くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

果たしてこれが対抗馬?

2012-07-21 23:59:59 | 政治経済のことも考えよう
「新党大地」代表の鈴木宗男元衆議院議員が、
次期衆院選に「新党大地」から歌手の松山千春が立候補する可能性を示唆しました。
北海道9区から出れば、「民主党」の鳩山由紀夫元代表の対抗馬になるとも。

この報道をみて、なんだか「とほほ」な気分になったのは私だけでしょうか。

松山千春といえば、暴力団との交際を自ら認めており、
昨年は暴力団排除条例の施行に対して、憲法違反だと吠えた人物。

松山千春は、自分が暴力団と付きあっても金づるにされない理由や、
また、暴力団の会合に出席して歌うことが持つ意味について考えるに至らず、
暴力団排除条例の理念も内容もろくに理解もせずに、
「排除する前に、なぜ、みんなと仲良くがんばろうという気持ちにならないのか」
などと、一般社会を知らないとんちんかんな暴力団擁護論をぶちまけました。

もちろん、参政権の行使は民主主義制度の基盤であり、
25歳以上の日本人で、誰でも衆院選に立候補できます。

しかし、鳩山由紀夫元首相の対抗馬が、
暴力団との密接交際者の歌手とは、日本の政治の混迷もここに極まれりです。
鈴木宗男代表の「国民不在の政治姿勢」を露呈しているだけでなく、
逆に鳩山陣営に塩を送るようなものではないでしょうか。

「宇宙人」と「密接交際者」
普通はどちらも選べないでしょう!


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