あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

2.13/桂米團治 襲名記念 落語会 ゲスト:喬太郎

2009-02-18 | 落語
新日両国はいいのか!?

【演目】
桂二乗   普請ほめ
桂団朝   寄合酒
桂南光   義眼
柳家喬太郎 竹の水仙
-中入りー
御挨拶   桂米朝/桂米團治/桂団朝/桂南光/柳家喬太郎
桂米團治  七段目


喬太郎師匠+米團治師匠、さらに米朝(挨拶のみ)と大好物がてんこ盛り!
それと、あたしが在京なもんで、上方の膝隠し・ハメモノ系の上方噺に
餓えてるということもって、まさに餓えるカム!な落語会でした。

「寄合酒」は生で観るの初めてでしたが、鯛のうろこトリのバリボリバリボリを、
想像とは逆の扇子の使い方で表現していたのに、ビックリ。

で、第1のお目当て喬太郎師匠ですが、今回は鉄板ネタの「竹の水仙」。
開始早々、先ほど楽屋で、米朝師匠に初めてお会いしたとのこと。

今回の3回講演のゲストは、初日が談春、2日目昼喬太郎、2日目夜志の輔、
と小米朝十番勝負のメンバーから抜擢。
談春師匠は「除夜の雪」志の輔師匠も米朝対談等あったかと思うのですが、
そんなには関わりないんですかね、そういえばそうか。

録音も生も観ている演目ですが、しっかり笑わすところは笑わせ流れ。
演目選びとして、「上方から来た名人」に掛けての選択でしょうかね。

で、中入り後、挨拶。
米朝師匠は・・・もう、生で動く・しゃべるで、お腹いっぱいですよ!あたしは。
新橋演舞場の挨拶の際にも気になりましたが、肋骨の骨折がまだ完治してないんですかね?
両会ともにお辞儀の角度が妙に浅いのが気になりました。

で、ご挨拶恒例の米團治いじり。

南光さん曰く、全国襲名興行につきっきりの米朝師匠に対して、
飛行機に乗る際、階段しかない。エレベーターは使えないのか?
荷物なら使える!?そや、米朝はお荷物みたいなもんだから使わせてや!
って、こういつは言うんですわ!

ナチュラルボケボケな米團治師匠ですが、この手のエピソードは山ほどあるんだろうなぁ。

で、米團治師匠は、得意の芝居ネタ「七段目」。

七段目は個人的に好きな演目で、市馬師匠、たい平師匠、吉弥師匠などなど
いろいろな師匠のテークを聴いてたんですが、米團治師匠のは・・・・
枕で変に焦っているというか、巻いているといか。
メチャ上手いとは言わないけど、華があるという空気感がありました。

次回、東京での出演待ち遠しく楽しみです、だってヒイキにしてるもん!
蛸芝居とかも聴きたいし、襲名で力を注いだ「代書屋」も観たい。


次回は、3.2の談笑月例独演会、3.29YEBISU亭/吉弥&喬太郎ていう予定。

久しぶりの更新が落語。
当サイトはプロレスメインでカテゴリー登録してるんですが・・・
だけど新日の両国は行きたかった(法事に涙)

それと、アングルvs棚橋は観たい!
それと、対ノアに、ミラノ&中邑の派遣はナイス!
中邑だけだと変化はないし、ミラノのヒットマン待遇で派遣は、
KENTAとかそのあたりとの遺恨勃発やら先が見えてくるし。

個人的に観たいカードは、

ミラノVSヨネ・・・地方大会で地味にシングルやってほしい。
          でも、隠れた名勝負になりそう。

中邑VS田上・・・・本気でノアはこのカードを組みそうな予感が。
          しょっぱい試合だと「田上を休火山にしたまま」とか
          書かれるのはミエミエなんだけど。

なんて、両カードともウソです。







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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きょうさん (かんかん)
2009-02-19 21:41:26
アップされるの待ってました^^
米朝師匠・・可愛かったですねぇ。
きょうさんのおっしゃるとーり、ホントそこに
いるだけで十分でした。
けれども、いつか生噺を聴いてみたいなぁ。

志の輔さん、面白かったです!!
だけど・・・
喬太郎さんの口上聴きたかった(涙)
きょうさん、羨まし。

そうそう。
ネタおろしの演目なんですが

扇辰さん  「天狗裁き」
喬太郎さん 「青菜」

です。先行発売のお知らせハガキに
載っていました。
返信する
>かんかんさん (きょう)
2009-02-20 09:47:27
お昼休みに書いてアップしているもので、
昼に商用ででてると、更新できなんですよ(苦笑)
遅くなりました。

