あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

2012年ハセツネは・・・撃沈でした。

2012-10-09 | トレイルラン/ハセツネ


心部折れ部で陣を張って臨んだハセツネですが・・・撃沈しました。
まともに練習せずに望んだ初回を除いて、過去5回参戦した中でワースト(苦笑)
タイムをみると、

第1関門 4時間53分
第2関門 9時間53分
第3関門 15時間39分
ゴール 18時間38分

第1関門は昨対で18分程度の遅れ、三頭山まで調理よく走った記憶はありますが、
第2関門で30分程度の遅れ。そのあとの御前山・大岳山で完全に撃沈。
胃の痛みとムカムカで固形物だけでなく、ジェルものむと吐き気がする状態。
どうも、雁坂で傷めた足の痛み止めがあわないようで、日の出山で足が終り、
金比羅尾根は歩いて(ここは走れないと、ゴールまでの長い苦行の道になる)
ゴールしたという感想。
帰ってから傷みより、気持ち悪くて、次の日には何年かぶりに風邪+熱で、
医者に行き大嫌いな注射を打ってもらいました。

気分的にのらないということもありましたが、敗因は、

雁坂で足を傷めた⇒練習しない⇒ウルトラのリバウンドで体重プラス3K⇒
ダメージも十分回復してない⇒食料や装備を試さない⇒本番がんばればいい 

の負のスパイラル。
ロングは馴れてきたとしても、自分の体力と回復力を考えると、レースの間を
1ヶ月はあけないとベストな状態で臨めないですね、健康優良不良中年を自負して
ましたが、自称:虚弱体質なアラフォーおやじにあらためます(爆)

2週間後は今年のラストレース「八ヶ岳スーパートレイル(100kmの方)」
まずは、故障とダメージをリカバーして、頑張って走ってきます。

今週末はハセツネ!とりあえずラップ表をつくってみた。

2012-10-04 | トレイルラン/ハセツネ
「キツイ」のがわかっているからなのか。

20周年記念大会でパンフレットもゴージャス(松野)になったのに反して、
いまいちモチベーションがわかないハセツネ。

昨晩、ラップ表を作ってみました。



基本は昨年のベストを追うカタチでペースを作る感じです。
区間時間は、比較的フレッシュな状態でゆるいペースで走った時のもの。

今年はサブ15を狙います(キッパリ)と宣言したいところですが、
なんかイメージがわかないんですよ。

昨年このレースを冷静に考えたんですが、
2011ハセツネ完走/来年の対策について参照

耐久レースというより、スピードレースがハセツネの正体。
ロングレースの「はじめからスピードをあげても、いいことなんてない」の法則が、
ハセツネの場合、「はしめにスピードをあげないと、ろくなことはない」。

スピードレースは一番苦手だし、一昨年あたりからスタートダッシュ(今熊山まで)
についていける足もないですwww

今年のキーポイントですが、自分がタイムを縮めるならば、第2関門の月夜見駐車場
(42K)~を走り切るか。だと思ってます。

御前山・大岳山・日の出山の3本の登りはありますが、三頭山の登りに比べれば楽だし、
走れない箇所は、御前山と大岳山の登りと下りの岩場・ガレ場、第3関門(68K)を
過ぎれば完全に走れるトレイルになるので、ゴールまでの13Kを省いた16K程度の区間。

実を言うとこの区間は、毎度眠気に負けて寝る区間なので、眠気対策をどうするか
なんですよ。わたしの場合。となると、オーバーナイトラン練習や雁坂で効果を発揮
したアレを使うのが手っ取り早いんだよな、うん。

来週あたり、「やっぱりハセツネは辛かった~」と叫んでそうです。

ハセツネGFの雪と善福寺川公園のサクラ。

2012-04-09 | トレイルラン/ハセツネ
7日はハセツネグリーンフェスタに参加。

河原の清掃か草刈と思っていたら、運よく刈寄山~今熊山~ゴールまでの、
清掃登山組とラッキーな配置。

走らなくても、山を歩くこと。これが一番の練習だと思っている。
UTMFまであと約1ヶ月と近づいた今では、1分でも1mでもいいから、
山の中を行動し続ける時間が欲しい。

ということで、グリーンフェスタが終わった後、ハセツネ本戦コースを逆走し
御岳山まで。入山前に雨がパラパラしてきたなーと思っていたら、



金比羅尾根で、まさかの「雪」。

清掃登山中、急に気温が下がってきたと思っていたけど、「まさか」な展開。
同じように、終わった後、高尾や陣場方面に流れた方のtwitterでも同じような声。
御岳山を降りたら降ってなかったので、600mクラスで雪になったということか。

