kyon's日誌

つれづれに・・・

錦鯉

2003年04月24日 | 日記
今朝は雨があがって、又少し陽が差してくれるだろうか・・・
先だっての公園のお堀の錦鯉で思い出したのだが・・・
我が家では食べなくなった食材があって・・・
そ、鯉料理はしない事に決めている。

一時は鯉のお刺身や、煮付けなんぞもし、鯉が本当は体に良い滋養食だというのも知っているのだが・・・。

上の子がまだ2、3歳の頃、実は錦鯉を2匹飼っていた。
鯉は夫が釣堀で釣ったもので、あまり綺麗な錦鯉だったので、それじゃぁ、飼ってみようとなった。(笑)
しかし、大きな体なので、とても市販の水槽で飼えるはずもなく、社宅という狭い空間で、どうやって飼うのかと呆れ果てていたら・・・
知り合いの板金屋さんに頼んで、大きな水槽を作って貰ってきた。。(驚)

えぇ~~~、これ、誰が掃除するのぉ~・・・などと・・私はご辞退申し上げ・・(笑)、、結局、それは旦那が引き受けるという事で、手を打った(笑)。。

水槽の長さは2メートル、深さ5、60センチ、幅30センチ位だったかなぁ。。
あの頃、入れ替えたばかりの、流しの吊戸棚が床に置いたままだったので、それがピッタリ台座になり、2匹の錦鯉の住まいとなった(笑)。。

幼い息子は大いに喜んだが、私はホントは少々不安であった(笑)。。
この水層の水がこぼれたら、一体どうしよう・・・などと。。(笑)
まぁ、30センチほどの錦鯉は、その狭い水槽を休みなくスィスィ~~と気持ち良いのか、落ち着かないのか・・・(笑)。。
まぁ、硝子越しに、常に人間が居て、時々その硝子にへばりつくように息子が指でたどるわ、おしゃべりは聞こえるわ・・・。。
鯉にしたって、そりゃぁもう、辟易していたかもしれない(笑)。。

しかし、鯉は馴れるんですねぇ。。
池の鯉等も、餌をやろうと手をたたいたりすると、近寄ってきたりするけれど・・・
あぁして、家の中で飼い、家族を見て過ごすと・・・最早これは一家の一員なのであって(笑)・・・水槽をコンコンと軽く叩くと、途端に寄って来て、こちらをじっと見たり、餌をやる時間だと分って手の方向を追いかけたりする。。(笑)
そうしているうちに、何となく可愛く思えて、妙に情が湧くんでありますよ。。(笑)

夜店で釣った金魚なども、一時入れたりしておくと・・・日中はおとなしく金魚を追いかけたり、ツンツンつついたりして、遊んでる風に見えるが、一夜明けると・・・知らん顔の錦鯉に聞くまでもなく・・・金魚は鯉の胃袋の中に一匹づつ消えていく。。
う~~ん・・・頭のいい奴め~・・私たち家族が見ている時は、決して食べないのに・・・うぅ・・・(泣)。。

その鯉と別れたのは、社宅を出て引っ越す時でした。。
大部大きくなり、やはり水槽では可愛そうだということ、夫は意地悪く食べようかと冗談・・・。(怒)
そんなこと・・・最早出来ませんがな。。息子の為にも、これは、どこぞに放してやった方がいいかな・・と。。
で、秋田市内に旭川という小さな川が流れていますが、そこは錦鯉やフナを放している所だったので、そこへ放してやることにしました。。
ま、放す時に、たまたま居合わせたおまわりさんに、何をするのかと、職務質問をされたりしたけど・・(苦笑)・・勝手に余計なものを流す人を取り締まっていたらしいが。。(笑)
事情を話すと、それならいいですよ、と、気持ち良く快諾して手伝ってくれたっけ(笑)。。

放してやる時は・・・
さすがに、何年も飼っていた情が、寂しくさせました。。
息子も気落ちして、悲しそうでしたが、元気でね~~~っと、見送ったのでした。。

・・・以来、我が家では、鯉は食べないと決めたのです。(笑)
あの放した鯉が無事でいるように・・と、その為にも食べない事にしたのでした。。
(^^ゞ
コメント
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