くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

テレビがつまらないって?

2011-07-30 23:59:59 | つれづれなるまま
最近、テレビがつまらないという話しをよく見聞きします。
1953年に日本でテレビ放送が始まって58年。
いまはほとんどの人が、物心ついた頃からテレビを見て過ごしてきました。

二十年も三十年も、ましてやそれ以上も長くテレビを見ていれば、
昔に比べておもしろいと感じなくなるも、至極当然というものではないでしょうか。

歳をとれば新しいドラマや映画でも、
昔に観たドラマや映画のストーリーや演出に類似性を感じるし、
ドキュメンタリー番組であっても、
過去に何かの番組で見た風景や、本で読んだりした知識であったりします。

それがいまは、どのチャンネルをひねっても同じ芸人や文化人を使いまわし、
クイズ形式や業界人の内輪話、笑いをとるかお泪頂戴かの紋切り型の番組ばかりですから、
何をかいわんや、ではないでしょうか、

先日の新聞では、インターネットが普及して、
若い世代でもテレビ離れが加速しているという調査結果が掲載されていました。
テレビよりもインターネットのほうがおもしろいのだそうです。

まったくその行動は、正しいと思います。
テレビがつまらなければ、観なければいいだけのことです。
いまや企業広告も、大手プロバイダのポータルサイトトップに掲載するには、
わずか数秒の動画で何百万円もかかるというほど、
インターネット広告への需要も高まってきています。

観なければスポンサーは離れます。
微々たる視聴率しかとれない番組に、何百、何千万円もの広告料を支払うほど、
今の企業は広告宣伝費に余裕があるわけではありません。

そうすればつまらない番組もそれを作る放送局も、自然と淘汰されるはずです。



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