kyon's日誌

つれづれに・・・

退屈の産物

2015年03月01日 | 日記
曇り空で肌寒い・・・え?弥生?・・ほよ・・・
日曜に月のはじめがあると、出鼻くじかれてコケそうだ(笑)
世間はお休み、年金生活者のワタシには毎日がお休み・・・だ(-。-)y-゜゜゜

少し摩訶不思議な異世界に旅しました・・・といっても、本ですが(笑)
久しく読まなかったジャンル。

「月夜の島渡り」恒川光太郎・著
題名に魅かれた訳で、何だか本屋の本棚の下に並べられたその『月夜』に呼ばれたのです(笑)
で、帯に書かれた「死者の魂は胡弓の音色とともに」などという、『胡弓』が目に残る訳です。
グルッと本棚の通りを巡回して・・・幾冊か手に取ってパラパラめくるんだけど、
またそこに目が行く・・・こりゃ読んでみるべ・・・(笑)
お侍の世界の人情やら心意気などを読むことが多かったから、もう既に文章のはじめからどっか居心地が悪いような、腰が落ち着かないような・・・(笑)

ジャンルがホラー・・・一話が終わると、これからもっと、おどろおどろしてくるんじゃないかとドキドキ(笑)勝手にドキドキしたがってる自分がいる・・・(笑)
でも、思ったよりも吐き気をもよおすような嫌悪感は無かったな。
淡々として、静かな世界です。短編が7話・・・全部が繋がってるようで独立してる・・・・
どれも異世界が広がっている。不思議な感覚でしたね。
恒川氏の世界観に引き込まれ、読後感も悪くない。
へぇ~・・・なるほどぉ・・・こんなのもたまにゃいいか~・・・
ちょっと新鮮でした(^_^;)

元々本に毒されやすいタイプなので、ちょっと引きずって影響を受けてしまうんだけど、これもありだなぁ・・・という静かな気分でありましたな・・
並行して「黄色いゾウ」を読んでいますが、どうもこちらはワタシの感性では古臭いカビが邪魔をして、しっくりと馴染めない・・・
若い人の感覚って、言葉も世界観も斬新で凄いな・・・的な(苦笑)
う~・・・中々進まな~い(^_^;)
いつになったら読み終えるんだろ?・・・

そして、能代の長い夜に数枚・・・スケッチブックの落書き・・・
描きたい気持ちも、少し湧いたのが、2月の収穫か?
ま、こんなもんだな~(苦笑)
毎日が日曜みたいなもんだからね、退屈という名の産物?(笑)
コメント (6)
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