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冒頭の写真は、
京都に残る最古の木造建築物で
国宝の醍醐寺の五重塔。
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下は、井上靖さんが監修した「私の古寺巡礼」。
井上靖さん自身が書かれた
同書所収の「塔・桜・山上の伽藍~醍醐寺~」のなかで
冒頭の写真の醍醐寺の五重塔が
最も美しく見える地点を求めて、
境内を走り回った経験について書かれている。
晩年は日本の文学者の中で
ノーベル文学賞に最も近い
といわれていた大文豪の井上靖さんが
醍醐寺の境内を走り回る様を思い浮かべるだけで
ほほえましくもなる話だが、
この醍醐寺の五重塔には
それだけの魅力がある、、、ということなんだろう。
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