・今季最後の山桜染めワークショップを諸塚村「池の窪グリーンパーク」で開催。
・今年は、春先に寒波が来たので、里の桜が咲き送れ、その後一気に暖かさがやってきたので、山麓から山頂へかけての山桜が一斉に開花した。全山、山桜の花に彩られる風景は何十年に一度の確立でしか出会えない。
・山の一本桜は五分咲き。遠景には霧が湧き上がる諸塚の山と村。
・今季の山桜染めでは、あまり濃い色が出なかった。これも気温や日照時間の影響だろう。ガスコンロを使ったので、火力と煮沸時間の関係もあるかもしれない。薄い桜色でも、それは花びらの色なので参加者は皆満足なのだが、主催者としてはいまひとつ物足りない思い。
・キャンプ場の共同炊事場の端っこに「竈」があったので、利用することにした。
・薪を集め、着火する。たちまち室内に暖かな空気が満ち、桜の枝を入れた容器が激しく沸騰する。濃い染液が得られた。
・やっと思った色に出会えた。焚き火の力だ。真ん中の濃い色が重ね染め(二度染め)。両端は、もう一度染め重ねて濃い色に。
・満開の桜の森を山霧が包む。
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