くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

記者会見とクレーム対応

2013-10-25 23:18:33 | つれづれなるまま
有名ホテルレストランで発覚した、
メニュー表示と異なる食材が使われていた問題。

記者会見で社長は、記者から、
「『偽装』か『誤表示』か?」と認識を問われ、
「誤表示です」との認識を示しました。

「あ~あ、言っちゃったよ」という感じです。
どんどん泥沼にはまっていくホテル側。

「お客様に『偽装』だと言われても、
 否定できない状況だったと認識しております」

いずれそんなコメントがホテル側から出され、
「完落ち」する日も近いのではないかと思います。

経営者が知らなかったから“誤”なのではありません。
従業員が事実を認識していれば、それは“偽装”であり隠蔽”なのです。
消費者にとっては経営者も従業員も同じ「会社」でしかありません。

それを自覚していないような説明をするから、
市民の味方を標榜し自認するマスコミは、
ホテル側の説明が責任逃れをしているようで、
「偽装」だと認めさせたくてしょうがないのでしょう。

反社会的勢力への融資問題で会見したメガバンクと同じ轍です。

クレーム対応も謝罪会見も、どちらも基本は同じ。
総務担当者としては先行きが興味深い事件です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