クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

敷き布は尿で、掛布団はミルクで濡れました

2022-01-25 | 介護
 今日(1月25日)は、夜明け前に「来てくれえ」という声で起こされて父の部屋に行ってみると、父はベッドの端に座って「寒い。濡れた」と言っています。尿をたっぷり含んだ紙パンツは脱ぎ捨てられていましたが、パッドがありません。パッドを充てるのを忘れたみたいで、衣類も濡れ、敷布と防水シーツも濡れていました。衣類を持って行って着替えを手伝い、シーツ類をはがして代わりに臨時の毛布を敷きました。そして、蓋つきのコップに入れたミルクを持って行き、朝食の支度にとりかかりました。父からは「お婆さんはどねえなら?」と聞かれました。昨日の母の転倒で、父も昨夜から動揺していたみたいです。
 支度の途中で様子を見に行くと、「ミルクのコップが無(ね)えなった」と言うので探していると、掛布団の足元近くに蓋のないコップがあり、ミルクがこぼれ出ていて、僕が布団を引っぱってしまったので、ミルクは畳の上にもこぼれました。畳の上にこぼれたミルクを濡らした布と乾いた布で拭き、掛布団も濡れ布と乾いた布で簡単に拭いておいて、朝食の支度に戻りました。

 母は、昨日転んでわき腹を打っていましたが、わき腹を押してみてもほとんど痛みはないようでした。しかし、肩の痛みは少しは軽くなったものの残っているようでした。母も何とか食卓に着き、父と3人で食事(メインディッシュはシシャモ焼)を済ませ、父はトイレに行き、母はベッドに戻りました。父はトイレを済ませ、ゆっくりと余裕で玄関に向かいましたが、途中で「少し残っている」と言ってトイレに戻り、再びトイレから出たときには遅くなっていて、迎えの職員に家に上がって手伝ってもらいながらデイサービスに"出勤"しました。僕は、濡れたシーツ類を洗って干し、掛布団のミルクは再び濡らした布で拭き、こたつ布団のようにこたつに被せて乾かしました。

 午後は、予約しておいた3回目の新型コロナワクチン接種を両親が受けるため病院に行き(父は施設に迎えに行ってから病院に)、母は整形外科も受診してレントゲンを撮ってもらいました。注射の副反応もほとんどなく、骨の異常もありませんでした。注射が終わった車いすの父は、自動販売機のそばのテーブルで缶コーヒーを飲んでいて、僕は母がレントゲン室や整形外科に行く度に付き添ったり、父の様子を見に行ったりしていたのですが、途中で父の姿が見えなくなって、探した結果、病院の外にいて、「寒いなあ」と言う父を見つけて「やれやれ」って感じでした。