この「まさか」がトレイル(登山)の恐いところだ。
この日、グローブはいらないと思いもっていなかったが、日の出山で手がかじかんで
ザックのロックが外せない(力が入らない)なんてことがおきた。

幸いグリーンフェスティバルで支給された軍手を捨てずに持っていたため、
暖をとることができた(すっかり忘れてて、ポケットにはいってるの忘れてた)。

軽装ならば快速に走れるかもしれないが、安全面の配慮、これはトレイルランだから
といって山に入る以上は常に考えていないと前提だと思う。
ロードや高尾や鎌倉のように、すぐ離脱できる・茶屋がある・コンビニや自販機がある
環境がどの山も同じとは限らない。
御岳山について速攻飲んだホットコーヒーは、これがまた格別w
味ではなく温かさの方で(苦)

明けて日曜日は善福寺川公園に家族でお花見。



だけどさ、1日・場所も違うとこんなに違うんだね。比較で並べてみると、

 

とてもとても変化がる(苦笑)楽しい週末でした☆

先週末は丹沢とハセツネ30K。そして、UTMFに想うこと

2012-04-03 | トレイルラン/ハセツネ
先週末は合宿状態で山三昧だった。

31日土曜日は、蚊取り線香さんと○島さん、現役山岳部のSくんと表丹沢の
主要ピーク制覇を狙って入山。
暴風雨のため、鍋割山~塔の岳で撤退し大倉にアウトした18K程度の行程。

雨はいいとして、風が強かったぁ。
塔ノ岳は365度からとばされそうな強風を体験。

だけど、楽しかった。
それは好天の日の方が格別ですが、雨だろうと山に入るのはしみじみ楽しい。

歩きながら&下山後のビールを飲みながら、いろいろと発表されてきたUTMFに関して、
情報や指南をいただいたが、自分がゴールするためにカギとなるのは、

100Kまで如何に足を残せるか?100K以降に時速4Kを維持するペース配分

100K以降は、このレースの最大のピーク天子山塊を越える地点でもある。
となると、前半の三つの山越え(試走にいったedyさんの情報だと難所とのこと)の
セーブに加え、A6水ヶ塚公園(68K)からA8西富士中学校(103K)まで
延々と続く下り区間を如何に走らずに膝えのダメージを回避するかだと思う。

関門制限がまだ発表されていないし、間に大エイドになる富士こどもの国もあるが、
ここで巻く作戦を組んだら足が終わるのは目に見えている。
緩やかな下りでストックを使ったパワー&インパクトセーブの方法をが必要となる。
まだ自分でなれてない使い方なので、これは練習しないと。
近場だと金比羅尾根の下りか、鍋割山から大倉までの下りか。


1日は今年2回目のレース「ハセツネ30K」に出場。
会場は今年から変更となり、小和田地区の特設会場に↓



コース変更により刈寄山登山口までのロード区間が延びたこともあるが、
まわりの選手の高速化が目立った。特に、ロードの登りは走る人が多い、それも速い。
これは、CP1~CP2の間でも感じたが、トレッドミル的な練習や対応力を持ったトレイル
ランナーが増えているということなのだろうか。

反面、本格的なトレイルにやっと入り、かつ、ハセツネの裏の核心部(鋸の歯状にUPDOWN
が続く前半エリア)を一部含むCP2~CP3まで、下りでも登りでも減速する方が多かったよう
に感じた。また、この区間で足きりされた声も聞く(どうも渋滞したらしい)。

シングルトラック部分では、後に何人も待たせている(詰まっている)状態なのに、
道を譲らない(譲れない?)人も何人か目にした。

これは仮説だけど、ハセツネ30Kの特徴として、ハセツネ本戦の近道=ポイントとして
参加する要素が強いことから、最近トレイルランをはじめた人が多いレースだと思う。

その中で、ロード区間が強いということは、鎌倉や高尾などの走りやすいコースを
日頃は走っていて、シングルトラックや厳しいUPDOWNが続くような難しいコースでの
練習(経験)が少ないが、坂道練習やトレッドミルのような練習はしっかりしている、
というトレイルランナーが増えているのではないだろうか。

