あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

2011北丹沢12時間耐久レース/コース対策と食料と水“アンチ!ハイドレーションパック”

2011-07-05 | トレイルラン/キタタン
いつもの濃い常連に加えて、トレイルビギナーの方も多く見られたので、
コース対策や水・補給についてまとめ。
初めてレースをでる際には、過去の参戦日記を参考にしたので。

あたしもけっして速くない(ギリギリサブ9)し、このあたりのタイムを目安に
参加する方が多いのでは。

コースについては、鎌倉や高尾のような走りやすいトレイルではないです。
山間部は“山岳耐久”の名に相応しい国内レースでも屈指の急な登り、
累積標高差は3810m!シングルトラックが中心となります。
逆に青根中~立石建設、犬越路トンネル~第2関門までロード区間が多いのが
特徴になります。
※コース設計時は、ロードで戦線がバラける=渋滞緩和だったんでしょうね。

なのでトレイルで楽しく走れる区間は、足が残っていれば姫次より先の区間。

県境尾根分岐~第1関門は走れる箇所ですが、後半に向けて足を残すためだったり、
滑る場所が多いのでセーブする方も多いです。

あたしは逆打ちして、犬越路トンネル~第2関門までをセーブする作戦にしました。
理由は、ロード(ここの区間は固い石が多い林道とアスファルト)が走れる分、
足へのダメージが多いからです。

はじめて参加したときに思った、なぜ約30Kとコース約7割の距離に対して、
制限時間を6時間と半分で区切っているのか?な素朴な疑問。

これは、単なる運営(時間)や安全面ではないと思います。

答えはズバリ!累積標高。

スタート~第3関門(約30k)までの累積標高=1801m
第3関門~ゴール(約14.2k)までの累積標高=2009m

と、ゴール後半の距離として3割の区間に、標高差の半分以上が設定されてます。
それも、のこぎりの歯のような刻んで標高を稼ぐのではなく、姫次までの激登りと
ゴールまでの走りやすい下りで一気に稼いでいる設定。

ロードとトレイルの最大の違いは、この標高差により速度やダメージが大きく変ります。
また、北丹沢の場合、4つの山で累積標高を稼ぐレース、その半分は姫次登り&下りの
1山で稼ぐ設定になってるわけで、レースの核心部といえるのではないでしょうか?

それと、開催時期は暑いです、連動するのが給水計画。
第2関門以降の給水所・水場は無し、姫次手前でボランティアエイド、姫次で主催者
ボッカで水2杯支給ですが、給水所をうまくつなげて補給していけば、スタートから
多量の水を持つ必要はないと思います。

ひとが飲む量に差はありますが、つなげていく水を500ML抑えれば、500g+α
軽くなるわけで、その分、走りやすく、一回のインパクトが少なく抑えることができる。
容量や重量を抑えることで、ザックの揺れを抑えることもできる。

そこで、でてくるのが、ハイドレーションパック。

あたしも使ってますが、人肌でぬるくなるし、途中の補給がめんどいし、途中で入れると
空気抜きが不十分だからガボガボいうし、手入れがめんどいし、破れたらダダ漏れだし、
残量がわかりにくいし・・・ということで、最近は複数のボトルを使ってます。

今回持った水分と補給食ですが、

キャメル/ポディウムビッグチルボトル0.75L <水と氷>
ネイサン22oz(0.65L)ボトル <ムサシリプニッシュ>
コーヒー K社のF/NEO 220mlPET

コーヒーは途中のご褒美用なので別腹として、1.4Lを携帯。
ボトルで味を変えられるのも飽きがこないし、背中の真後ろのハイドレーションパックよりは
空冷(ザックの両サイドに刺してる)できてる分まだよし。
なにより、残量が把握しやすく、給水所での補充がしやすいです。
それと、昨年のおんたけUではハイドレーションの接合部のパッキンが不十分で飲むたびに
空気が入り難儀した悪夢とおさらばだぜ!(偉そうに言う部分ではないか)

使い方として、各給水所で満タンにして動いていくことが水不足になる不安をなくす
ポイント。補給しやすいから時間も短くできます。
立石建設で500ml補充、第2関門で750ml補充、第2関門手前で、
いったん入っている水を捨てて、完全に補給(冷たいのに交換)で行動しました。

