森の空想ブログ

先住神「鬼神」が八百万の神を迎える/椎葉・栂尾神楽の一夜①【神楽を描くアートプロジェクト「神楽を伝える村へ」<9>/2023-2024MIYAZAKI神楽紀行】

【鬼神】

「鬼」に会うことは祖先に会うこと

と土地の人は言う。

「鬼とは制圧された先住民が山に入り、山霊を身に付けた縄文人の末裔」

と、民俗学者は分類する。

「まつろわぬ民の象徴である」

と支配者は見下す。

「道化荒神」という鬼は、祭りの場に乱入し

子どもたちを追いかけたり

若い女性に抱き着いたりして

場を騒乱の渦に巻き込み、

偉い神たちの権威を失墜させるが

最後は子どもたちとも村人とも仲良くなって、

森へと帰って行く

少し怖いけれど

優しくて気のいい神さまである。

*作品は椎葉栂尾神楽の「鬼神」。36㌢×140㌢(水墨・インク・水性絵具・染料などによるドローイング)

「鬼」には多様な性格と相貌がある。

九州脊梁山地の神楽では「式三番」の神事神楽に続き仮面神の先陣を切って降臨する土地神である。

「猿田彦」の信仰と混交している。

八百万の神々を迎える舞という。


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