花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

長野県須坂市・五味池破風高原のエゾリンドウ

2011年09月19日 | 登山

北アルプスを背景に咲くエゾリンドウ・9月18日
長野県須坂市 五味池破風高原自然園にて撮影

いつもの花友達二人と、長野県内で最大規模と言われる
エゾリンドウの群生地、五味池破風高原自然園に行った


最初は、枯れて色が変わったものと思ったが、案内係の人が
エゾリンドウの色違いですと説明してくださった。
言うなれば紅色エゾリンドウとも言える花も咲いていた。


色鮮やかなエゾリンドウが思い切り開いていた。

本当は、11日に行く約束をしていたのだが、我が家の事情で
一週間遅くしなければならなかった。
それで、18日でもリンドウを見られる場所をネットで探し
須坂市の五味池破風高原自然園を見つけた。
運良く18日に観察会が開催されていて、普段は車で入れない
エゾリンドウの群生地の近くまで車で入れると言う日だった。

朝5時、花友の家に集合して、朝焼けの空を見ながら常磐高速谷田部から
高速道を走り、外環を抜けて関越道に入った。
間もなく連休の渋滞に巻き込まれ、どこのサービスエリアも満杯である。

藤岡ジャンクションから上信越道に入り、ようやくSAで給油だけをすませ
朝食の買い物とトイレは、小さなパーキングエリアで行った。

軽井沢の碓氷峠に近づくと、黒雲が広がり、雨がパラパラ降り出した
ダブル台風が来ているのに、長野の須坂は晴れ予報であった。
案の定碓氷峠を越えると、目の前には佐久平の青空が広がり
右手に縞状の黄色の棚田が連なって、思わず写真を撮りたい衝動に
駆られた。

今も噴煙を上げる浅間の山が、悠久の歴史を秘めて横たわっている。
まるで台風が来ていないような不思議なエアーポケットだった。

それにしても須坂は遠い、ようやく須坂の町を過ぎて、五味池破風
高原線に入ると、今度はつづら折れの林道を、延々と10キロ以上も走る。
トイレや管理棟の立つ五味池破風高原の駐車場に着いたのは10時
近かった。

なおも上の臨時駐車場まで車で行けると言うので、登っていくと
ジャリの敷き詰めた林道になり、吾が愛車のタントが悲鳴をあげた
今にも止まりそうなエンジンに、はらはらしながら登っていった
後で気がついたが、エアコンを全開にしていたのが原因だった。

受付のテントを張り、現地の人たちが5~6人待っている場所が
臨時駐車場の入口だった。







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