拝啓、浅田様

雨のせいか、今朝は寝起きが悪かったなぁ・・
布団の中で猫のような伸びをして・・・う～・・・と思いながら起きた。
昨日は１６度もあった。朝起きた時は寒いから、チャリンコでも当然寒かろうとコートを着て散歩に行ったら、コートが邪魔になる・・・動くと暑くなるのよ（笑）
この時期の着るものは加減が必要だなぁ・・ん～失敗(^^ゞ

拝啓、浅田様・・・
「ま、いっか」というエッセイを読み終えて、なるほどねぇ・・・と感心したりへぇ～？と呆れたり可笑しかったり驚いたり。
自衛官をやってたとは存じ上げず、アパレル業種にも長く身を置き、やたら着るものに実は煩いとか、
江戸っ子の気質に加え、その祖父母の思い出がまた要所要所で秀逸でありました。
結構、波乱万丈ですのね～（笑）
馬券は買う、見に行く、ギャンブルもラスベガスまで行くって、驚きモノノキ山椒の木・・・一日一冊の読書を今も・・ほぉ～・・・何だか凄いっす。目は大丈夫でしょうか？
あ、そう言えば、サウナやスパ、マッサージに温泉、大好きであられましたね・・・
けれど、ウソツキ商売であるから・・・みたいなこともツラ～ッと言える・・
んま！なんて面白い作家なのでしょう（笑）
その前に読んだ旅エッセイ、ホウフクゼットウ～でした。
ワタクシ、ホントにゲラゲラ笑ってしまったり致しました。
あなた様のエッセイは読んだことが無かったのですよ。
しかし、たった二冊のエッセイで、実はちょっと高級なイメージが壊れてしまったのであり、読者としては困っているのでもあります。
だってね、とにかく凄い作家だと思っていましたの・・
「蒼穹の昴」「中原の虹」なんか読んでると、凄過ぎて・・・本当に感動しまくりだったのでありますよ・・
それが、急に身近なオッサン（失礼！）のイメージに変わってしまったとは、一体どうした事でしょう？
あなた様に言わせたら、それはもっけの幸い、してやったり・・・なのかも？
今もエラク書きまくっておられるよし・・・湧き出でる泉がおありなのかと尊敬申し上げつつ・・・
ワタシは自分の本能的な匂いで勝手にチョイスしてしまうのですが、
ところが何故か、、何故かでありますが、、、、
文学的香りの高い小説をこれらのエッセイよりずっと前に読んでいて良かった・・・という、絶妙に俗物っぽい気分になったのでございます。あしからず。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あらあらかしこ・・・(^^ゞ

しっかし、小説家のタイプもホントに様々なのね・・・。
これも、人間だもの・・・っつう事なんだろうね（笑）
普通の庶民だって様々、十人十色・・・ため息吐息の日常・・やっぱり人間だもの・・（笑）
で、懲りずにまた、
よき匂いがしそうな本を買い込んだ。
財布と相談だから、文庫本である。
今夜から楽しみ・・・(^^ゞ