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森の空想ブログ

再生する森1

〔小さな焼畑1〕
「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」の前の森が切り払われて、明るい光が森に注いでいます。2009年に石井記念友愛社の一角に開館する「茶臼原自然芸術館」の建設資材として、杉材が切り出されたのです。この杉は、今からちょうど百年前、この地に入植し、福祉と芸術の融合する理想郷づくりを目指して「友愛社」を設立した石井十次とその仲間たちが植えたものです。百年の杉は見事な年輪を見せながら、運び出されていきました。杉が切り出されたこの森には、今後、山桜や檪、欅、榛の木、栴檀などが植えられ、自然に生えてくる植生とあわせて、染織の素材や薬草、木の実などが採集できる森へと再生する取り組みが始まります。その第一段階として、小さな「焼畑」をしました。「焼畑」は切り払われた山に火を入れることによって枯れ枝や草などを燃やし、害虫を駆除し、その灰は肥料になり、地力が回復する合理的な農法です。

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