有名ホテルレストランで発覚した、
メニュー表示と異なる食材が使われていた問題。
記者会見で社長は、記者から、
「『偽装』か『誤表示』か?」と認識を問われ、
「誤表示です」との認識を示しました。
「あ~あ、言っちゃったよ」という感じです。
どんどん泥沼にはまっていくホテル側。
「お客様に『偽装』だと言われても、
否定できない状況だったと認識しております」
いずれそんなコメントがホテル側から出され、
「完落ち」する日も近いのではないかと思います。
経営者が知らなかったから“誤”なのではありません。
従業員が事実を認識していれば、それは“偽装”であり隠蔽”なのです。
消費者にとっては経営者も従業員も同じ「会社」でしかありません。
それを自覚していないような説明をするから、
市民の味方を標榜し自認するマスコミは、
ホテル側の説明が責任逃れをしているようで、
「偽装」だと認めさせたくてしょうがないのでしょう。
反社会的勢力への融資問題で会見したメガバンクと同じ轍です。
クレーム対応も謝罪会見も、どちらも基本は同じ。
総務担当者としては先行きが興味深い事件です。
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