11月5日(日)に行われた2つ目の行事は、第67回・全国小・中学校作文コンクール高知県審査の表彰式でした。午後2時から、高知県教育センター分館において開催されました。
読売新聞高知支局が主管して開催されているこのコンクールには、毎年100編近い作文の応募があります。その中から審査で選ばれた入賞者の皆さんを表彰するものです。
会場には、入賞した子どもたちをはじめ、保護者や指導された先生方など約100人近い皆さんが参集してくださいました。
表彰状の授与は、小学校低学年の部、高学年の部、中学校の部に分けて行われました。
入賞者は、次の皆さんです。
【高知県知事賞】
杉山大起(久礼田小3年) 中嶋沙桜(興津小4年) 久保田聖那(窪川中2年)
【高知県教育長賞】
武田日和(高知小3年) 明神天香(久礼田小5年) 堀田ののか(鳶ヶ池中3年)
【高知県教育文化祭賞】
北添成実(小高坂小2年) 高橋ここあ(久礼田小5年) 浪上海星(久礼中3年)
【読売賞】
中脇向日葵(久礼田小2年) 高橋桃叶(初月小2年) 阿部美咲(江陽小3年)
横田七夕夏(大津小3年) 安岡桃香(久礼田小6年) 安岡 凛(高知小6年)
北添咲喜(小高坂小5年) 宇賀友真(波介小4年) 松岡天月(高知小4年)
本吉由依(土佐塾中1年) 松原璃子(土佐塾中1年) 三好ほの香(佐川中1年)
尾﨑雅義(鳶ヶ池中2年) 中山麗愛(上分中2年) 和田奈乃花(鳶ヶ池中3年)
表彰状授与に続いて、県知事賞を受賞した中嶋沙桜さん(興津小4年)が、「ウミガメのふ化活動で学んだこと」と題する作品を朗読しました。
地域の皆さんと一緒になって学校ぐるみで取り組んでいるウミガメの採卵、孵化、小室の浜での放流の様子が詳しく述べられ、ウミガメの生活に悪影響を及ぼしている環境汚染をなくして「海の命を守りたい」と結んでいました。原稿用紙12枚に及ぶ大作でした。
最後に、4人の審査員を代表して、鈴木義男さんから講評がありました。子どもたち一人一人に語りかけるように、入賞作品それぞれの値打ちや、作文を書くときに心がけたいことについて丁寧なお話がありました。
県知事賞を受賞した3作品は、中央審査に進みます。毎年、本県から参加した児童生徒の作品は中央審査でも高い評価を受けており、今年も嬉しい結果が期待されます。