースの方が、自分の体力や走力的に
対応できるので、「走る」ことが前提となると、かなり厳しい展開となる予感がします。

スタート~5Aまでですが、エイドがOSJクオリティということを考慮しても、
おんたけウルトラよりキツイっす(涙)

多摩川マラソン日記のelbさんUTMB2011のトップ10予測で目にした

UTMBの急登りは、レースで殆ど歩かないアメリカのトップ選手にとっては悪条件。
そのため、長い滞在で、どれだけ速歩きをマスター出来るかが焦点だそうです。

にあるように、パタゴニアとの契約ライダーでアメリカ中心に経験をつんだ石川さんが、
その経験を活かした設計しただけあって、この価値感を反映しているのかな。

今回の目標はとにかく「完走」。

このレースはとにかく「完走」したい。
自分の苦手なコース設計というハードル、自分の経験の中で最長となる110kmを
乗り越えることができれば、来年のUTMBにチャレンジする地盤が固まる。

そのために挑戦したい。

今週はUTMBの開催WEEKで、トレイル仲間の多くが参加してます。
昨日スタートしたTDSには、蚊取り線香さん・sasashinさんが参加していて、
そろそろゴールしているんじゃないかな。

昨年、CCCに参加して81Kで中止となり、もう一度CCCという気になれず、
参加ポイントはあるものも、UTMBにはまだ足りないと感じて、今年はエントリー
しなかったのですが、参加している仲間の現地からのtweetを見ていると、
アラフォーなオヤジが声を大にして言うのもアレですが、うらやましいです!

出るからには、完走したい。
その自信の根拠がほしい、そのためにも、信越五岳は「完走」を絶対にしたい。

あ・・・信越五岳は完走できても、UTMBは抽選という第一関門があったかw


<UTMB参加資格について※初心者向け>
大会や練習で会った方で、UTMBの参加資格となるポイントの考え方を勘違いしている人
に何人か会ったので、参考までにまとめます ※2011年8月現在

・参加するためには、UTMB公式ページのリストにある指定レースの完走が必要
・指定レースのグレードによりポイント数が設定されている
 例)キタタン1ポイント/おんたけウルトラ3ポイント など

ここまではよいとして、

・UTMBの参加には5ポイント以上が必要
・5ポイントは、過去2年間の中の2レースの総計とする

ここを勘違いしている人が多いです。

3レース合計で5ポイント以上になっても資格になりません。

となると、日本国内は指定レースも少ないうえ、UTMBと同クラスとなる100マイル
がないため、
1レースで取得できるポイントは3ポイントが上限となります。
たしかハセツネが2ポイントなので、ハセツネを2年間続けて完走しても資格に届かないです。
3ポイントのレース(たしかおんたけウルトラ・信越五岳かな)を完走しておく必要があります。

また、あたしが参加した2010年(エントリーは2009年年末)までは、
過去3年間のレースを有効としていましたが、エントリー希望者が多いため、
2011年から過去2年間と参加規定のハードルを上げてきてます。

日本だけでなく、世界中から参加者が多く集まるため、来年また参加資格を変る可能性は
ゼロではあります。例えば、参加ポイントを6ポイント以上にするなどして。

それと抽選に落ちた場合、翌年のUTMB優先参加権もしくは定員に満たないレース
(たいがいTDS)への振替エントリーを選択できます。

翌年のUTMB優先権を選択した場合、参加資格のポイントに注意が必要。

エントリーした際に2年前のレースポイントを使っていて今年はポイント獲得がゼロの場合、
優先権を使って参加する来年の時点で、2年前のレースは無効と判断されてポイントに
ならないようです。

わかりにくいので例えを書くと、

昨年のおんたけウルトラ3ポイント/今年の信越五岳3ポイントでエントリー

抽選落ち、翌年の優先権獲得

その年はポイント獲得ゼロ

おんたけウルトラ3ポイントが3年前になるため失効/信越五岳3ポイントのみ有効

優先権があっても、ポイントが足りずUTMBの参加できない

これは、昨年抽選に落ちて今年優先権を使った方に聞いた話なので断言はできませんが、
注意しておいた方がよいと思います。

2011年G1、中邑選手が初制覇。

2011-08-15 | プロレス/総合格闘技
さわやかに恋をして♪さわかやに傷ついて♪さわやかに泣こう♪by水前寺清子

中邑、内藤をボマイェ葬でG1初優勝【デイリー】
今のオレには「ありがとう」しか思いつかない。真夏の祭典「G1クライマックス」は、
中邑真輔が優勝決定戦で内藤哲也をボマイェに葬り、8回目の出場で初優勝を飾った。
<中略>今回のG1では極端に口数が少なかった中邑だが、「モチベーションを崩すときもあった。
やる気がなくなることも、楽しいと思うことも近道も寄り道もすべて経験した。
プロレスはやればやるほど難しい、楽しい、苦しい、悔しい…自分をどうにかしたい、自分を変えたい。
おこがましいけど、逃げずにやってきた結果がきょう報われたのかもしれない」と素直に心情を吐露した。
逃げなかった結果、栄冠をつかんだ男が口にした「ありがとう」‐。すべてに感謝できる境地に、
中邑は達していた。


