kyon's日誌

つれづれに・・・

縄文時代のTVから

2015年11月14日 | 日記
先だって、日本の縄文時代が凄いのだという話をTVで見た。
三内丸山遺跡(青森県)が長く(1万年以上)続いたことが非常に特異なことらしいと。
私の知ってる歴史では1万2千年前に縄文から弥生(稲文化)に変わるが、
縄文時代は狩猟採取文化としては確かにエライ長く続いてる。
しかし、これは世界でも類が無い位に長く続いたということで注目されているらしい。
稲も作らぬのにだ・・・。
つまり保存食、常食となる生産が出来なかったにも関わらずだ。
でね、そこには栗が大きな役目を果たしていたらしいのね・・。
実は栗林を育てて居たらしいことが分かって来てるんだと・・・。
栗は高蛋白で保存も利く。
栗がねぇ・・・縄文時代からずっと食べられている・・・
今更のように栗を眺めたりする。
戦争も無く、穏やかに暮らした文化が1万年以上続いたのである・・・確かにこれは凄いことなんだと思える。

その三内丸山遺跡・・・実は行き損ねた。
ずっと以前、青函トンネルが話題になった頃だったか、
竜飛崎に行った帰り、太宰治の生家を見学し、へぇ、太宰が育った家かぁ・・・「津軽」はこの部屋で育てた思いから生まれたのか・・・と感慨深くし、
先頃、太宰が何故、芥川賞から外されたのかと苦情を綴った手紙が発見されたとの話題に、あれは秋田の石川達三が『蒼氓』で第一回目の芥川賞を頂いてしまったからで~す・・・なんて思ったら、ちょっとね・・・(苦笑)
太宰も案外カワイイ面があるんだわねぇ・・・なんてね・・
いや、太宰文学を否定するものではありませぬ。太宰ファン様、お許しを。
いえ、ワタシも嫌いではない。(^^ゞ
と、
ちょっと横道にそれた・・・戻します(笑)

あの宇宙人か?という土偶、遮光器土偶で有名な亀ヶ岡遺跡は訪ねた。
レプリカが売ってたので、求めて暫く飾って眺めた(笑)
ホントに不思議なんだもの・・・楽しいのよね、眺めてても。
妄想が膨らんでね・・・
そう言えば、TVでもあの火炎土器の形状も実は非常に珍しいのだと言ってた。
何処にも無いんだそうで・・・独特な形状らしい。
そう思って眺めると、これもまた、妄想を膨らませてくれるもので・・・楽しい。

ま、そこまで行きながら、三内丸山までの距離が遠くて、見学を諦めた。
今にして思えば、惜しい!気がしてる。
いつか、必ず行ってみたい。あの頃よりも遺跡の調査が格段に進んでいるはずで、TVのスペシャル版は面白く見れた。

思ったより平和だった縄文時代・・・
そういう時代を再び望んでいるが、1万年・・
人の寿命から考えたら、とんでもない長さだけれど・・・ね。。。。
何だか色々考えさせられても、しまう。。。
コメント (11)
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