喬太郎師匠の口上ですが、かいつまむと、

-父親が噺家それも国宝だと、同じ噺家の息子のプレッシャーは相当なもの
-だけど、自分にはない華というものが米團治師匠はある
-私も息子がいるが、同じ道をすすませたいかは・・・

というものでした。

>扇辰さん  「天狗裁き」
>喬太郎さん 「青菜」

青菜とは以外ですね、スタンダードなネタだけに
どう演じるか、観にいかれるのがうらやましいですよ~。

かんかんさんが行かれた米團治の会、
米團治師匠の演目なんでしたか?
やはり芝居噺ですかね。
返信する
きょうさん (かんかん)
2009-02-21 22:29:53
喬太郎さんの口上・・・
なるほど・・・やっぱり羨まし(涙)

米團治師匠は、同じ演目でしたよ。
私、市馬師匠のしか聴いたときありませんが、
なんだか全然違う感じがしました。
同じ噺なのに、面白いですよねぇ・・・。

きょうさんは、オクは利用されないのですか?
私、三越落語会もオクで落札しちゃいました。
返信する
〉かんかんさん (きょう)
2009-02-22 15:53:20
七段目は、上方の演じ方だとしっかり鳴り物がはいるので、にぎやかで好きなんですよ。

江戸だと鳴り物が入るときといれないときで、音痴かどうかが問われるという~、
のど自慢の市馬師匠なんか楽しんで演じてるんでしょうね。

昼夜同じ演目というのは…、ちと残念。

オクはライブのチケットや雑貨とかで何回か利用したくらいで…今度、チェックしてみます。

三越も布陣いいですよね!いいなぁ。

そういえば、志の輔師匠の演目なんでしたか?
よろしければ教えてくださいな。
返信する
きょうさん (かんかん)
2009-02-23 21:37:41
志の輔さんは、「みどりの窓口」でした。
ニコ動で一度聴いていたんですけど、生だと
さらに面白かった!チケット完売も納得!!

きょうさん、生小三冶師匠は聴いたときありますか?小三冶師匠もあっちゅーまに完売ですよね・・・
返信する
>かんかんさん (きょう)
2009-02-24 12:45:39
>みどりの窓口
志の輔師匠の鉄板ネタですね、生で聴けていいなぁ。

生小三冶師匠は、1回だけですがあります。
去年の米團治襲名の新橋演舞場講演で。

たしか、中入り~口上明けで、ネタは「道灌」でした。
さすが、枕の小三治というだけあって、口上の続きを
枕で語りはじめてドキモを抜かれたというか、
会場の空気を瞬間でもってかれた!って感じでした。

小三治師匠のまくらの噺を納めた文庫本が講談社から
何冊か出てまして、こちらも、なかなかオモシロいです。
返信する
きょうさん (かんかん)
2009-02-26 20:30:30
そうなんですか~・・・
もってかれるんですね。なるほどなるほど。
やはり、一度は聴いてみたい。
私に喬太郎さんのDVDを貸してくれた友人は
「あたしは、ダメみたい・・・」って
言ってました。

まくらの噺の本が出てるんですか!?
今度探してみよっと。

ついこの間、「平成落語論12人の笑える男」
って本を買いました。
タイトルどおり、12人の噺家さんを
取り上げて評論してます。まだ途中ですが
喬太郎さんのとこだけ、読んじゃいました^^
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>かんかんさん (きょう)
2009-02-27 12:59:22
小三治師匠は、すっとぼけた「間」でクスクスくる感じなもんで、
畳み込むような噺ではないので、合わない人には、
ああっ、まだるっこしい!?になるのかも?

小三治師匠ではないですが、友人に、喬太郎は
OKだけど、談治師匠はまったくダメな友人
(両方ともあたしがDVDを貸した)もいるので、
噺家さんの好みはホント、人それぞれですね。


>まくらの噺の本が出てるんですか!?
講談社文庫で、題名もまんま「ま・く・ら」(笑)

噺家さんの著作だと、おススメなのは↑の「ま・く・ら」と
立川談春師匠の「赤めだか」、本命は米朝師匠の
「私の履歴書」あたりがいいですよ。

「平成落語論」、誰が12人に選ばれているのか、
オモシロそうですね。
今度、書店でチェックしてみます^^
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