今年の富士登山競争についても、富士登山人気の影響もあるとして、平日開催なのに、
応募者が殺到し瞬〆きりとなった。
そのあたりの傾向をうけてのことではないだろうか?
また、UTMBやUTMFはランナーの中で話題が多いが、TJARの話題が少ない
ことを踏まえると、山岳競技の延長よりも、マラソンの延長でトレイルランニングを
している人が主流になってきているのかもしれない。
 


どのみち、高速化していることにはかわらないが、荒れたトレイル(といっても、奥多摩の
マイナーな登山ルートでは普通レベル)の下り・登りで渋滞が発生しがちになるようならば、
ハセツネやキタタンなどの古くからあるレースの面白さが減ってしまうと思う。

トレイルは、けっして走りやすいとは限らない。
そんな非日常の場面をかっとばし楽しむこと。これがトレイルの醍醐味だ。これは自論。

それと、ハイカーやボラの人に挨拶しないトレイルランナーがいまだに多い。

トレイルランニングの入門書に書かれている注意事項として、一番はじめに書かれていること。
なぜ挨拶すらしないのか?そんなにシビアだったりシリアスな走りに集中しているのか。

トレイルランはマイノリティだし、山を楽しむハイカーたちが先人であって、
よくわからないルールでも先人の教え・ルールを守ることが重要。
それは、ハイカーでも挨拶しない人もいるが、気持ちよく共存したい。

先日、UTMFのコース前半の詳細が発表されたが、間にストック禁止区間や
追い越し禁止区間・熊鈴禁止区間ときめ細かく指定されている。
(ストック禁止区間が多く、想像以上のハードな前半展開)

各自アタマに叩き込んで厳守することは・・・エリアが書かれていても、
実際の現地の場所とアタマの記憶は照合はできないと思う。

トレイルランナーとして、大会に参加する選手として、そして、この大会がOSJ箱根の
二の舞いにならず継続するためにも、決めたルールを守る義務がある。

となると、主催者側でも厳守させる手助けをしっかりしてほしい。

具体的に書くと、

・禁止エリアのIN/OUTでの禁止事項の表示を看板等で大きく掲出する
・係員をIN/OUT常駐のこえかけとチェックを行う
・禁止エリア内のコース表示での禁止事項の継続表示

※2008年のキタタンで、国立公園エリアを追い越し走り禁止区間に指定した際は、
区間のトレイルを白いビニール紐で結んで明確にわかるようにしていた

トレイルランナーの各自の自主性に託すだけではなく、守ることを忘れることなく、
気づかせ、注意させるフォローだ。

また、UTMBのように意図的ではないがルールを守らなかった場合、
関門で●●分間止まらせるなどの時間的なペナルティを併用してもよいかと思う。

週末は、またもハセツネ30Kコース

2012-03-26 | トレイルラン/ハセツネ
今週もハセツネ30Kコースを走ってきました。

刈寄山に取り付く沢の箇所は、仮設橋ができあがってました↓

 

それと、今熊山下りのごっそりと落ちていた箇所は、ロープ場になってます。



ハセツネクラブ&ボラの皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございます♪

ハセツネ30Kはあたし的な課題として、
・スタートから刈寄山とりつきまでの、ロード区間のスピードレースについていけるか
・入山峠の関門2時間制限を意識する。渋滞しても焦らない
・市道山分岐からトリキリ場まで登りは13~14。入山峠まで19本
・花粉対策
の2点です。

今回はUTMF対策に購入していたテクニカのインフェルノを実装。
帰路は入山峠⇒幻の17Kコース⇒トリキリ場のループを作って距離(+3K)と
行動時間(+40分)を稼いでのテスト。



周りで足型が合わないと酷評が多いですが、昨年まで同社のディアブロをはいていたので、
そこは問題なし(ただし、ディアブロよりラストがタイトなのでハーフサイズ上げた)
タンの締め付け感がかなり強い他は、かなり調子が良かったです。
きになるのは、締め付け(タンをひっぱればゆるく感じる)の強さが、超長距離の場合、
どんな影響がでてくるかは微妙です、ディアブロかなぁ、UTMFは。

それとUTMFで使用を考えてたのに、UTMFではシューズへのICチップ装着での
計測が発表されたので、この靴は、ICチップを取り付ける場所がない(笑)

この手のシューズ(近いのはスポルティバのクロスライト?あれは紐があるか・・・)
を履いてる方の、入れ知恵を絶賛ぼしゅー中ですので、よろしくお願いします☆