前の記事のコメントであおさんが指摘しているように、アートやTNFなどが提唱する
トレイルランニングのスタイルがベストというわけではないし、否定もするわけでは
ないけど、馴れたらマニュアルどおりのカッコにこだわるというのはアレな気がします。

その反動で心折れ部TのMMA&アパレルなUAノリも好きだし、個人的にはスケボーや
BMXの延長で、ギアを足に換えて楽しんでいるのでウェアにバイクジャージを選択したり、
バンダナにDOGTOWNを選んだりして楽しんでます。

ようは、競技に適合した安全性・快適性・利便性を保ちつつ、個人の趣向・応用力で遊べるか?
がポイントなのかな。

それと、補給食ですが、基本1時間に1回/登りなどの区間はガス欠になる前に入れる
方法です。

パワージェル梅味×4個・・・フラスコに入れて水割り
パワーバーの新作グミ×1個
アミノバイタルスーパースポーツ×2個 
MUSASHI NI×1個 ※レース終了後飲用も考えて
※アミノ酸2.5~3時間に1個計算
ウィダーin系のゼリー×3個・・・プロテイン/エネルギーなど用途と味を変えて
SOYジョイ×2個・・・・食感を変えると飽きないし食べられる
ベスパの小さいやつ2個・・1個はレース前。2個目は第2関門

上記プラス塩飴を4個程度。

練習の際は、ジェルではなく山ヤご用達の練乳チューブという選択肢も。
チューブから直に吸い出す練乳・・・子どもの頃の夢じゃないですかぁぁああ(爆)

キタタンは暑いのでおにぎりなどの固形物はちょっと食欲がわかないのと、
公式エイドではきゅうりくらいしか食べ物がないので注意を。
パンフに書かれてるチョコは・・・2年前の立石建設の公式?エイドにあったような、
ないような。

2011年北丹沢12時間耐久レース、心折れ部で参戦。

2011-07-04 | トレイルラン/キタタン
『心折れ部』参戦。



2年ぶりの参戦でしたが、完走できました。
今年は2年ぶり、昨年の寝坊DNSを反省し、我ら『心折れ部』で参戦。Tシャツを実装。

いつものように通過時間メモ(約/分)。
※第2関門~姫次の区間は、ロング系の大会での登り区間ラップ作成に参考になるので。

スタート   : 0:00
立石建設   : 1:42
釣鐘山    : 1:55 +400m/1.4K
県境尾根分岐 : 3:05 +380m/2.5K※渋滞アリ
第1関門   : 3:30 -690m/3.5K 
犬越路トンネル: 4:44
第2関門   : 5:35
風巻ノ頭   : 7:04 +610m/2.38K※渋滞アリ
姫次     : 8:01 +356m/3.29K
ゴール    : 8:48 -1043m/8.91K



スタートはこんな感じ。7時スタートで助かったのは、前日入りしなくてOKだったことと、
寝坊しなくてすんんだこと(昨年DNSだったので)
毎度の渋滞ですが、一昨年まではスタートから分岐右折までと、釣鐘山の先、
県境尾根までのロープ場くらいでしたが、今年はここの渋滞に加え、
県境尾根分岐~第一関門までの下りの詰まりと、風巻ノ頭の先にあるロープ場でも渋滞
(10分くらい)。
風巻の先のところは3年前にランフォトで写真を買うくらい「アドベンチャー」を感じ
させる場面なんですが、↓をみると、トイレ渋滞ですか?だな。




しかし、30キロ過ぎで渋滞というのは(笑)

キタタンはウェーブとかスタート時の意図的な方法では、後半部の渋滞が緩和できない
と思います。

渋滞が起こる場所は、登りのロープ場などの荒れてる場所、下りのすべる・荒れてる場所
で起こっているので、距離や時間により戦列が伸びることで緩和できるキャパの参加者数
を越えているような。
加えて、TOP選手は渋滞が起こる場所でも駆け上がってタイムを縮めているわけで、T
OPと一般(ビギナー)の力の差が開いているのも問題なんでしょうね。
これは、コース設計にアップデイトが必要なんでしょうね、ビギナーでもOKならば。
主催者もどっちに焦点をあてるか(耐久と名乗るんだからTOPにあわせてほしい)
にもよりますが、高尾や鎌倉の走りやすい山だけ経験したトレイルランナーには厳しい
レースだと思います。