初制覇&初夏男、中邑選手おめでとうございます!
ちょうどJ-COMのサムライが無料期間だったため、有料の決勝以外はチェックして
ました。
今年は予想をしてなかったので、去年のコジマ制覇のトレースでみのるがくるかな?とか、
後藤プッシュかな?とか、棚橋が王者のままG1制覇もアリかな?とか毎回予想しながら
観てましたが、中邑制覇!試合をみていても、腹に落ちる内容。

棚橋=愛してます!
中邑=ありがとう。

この対峙するキーワードはスゴクいい。
昭和世代でストロングスタイルに惚れているあたしには、ストロングスタイルの強さ・怖さ
の先にある、その汗臭い、いや、泥臭い努力や結果は全てへの「感謝」。
アゴ長の神や三銃士・ライガー・天コジ・永田さん・・・が追求してきた新日ストロングスタイルに
新たな価値を創りあげたのではと思います。

これで、次回IWGPは棚橋VS中邑となったか。これは楽しみ。

あ、今回のG1で気になったこと。

-内藤・井上選手といったもう一歩ブレイクほしい選手が、ファンとして期待以上の活躍をみせてくれた
-ヒデオ・サイトーは、サイコキャラって日本ではいなかったけど定着するか?賛否両論なんだろ~なぁ
-矢野選手の安定したヒールっぷり&試合の組み立てが巧すぎ
-永田さんは、チャンカーに続きアンチ・エイジングで制覇してもおかしくないくらいのイキオイだった

な感想です。

坊が小さいので生観戦がまだできないので、サムライ加入するか真剣に検討中です。

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火祭り’11、征したのは関本大介。

2011-08-10 | プロレス/総合格闘技
タッグタイトルキラーかと思いきや、シングルも獲得。

ZERO1「火祭り’11 決勝戦」【スポナビ公式】
7日のZERO1「火祭り2011」決勝戦では、Aブロック1位の佐藤耕平と
Bブロック1位の関本大介が激突。関本がジャーマンスープレックス2連弾で
7回目の出場にして悲願の初優勝を達成した。


おめでとうございます。

全日のアジアタッグ奪取から大日本は観戦しないのに、気になってた関本選手ですが、
先月のDDT武道館でもKO-Dタッグの奪取ときて、ここで熱い漢の祭典「火祭り」制覇。

肉体が凶器といいますが、夜道であったら逃げ出したいくらい雰囲気も恐いのに、
いやはや、なぜ全日はアジア扱いなのかが(苦笑)
火祭りの看板を手型にして、三冠王者の諏訪魔に挑戦なんてカードを期待したいな。

諏訪魔といえば、やっと8.27ALLTOGETの全カードが発表されたんだけど、
メインは噂どおり、棚橋/諏訪魔/潮崎の現役王者トリオVS杉浦/中邑/KENSOの
元王者&追う物というカード。
王者サイドに対峙するトリオがヒールでないというのもNOW!な証なんですが、
全日の代表が「KENSO」なのはちょっと驚いた。
棚のと関係もあるので世代的にはいいとして、あのファイトスタイルで日本武道館の
メインを張るというのは、濃すぎでしょ~(笑)

杉浦も中邑、これは情熱的に喰われるな。

それより、諏訪魔の次世代が育っているのにメインに抜擢されるほど力がない、
カードが揃っていないのが全日の課題なんだろね。


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丹沢縦走。北から表へ

2011-08-01 | ハイキング


日曜日に前から考えていた北丹沢⇒表丹沢のルートを縦走しました。

<コース>
東野バス亭⇒東海自然路合流⇒姫次⇒蛭ヶ岳⇒丹沢山⇒塔ノ岳⇒大倉

大倉からの表⇒東野のルートは、バスに制約が多いです。
東野バス停も日に数本、やまなみ温泉で乗り換えもあるし。
藤野駅朝8時のバスがちょうど乗り継ぎもよく、東野バス亭から9:15分くらい
から行動スタートできる感じです。

姫次までの登りルートは、キタタンのコースを知っていればピンとくる
姫次先にある作業用ケーブルカーが走っている先にある東海自然道合流点です。
登山道への合流は、東野中学校(小学校)の先にある自販機を左に折れた場所。
こちらの登りも急ですが、第2関門~姫次の登りほど急ではないです。
東野バス停~姫次まで2時間程度。この2時間でほとんどの登りを稼ぐので、
あとは塔ノ岳までゆるいトレイルを楽しめます。



わかり難いですが、鹿です。



丹沢の方が奥多摩より景色がひらけていて、気持ちいいですね(晴れてれば)

高尾ほどではないですが、こんな天気でも山ガールもいたし。
木板箇所など走れるところが100%ではないですが、歩いていても気持ちいいです。
(晴れてれば)
しかし、今回は天気の読みをはずしました。
土曜日が曇りのち雨、日曜日は曇りときどき雨。
土曜は夜に雨がふった程度だったので、当初の予定どおり土曜にすればまだよかったか。



距離は26K程度、雨のためほぼ歩きで7時間でした。
なまけもんのあたしが雨なのに決行したのは、各所の評判と3万円台まで下がり
「これは買いでしょ(鬼太郎のオヤジの声で)」を決意したGarmin310の実装テストを
したかったからwww
評判どおりの性能に加え、山に行く楽しさがプラスできました。
スクリーンの設定はまだまだ一考しないといけない感じでいろいろと遊べます。

このルートは晴れたとき、もう一度行きたいです。