kyon's日誌

つれづれに・・・

アトム

2003年04月07日 | 日記
特に今日という日を意識してた訳じゃないが、予定日がずれて生まれてみたら、4月7日の今日は娘が生まれた日なのだ。
そして、ご存知、「鉄腕アトム」の生まれた日でもある。(笑)

10万馬力のロボットながら、人間の感情に近い設定で、愛と勇気を持った、夢のようなロボットである。。
まぁ、娘はちゃんと人間として生まれたけれど、アトムのような愛も勇気も・・・持ち合わせているかどうか・・・それは母のみぞ知る・・・ですね(笑)。。

しかし、手塚治氏は何と凄い漫画家だったのかと、今更のように思う。。
アトムの世界はとても考えられないような未来だと思っていたのに、今では、かなりの近さで当時描いた未来がこの世界に在るのは、実に不思議な感覚を覚える。。

血の通わないはずのロボットと人間との共生は、部分的に既に実現してしまっているし、
けれど、人の世の常とされる犯罪や戦争もアトムを必要とする位に生々しく残っている。。

どんなに科学が進歩しても、結局は人の感情や発想は、そんなに変わらないだろうという手塚氏の近未来を読む目も凄いと思うが、実際に変われない今の世界も何故か情けないような・・・とも思う・・。。

アトムの誕生から、果たして私たちはどの程度、心が成長したんだろうか?
手塚治氏の漫画哲学は、決して遠くかけ離れた世界観では無い・・・というのも一つの魅力だけれど・・
今日はそんな、不思議と実際の現実に・・・少しばかり思いを馳せてみようかな。。。
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