クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

統一協会の偽装団体・WFWP留学生弁論大会を県は後援しないで

2012-08-14 | その他
 本日(2012年8月14日)、カルト被害を考える会として、岡山県の国際課を訪れ、F課長、T副参事と面談し、統一協会の偽装団体である世界平和女性連合(WFWP)の留学生日本語弁論大会実行委員会が主催する「第16回岡山県留学生日本語弁論大会」の後援をしないよう要請しました。この要請には、森脇ひさき議員に同席してもらいました。

 WFWPは、統一協会の教祖文鮮明が、女性信者の獲得と統一協会の資金獲得、社会的政治的影響力の拡大のために信者に指示して組織させた団体で、その総裁は韓鶴子(文鮮明の妻)です。
 統一協会は、ボランティア団体やスポーツサークルなどを装って市民を詐欺的に勧誘し、先祖のたたりなどの恐怖心を植え付けて服従させ、財産を奪い、そして勧誘教化(マインドコントロール)された市民は統一協会員となって、親族や知人を誘う加害者にもなっていきます。

 岡山県が今年もこの大会を後援することになると、留学生や県民は警戒しないまま統一協会と関係を持ち、詐欺的勧誘や霊感商法などの被害者となる可能性があります。

 F課長は、「昨年は主催する『実行委員会』にあやしさを感じながらも実態がわからず後援しました。今年は実態を調査して、厳正に対処したい」と述べました。

 全国霊感商法被害対策弁護士連絡会やカルト被害を考える会は、マスコミなどにWFWPの実態をたびたび指摘してきました。
https://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/news13.htm(山陽新聞に)
https://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/news82.htm(千葉日報に)
 岡山県消費者生活センターでは、統一協会などが行う霊感商法の被害をなくすために努力しています。岡山県では情報を共有して、県民に被害を与える団体を後援などしないよう気を付けてもらいたいものです。

 上の画像は今回のビラで、下の画像は昨年のビラです。昨年のビラの左上には団体のマークがあり「WFWP」の文字も入っていましたが、今回のビラの団体マークには「WFWP」の文字が削除されています。

(11月7日補足)
 今回の弁論大会には岡山県の後援はありませんでした。
 今回の弁論大会は、10月21日午後1時から岡山県生涯学習センター2階の大研修室で開かれ、留学生8人がスピーチ。留学生との交流会もあったようです。