着替えているときに、これはトレイルというより山岳競技だよ!来年はでたくない(苦)
て話す声も耳にしました。



新調した五本指靴下が合わないらしく、またも足の同じ指にマメが。
暑さが厳しく、汗が乾いて、また汗でびっちょり、の繰り返しで、脱いだ服やザックは
とんでもない臭さをはなってました(爆)
暑さが厳しくなるのは、県境尾根分岐~第1関門、姫次~ゴールなど標高がいっきに下がる部分。
下がったときの体感温度がやばくカラダに熱がこもる感じでした。
いつもはそんなに水を飲まないほうですが、今回は給水所で補給しつつ、3~4Lはのんだよな。
毎回、給水所で頭から水をかぶって体温下げたし。

そうそう、給水所にチョコレートがあると書いてあるけど、見たことないけどホントにあるのかな?
今年は、第2関門まえでカットレモンorレモン汁が予告なしにあってうれしかったです。

それと、昨年のハセツネに続き、炭やの女将さんのゴール手前の応援に助けられて、
笑顔でゴールをきれました。いやはや、今回もありがとうございます。

キタタン、諸般の事情でDNS

2010-07-05 | トレイルラン/キタタン
先日のキタタンは諸般の事情(すげー恥ずかしいので書けない)でDNS。
む・・・おんたけウルトラ前にフルのキツイのを入れて、
CCCに突入という計画がもろくも崩れたわけで、山行きの時間確保不足だし
かなり不安だな。

秋~年末にかけて、諸般の事情で遠征もキビシイので、
関東周辺で日帰りできるレース卍固めでいこうと思います。

*参加レース
 7月4日  北丹沢12時間耐久レース<DNS>
 7月18日 おんたけウルトラトレイル100K
 8月28日 UTMB/CCC
10月10日 ハセツネカップ
11月14日 陣馬山トレイルレース

戸隠・神之川は見送り、昨年は高尾天狗をいれましたが、今年はパス。

予定として、

12月5日  横浜マラソン     ※2010年9月1日エントリー開始
12月12日 みたけ山岳マラソン  ※09年8月1日エントリー開始

12月は後半にいけばいくほど、参戦はかなりDNSの危険性が高いので、
年明けの地盤を固めが優先したいところ。

2011年1月    フロストバイト ※09年9月20日エントリー開始
2011年1月31日 東京新宿シティハーフマラソン ※10年9月15日10時エントリー(Sエントリー) 

2011年2月    東京マラソン  ※09年8月抽選受付開始
抽選に外れたら、荒川か青梅になるのかな?


北丹沢12時間耐久レース試走2

2010-06-19 | トレイルラン/キタタン
スタート~釣鐘山→第1関門をエスケープ~第1関門~第2関門~ゴールです。

去年と逆になったか。

初めて参加される方も見ると思うので、一口メモメモ。

・釣鐘山から先の登りは手袋があったほうがよい。急な登りのロープ場あり
・雨天は釣鐘山の登りは、泥ですべります
・第1関門~犬越路トンネルまでは今年もガレ…というか崩れてる箇所ありあり※写真
 朝にバスで一緒になった方に、この経路が地図に載ってないと聞きましたが、
 路が崩れてて復旧中だから(途中工事してます)かな?自信ないけど。
 レース中は標識もでており、選手も多いので迷う心配はなし
・レースの核心は、第2関門から先

足首がイマイチなので、下り(特にロード)はセーブしました。
今日は登りメインに、足腰と足の置き方の練習です。
登りは歩きメインだし。

キタタンは初めて参加したフルのレースで、コース設計もとても面白いのて、
再来週はがんばろうぜ!

北丹沢12時間耐久レース―試走

2010-06-07 | トレイルラン/キタタン
3回目のキタタン参加をひかえて試走へ行ってきました。

どこの山もそうですが、もうクマの季節なので、熊鈴は必須装備で。
クママーン!!!

それと、帰りの温泉で関係者の方の話を聞いたのですが、
相模湖からのシャトルバスは道幅が狭いので、ピストン輸送に心配あり。
スタートギリギリに来られた場合は(ry

あたしも当日現地入りですが、6:30組は朝一の中野始発しかないわけで、
たしか到着してバス発は5:30と1時間ですよね。
当日はエントリーのみで、ゼッケンやタグを郵送するのかな?

大丈夫かな?とかなり心配。