くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

ウチでももらえるかも!?

2012-05-30 23:54:41 | 政治経済のことも考えよう
年収が1000万円を超えても、
不安定な仕事で妻子を養わなければならないからと、
母親には生活保護を受給させ続けた某お笑い芸人。

母親に2000万円のマンションをプレゼントし、
息子がローンを全額負担するも、
当の母親には生活保護を受給させた某お笑い芸人。

そもそも、分別のある良識人であれば、
30歳を過ぎても売れなければ芸人の道に見切りをつけ、
定職に就いているでしょうから、常識で測れない恥も外聞もない行為は、
「いわずもがな」 とも言えます。

しかし、聞き捨てならないのは、二人とも判で押したような、
「福祉事務所に相談して受給を決めた」 という説明です。

福祉事務所の担当者から言えば、
「給付すべきか否かの判断基準に明確な決まりがない」
と抗弁したいところでしょう。

「給付を拒否してお互いに嫌な思いをするくらいなら、
 法に触れるわけじゃないのだから、給付したほうがラク」
明確な客観的基準がなく、あいまいになっていれば、
安易な方向に流されるのは組織の常、人の情というものです。

今回の騒動の原因の半分は、
給付を決めた福祉事務所にもあるのではないでしょうか。

「明確な判断基準がない」というなら厚生労働省は作るべきだし、
全国の判断基準が不明瞭な事例をまとめて、判例のようにすべきでしょう。
そして何より求められるのは、職員のスキルアップです。


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