羽生市三田ヶ谷は自然豊かな地域だ。
淡水魚専門の“さいたま水族館”があり、
その南側には食虫植物“ムジナモ”の自生地もある。
さいたま水族館を含む水郷公園には池が広がり、
週末になると多くの人出で賑わう。
水郷公園の東側にあるのは“キヤッセ羽生”。
ここも週末になると親子連れで賑わい、
ちびっ子たちが走り回っている。
5月上旬、息子と娘を水郷公園へ連れていく。
新緑の中を息子は駆けていった。
どこに目が留まるかは、その人の価値観や興味によって異なる。
植物、池の中の魚、蝶々、地面を歩く昆虫、公園のレイアウト、遊具、公園の歴史、
池の水質・深さ、周辺の施設、来訪者の傾向……
父親の釣りに連れられていったら、昆虫の世界に興味を持ったという人がいる。
父親は魚に興味があっても、
息子は川のそばで生息する昆虫に目が留まったというわけだ。
自然系の研究者たちは、何をきっかけにその世界に興味を持ったのだろう。
そんなことを考えるときがある。
考えたところで答えが返ってくるわけではないが、
その「はじまり」に心の琴線が触れる。
息子と娘はまだ幼い。
興味を持つのは、自然か文系か理系かはわからない。
いまのところ、ご執心なのはブランコやすべり台といった遊具。
新緑の中を駆けていく息子から少し視点をずらしてみる。
周囲に生えている草花や飛んでいる虫たちに目を向けたならば、
僕も何かが始まるだろうか。
淡水魚専門の“さいたま水族館”があり、
その南側には食虫植物“ムジナモ”の自生地もある。
さいたま水族館を含む水郷公園には池が広がり、
週末になると多くの人出で賑わう。
水郷公園の東側にあるのは“キヤッセ羽生”。
ここも週末になると親子連れで賑わい、
ちびっ子たちが走り回っている。
5月上旬、息子と娘を水郷公園へ連れていく。
新緑の中を息子は駆けていった。
どこに目が留まるかは、その人の価値観や興味によって異なる。
植物、池の中の魚、蝶々、地面を歩く昆虫、公園のレイアウト、遊具、公園の歴史、
池の水質・深さ、周辺の施設、来訪者の傾向……
父親の釣りに連れられていったら、昆虫の世界に興味を持ったという人がいる。
父親は魚に興味があっても、
息子は川のそばで生息する昆虫に目が留まったというわけだ。
自然系の研究者たちは、何をきっかけにその世界に興味を持ったのだろう。
そんなことを考えるときがある。
考えたところで答えが返ってくるわけではないが、
その「はじまり」に心の琴線が触れる。
息子と娘はまだ幼い。
興味を持つのは、自然か文系か理系かはわからない。
いまのところ、ご執心なのはブランコやすべり台といった遊具。
新緑の中を駆けていく息子から少し視点をずらしてみる。
周囲に生えている草花や飛んでいる虫たちに目を向けたならば、
僕も何かが始まるだろうか。
絵本画家の熊田千佳慕の昆虫の絵には凄さがある。野原で一日中昆虫を観察して昆虫の心がわかったら絵に描くとか。兵隊に行って敵前でも草むらの昆虫を眺めていた非凡の人。
イタリアボローニャ国際絵本原画展で「熊田の虫は生きている」と 日本人初の入選を果たし日本のプチファーブルと言われた。清貧の人で妻が生活を支えていた。
行田の蓮公園は今が見ごろで色々な花が咲いている。その中に今では純粋種が珍しくなった、大賀蓮がある。蓮博士で有名な大賀博士の古代蓮だ。彼は蓮の研究に没頭するあまり家が破産してしまった。私も大賀博士の著書を読んで、蓮公園で拾った蓮の実から芽を出させ何種かの蓮を栽培している。近頃、 奥州平泉の庭園の古代蓮を数粒の種から復活するのに成功した。これも大賀博士の研究成果の賜物です。
研究に没頭した方の評伝などを読むと、圧倒的に感じるのは「熱」です。
牧野富太郎や南方熊楠など、好きこそものの上手なれの最たるものを感じます。
行田の蓮は毎年多くの観光客で賑わっていますね。
近年は田んぼアートも盛んで、秋にテレビドラマ化される「陸王」がモチーフになったのだとか。