kyon's日誌

つれづれに・・・

一人暮らしの空間

2015年01月25日 | 日記
ん~と、ホントに一人でアパート暮らしを始めたのは19・・・だったか?
何でそんなことを思い出したかというと、
母が入院して実家に一人になったからだった。

ん~・・・広いなぁ・・14帖の居間・・それだけでもう、一人には広過ぎ。
台所も和室も、高々、居間から数メートルのトイレまでも。
二階に至っては、8畳洋室に和室2間に4.5帖仏間も・・・
あ~丸々だだっ広いだけの無駄な空間だわぁ(笑)
急に、こりゃ、母じゃないが、一人じゃサビシイなぁと思えた。
心ならずも、母の一人暮らしの不安感が、少しだけ実感された。

自分はスタスタと家の中を歩けるが、母はヨロヨロ、ソロリソロリ、あちらにぶつかり、こちらにヨロケ・・・その歩調の違いだけでも家の中は遥かで広い空間に違いない。
皿一枚、スプーン一つ取るのも、一々立たねばならず、取りに行かねばならない。
テーブルの上に、置き去りにされている箸やスプーンやコップ・・・ベッドテーブルにも何気にある・・・一度腰を据えたら手の届く場所に、幾つかそうして置いてある。
要するに、動くことが面倒になっているということでの工夫が出来てしまう訳だ(笑)
ま、不衛生・・・と言ってしまえばその通りだが、それを指摘しても意味は無い気がする。
だからまぁ、
見つけた先から洗い、元に仕舞う・・・のがワタシの仕事だ~さ(笑)

広過ぎる家の中には母が仕掛けた工夫があちこちに見受けられる。
ワタシの年代での一人暮らしならば感じない不便が、老体の母には重いだろうなぁとあらためて実感。
数年ぶりで母の生活ぶりを見た妹は、あらためて片付けたい意欲に燃えてるが、まだそれは要らぬとワタシが止めた(笑)
広げた空間の自分の工夫が片付いた所に、それは多分、ものすごく整理整頓が行届いたキレイな部屋になってるだろうが、そこに戻ったら、急激にボケそうな気がするさ~(笑)
ということで、妹はムッとしつつも了解したが、
家の中を散らかすような生き物や人が居ない暮らししかしていないキレイ好きの妹には耐えられないこの空間なんだろう(笑)しゃぁ~ないねぇ~(笑)

さすがに広過ぎる空間の中での一夜はちょいとサビシカッタ。
が、
翌日には快適になってしまう自分・・・
おぃおぃ・・・慣れるのが早過ぎだろう~、自分。
ここで生まれた訳でも育った訳でもない家なんだけどねぇ・・・(笑)
コメント (8)
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