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歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

山笑う

2008-03-29 22:51:56 | 自然
 久しぶりに谷戸の田んぼを訪れました。
 俳句に「山笑う」という季語がありますが、ほんとにその通りだな、と思える谷戸の春です。


 田んぼではおたまじゃくしが泳ぎ始めました。蛙の鳴き声で賑やかな夏になることを期待したいです。
 最近は蛙も商品になってきたようで、田んぼから蛙の卵を根こそぎ持ち去る業者がいるのだそうです。いやな時代になりました。

茅野駅から見る蓼科山

2008-02-13 11:09:35 | 自然
 出張で長野県の茅野市に来ています。かなり雪が残っています。
 茅野駅は学生時代に何度も山登りで降り立った駅です。今朝は蓼科山の方面に雲が懸かっています。きっと山では雪が降っているのでしょうね。卒業してからは雪山からは完全に足が遠のいていますが、また再び雪を踏みしめ山の頂に立ちたいものです。

餅つきをやりました

2008-02-02 17:20:19 | 自然
 これまで何回か週末の趣味の米作りについて投稿しましたが、本日は収穫したもち米で仲間たちと一緒に餅つきをやりました。
 やはり自分たちで苦労して作ったお米でついた餅は美味でした。燃料は田んぼの周りの山林から拾ってきた薪を使い、一緒に作った味噌汁の具の大根は田んぼの隣の畑でとれたもの。大地の恵みのありがたさを満喫しました。子供には良い体験をさせることができたと思います。
 しかし、薪を使って煮炊きをするには役所への事前届出が必要でした。火事と間違えられて消防署に通報されることもあるのだとか。農業もさることながら、焚き火の経験から子供たちが学ぶことは多いと思うのですが、手続きが面倒なのでこうしたイベントはそう何回もできるものではありません。やむをえないとは思いますが。

※カメラを忘れたので写真はなしですorz

遭難事故

2008-01-13 22:59:12 | 自然
 学生時代に所属していたクラブの先輩が、奥多摩に単独で入山したまま下山予定の10日を過ぎても下山してこない、という連絡が入りました。警察の山岳警備隊が捜索し、ヘリコプターによる上空からの捜索も行ったのですが、依然として行方は不明なままです。
 行方不明の方は70歳近い年齢です。直接お会いしたことはないのですが、現役時代にはいろいろと支援して下さった世代の方なので、他人事ではありません。入山されたエリアは比較的初心者向けのコースなのですが、高齢である上、この週末の冷え込みと積雪を考えると、状況は厳しいと言わざるを得ません。
 休日の気分も吹き飛ぶような出来事です。



今年最後の農作業

2007-12-29 21:57:20 | 自然
 久しぶりに田んぼで作業をしてきました。藁を切り、肥料として田んぼに撒きました。



 これで今年の農作業はおしまいです。お正月に近所の神社へ収穫の一部を奉納して餅つきをします。
 今年の春から始めた米作りはなかなか楽しい経験でした。来年もぜひ続けようと思います。

籾摺り

2007-11-18 23:58:58 | 自然
 久しぶりに子供と一緒に田圃に出向いて籾摺り(脱穀した籾と藁くずを選別する作業)をちょっと手伝いました。しかし、せっかく籾摺りし終わった籾の一部をうっかり地面にぶちまけてしまい、二度手間をかけてしまいました。一体、手伝いにきたんだか、迷惑をかけにきたんだか、といった感じです。
 おやつ時の散歩がてらの参加だったので、あっという間に日が傾き、帰る頃には真っ暗になってしまいました。かなり冷え込みましたが、帰りがけに畑に植わっていた大きなサツマイモをもらって子供と一緒にホクホクしながら帰宅しました。

迷ったらとにかく上を目指そう

2007-10-22 23:08:49 | 自然
 一昨日の夜、クラブの後輩の学生たちが遭難騒ぎを起こしました。
 家でのんびりビールを飲んでいると、「予定では夕方4時半には下山しているはずなのに、8時過ぎになっても下山してこない。携帯に電話しても通じない。何かあったのではないか。」という緊急連絡が在京の学生から入りました。急いで他のOBたちに連絡を取り、私も彼らが登っている山域の地図と資料、そして登山道具を引っ張りだし、万が一に備えました。彼らは普通の登山ではなく、ザイルを使う沢登りをしに行っていたので、どうしても嫌なことを想像してしまいます。
 しかしその後、携帯電話が通じて無事に下山しているとの連絡が入ったので、私の遭難救助出動(向かってもあまり役には立たなかったでしょうけれど)は無事に幻に終わりました。結局彼らはヘッドランプを付けて登山道を下り、夜の12時過ぎに麓に全員無事に下山したのですが、なぜそんなことになったのか、理由を知って山の中での焦りから出る判断ミスが大事に至るということを痛感しました。
 
 沢登りという登山は、普通は沢を登りきって稜線まで上がるものなのですが、彼らが事前に集めた情報では途中で沢を林業の作業道が横切っており、これを歩けば楽に下山できるということでした。予想以上に沢の中で時間をロスしてしまった彼らは是非ともその作業道を選択したかったのですが、あるはずの道がなかなかみつかりません。ようやく見つかった踏み跡を歩いてみると途中で完全に藪の中に埋もれてしまいました。作業道だと思った道は実はただの獣道だったのです。
 元の場所に引き返し、そこから稜線目指して登ればよかったのですが、日も落ちてきたので彼らは焦ったのでしょう。彼らはそのまま藪をかきわけトラバース(山腹を水平に移動していく)をしていけば登山道のある尾根にぶつかるだろう、そこで下山をすればよい、という選択をしてしまったのです。月明かりにも助けられながら山の中を進みますが、彼らの前に深い谷が立ちふさがります。さすがにこの状況の中で谷を突破するのは危険と判断した彼らは、そこから上方の稜線を目指して登り返し、8時半頃にやっと稜線にたどり着きます。
 稜線に立てば目指す下山道は容易に判明し、彼らはその下山道を慎重に下り、12時過ぎに麓に無事下山することができた、というのがことの次第です。

 メールで送られてきた学生の報告を読みながら、彼らの未熟さに歯がゆさを感じたと共に、焦りがとんでもない判断ミスを誘ってしまうという人の弱さというものを感じました。
 私は人に自慢できるような登山経験はありませんが、「迷ったらとにかく稜線まで登れ、安易に下ろうと思うな」という鉄則は守ってきたつもりです。迷ったら上を目指す、安易に下を目指さない。これは登山だけでなく仕事などにも通じる言葉かもしれません。しかし下界では色々と煩悩が働き、あまり実践できたためしがないような(苦笑)

 

収穫の秋

2007-10-06 22:29:13 | 自然
待望の稲刈りをしました。気持ちのよい秋晴れの下、さくさくと鎌で稲を刈る作業はとても楽しい体験でした。
谷戸の地形にあるため水を抜いたつもりでも田んぼは水気をたっぷり含んでいます。このため場所によってはうっかりしていると足が泥にめり込み抜けなくなり、まるで田植えのような条件での作業になりましたが、それもまた面白かったです。









お米はもち米なので、お正月にはみんなで餅つきをします。脱穀、精米の作業もありますし、まだまだ楽しみは続きそうです。