クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

12月の羽生にて“レトロゲーム”で遊んだ日の話

2023年01月28日 | はにゅう萌え
血筋なのか、8歳の息子は古いものが好きだ。
「ゲーム」にしても、ゲームウォッチやファミコンが全盛期の時代に興味があるらしく、
ユーチューブという今時の手段を使って、昔のゲーム動画を飽きずに見ている。

そんな息子にとって、正鵠を射るようなイベントが羽生市で開催された。
市内の「MD Library」を会場にして、レトロゲームを無料でできるというイベントだった。
令和4年の12月10日、11日のことで、
アーケードゲームやファミコン、ゲームボーイはもとより、ピンボールやメダルゲームも置かれていた。

子どもより、大人の方が楽しんだかもしれない。
「ストリートファイターⅡ」「テトリス」「メタルスラッグ2」「SDガンダム サイコサラマンダーの脅威」「ファンタジーゾーン」は、
かつて羽生の町場にあった“ジャスコ”や“キンカ堂”のゲームコーナーで目にしたもので、
当時は1ゲームにつき、50円玉を入れたのを覚えている。

今回は見かけなかったが、忘れがたいものに「魔界村」がある。
羽生市須影にかつて「ヤマザキ」という店があって、
地区の運動会にはその店のゲームコーナーは地域の子どもたちでごった返した。
難易度が高すぎることで有名な「魔界村」を、
慣れた手つきで次々に敵を倒していくチビッ子が何人かいた。
幼い男児には憧憬の的そのもので、あの技はユーチューブにアップしてもおかしくないかもしれない。

「MD Library」には1日行けばいいと思っていたが、
息子の強い希望もあって、2人で2日連続して足を運んだ。
小学生のとき、1日中ゲームをしたあとの独特の疲労感を久しぶりに思い出す。
楽しい企画を催してくれた株式会社三月うさぎの森さんに感謝。

余談だが、1日目にゲームをしていると、取材に来ていたNHKさんに声を掛けられた。
コメントを求められ、まあ自分は使われることはないだろうと思って一言述べたのだが、
NHKニュースの首都圏版に二度映り、赤面した。
(直近の自分はあんな感じです。1月を迎え44歳になりました)
お名前を出してよいのかわからないので控えるが、
NHKのS記者さん、ありがとうございました。

高校時代まで夢中で過ごしたゲームの時間が、
まさか息子とのコミュニケーションになるとは思いもしなかった。
人生、何がどこでつながるか、わからない。
予期せぬオプションもあり、楽しい思い出として息子の記憶に残ればいいなと思う。



NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221210/1000087503.html
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2 コメント

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Unknown (treasure)
2023-01-30 20:35:42
この日、何も知らずに華楽へお昼を食べに行ったら、物凄く店内は混雑していました。店内に貼ってあったポスターを見て混雑の原因が分かりました。願わくば、この日の華楽のお客さんが別の日も戻ってきてくれることを願わんばかりです。レバニラ食べれなかったので。。。

NHKの動画見ました。クニさんにお会いしたのは確か、もう10年くらい前かと思います。その時の記憶しかないので、歳を取られたように思います。スト2のRyuがクニさんでしょうか?
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treasureさんへ (クニ)
2023-01-31 18:37:55
あの日、僕らは「伊勢屋」でランチでした。
昼も遅かったのですが、店内は賑やかでしたね。
ゲーム・ラーメン・のちゲーム、という過ごし方は男子ならではだった気がします。

いつの間にか年を重ねました。
先日は人生初の救急車に乗ってしまい、油断できないですね。
実は、自分が操作しているのはKenです。
『中間管理録トネガワ』の”接待”ではありませんが、
いい勝負に持っていって最後に息子に花を持たせる
というやり方は案外難しかったです。
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