kyon's日誌

つれづれに・・・

三国志

2012年05月03日 | 日記
「それからの三国志」・・・という本を読み終えました。
内田重久著・・・
多分生涯ただ一冊の著作となろうと本人が述べている・・・という割に、二版を重ねているから、興味深く読まれた方も多いんだろうね・・・

蜀の劉備、呉の孫権、魏の曹操・・・
三国志は西暦200年代の頃の話で、
蜀に諸葛孔明が加わってから、沢山の逸話が残っており、
この本はその孔明の死後、三国の関係はどう変転を告げたのか・・・
歴史学者でもないし、失礼ながら自分らと同じような市井の方がこんな大作を温めて書き上げたエネルギーとパワーに先ず圧倒される。

西暦200年代といえば、
日本では卑弥呼の時代で・・・(笑)
「魏志倭人伝」・・・に卑弥呼の記述が若干あるのを辿って卑弥呼論争がいまだに続いている倭国・・・の自分たち・・・な訳です・・(笑)

三国志は歴史的ストーリーとしてもかなり面白いから、様々にアプローチされているけれど、
自分は単に諸葛孔明は凄い人だったとか・・・・映画「レッドクリフ」は面白かったなぁ・・・・程度な訳ですよ(笑)

今回この本に巡り合って、
以前に読んだはずの関係本(数冊)を読み返してみよう・・という気になった。

その頃にあった老荘思想、道教というのにも時代背景としてあるが気になる・・・
というのも、自分が続けている太極拳には老荘思想が基になっている・・・
う~~ん・・・またまた興味津々・・・な訳です(^^ゞ

こうして倭国(笑)が2000年以上も経つのに、
中国5000年の歴史の中でもほんの一握り(100年位)の稀有な時代なのに、
今も読まれ少しも古臭さが無い・・・実に不思議な時代だなぁ・・・

難しい漢字ばかりだから・・・(^^ゞチョイ疲れるけど、
三国志以後の世界観が実は現代にも似通っているとか、老荘思想が必ずしも完璧だった訳でなく、その時代が要求した思想だったとか・・・色々な発見もあった。

内田氏に・・・謝謝!(^^ゞ
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2 コメント

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三国志 (仏像ワンダフル)
2012-05-06 08:16:18
昔はまりました、孔明の大ファンです。
壮大なドラマですがその後の展開も面白そうです。個人で研究して出版された人がいるなんて凄いですね。
ちょっと違うけど「軌跡の人」ヘレン・ケラーのその後を描いた「奇跡の翌日」とか、その後の~というテーマも味わい深いものがあるように思います。
あの人は今?的な感じもあるかも。
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あは・・・ (kyon)
2012-05-06 21:16:11
そだね、あの人は今?!・・・
かもしれないね(笑)

私もね、孔明のファンだったんだけど、彼も決して万能ではなかったんだろうなぁ・・・というのも何だかリアルで、実はちゃんと嫁も居たんだね・・(笑)当たり前とはいいながら・・・ファン心理が働いてしもて(^^ゞ
さぞかしエライ嫁だったんだろうなぁ・・・想像したら妙に・・・妬けます(笑)
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